AsiaNet 56829
共同JBN 0562 (2014.5.23)
【ノースブルック(米イリノイ州)2014年5月22日PRN=共同JBN】安全科学で世界をリードするUnderwriters Laboratories(UL)は、第三者認定テストラボ(ATL)になるためのWi-Fi Alliance(登録商標)プロセスを完了し、世界中のWi-Fi Allianceメンバーのために認定テストサービスを実施することが認められた。
ULは直ちにWi-Fi CERTIFIED(商標)ac、Wi-Fi CERTIFIED(商標)n、Wi-Fi CERTIFIED(商標)WPA2(商標)Protected Management Framesの基準検査を実施できる。Wi-Fi CERTIFIEDプログラムは、Wi-Fi(登録商標)デバイス間で検証・認定された相互接続性を保証する。この認定によって、ユーザーはWi-Fi CERTIFIEDロゴが添付されたWi-Fi製品が厳格な相互運用性認定要件を満たしていることを確信できる。ULは現在、Wi-Fi Alliance Test Suite全体のWi-Fi認定を2014年末までに完了することに取り組んでいる。
Wi-Fi Alliance ATLになることによって、ULの顧客は性能、適合性、相互運用性の検査を複数のラボに依頼する必要がなくなった。さらに今回の認定によって、2013年初めにWi-Fi Allianceと統合したWiGig Allianceの60GHzテスト分野で定評あるULリーダーシップは当然ながら拡大する。ULは5年以上にわたりWiGig(60GHz)の開発・認定に関して装置メーカーと緊密に協力し、全米家電協会(CEA)がスポンサーとなったPlugfestイベントに関連するいくつかのイベントを開催した。
ULの消費者技術部門(Consumer Technology Division)の北米地域ゼネラルマネジャー(North American Regional General Manager)であるマイク・クオ氏は「今回のWi-Fi Alliance認定の達成は、唯一のテストソリューションを無線業界に提供するという当社戦略にかかわるため、必須要件である。ULはすでにOTA、Bluetooth、無線充電、SAR、RF の性能・適合性テストのリーダーとして評価されている」と語った。
ULは今回の認定に加え、2009年からWirelessHDの認定テストラボであり、2011年からはWiGig Allianceの準メンバーでもある。ULの経営陣はWi-Fi Allianceのヘルスケア・マーケティング・タスクグループ(Health Care Marketing Task Group)とCSEP(SEP2相互運用性コンソーシアム)の技術・マーケティング・グループス(Technical and Marketing Groups)に参加している。
通信業界向けのULテストおよび認定能力に関する詳細は以下のウェブサイトを参照。
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▽ULについて
ULは120年にわたり進歩をけん引してきた世界トップクラスの第三者安全科学機関である。ULが擁する1万人以上の専門家は、すべての人々のために安全な労働、生活環境を向上させるというULの使命に沿って行動している。ULは絶え間なく進化する安全要件を常に向上させ、それを満たす研究と標準規格を適用する。われわれは企業、メーカー、事業者団体、世界の規制当局と提携し、より複雑な世界中のサプライチェーンにソリューションを提供する。われわれの認証、テスト、インスペクション、アドバイス、教育サービスに関する詳細はウェブサイト (リンク ») を参照。
▽問い合わせ先
Richard Hammer
Marketing, Consumer Technology Division
UL LLC
+1-510-771-1125
ソース:UL LLC
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