富山県
大奥も求めた癒しと救い~地獄・極楽と布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)~
古くから信仰の対象とされた立山。江戸時代、「立山信仰」は全国各地へ伝えられ、江戸でも町人、さらに幕臣や大奥にも及んでいました。当時、立山は女人禁制であったため、登拝拠点の芦峅寺(あしくらじ)において、極楽往生を願う女性救済の儀式「布橋灌頂会」が行われていました。明治以降の廃仏毀釈により儀式は廃れてしまいましたが、平成8年の国民文化祭で136年ぶりに再現され、数年に一度開催されてきています。
今年秋、富山県の立山において平成23年以来3年ぶりに「布橋灌頂会」の再現イベントが開催されることを記念して、富山県では東京の江戸東京博物館において、「江戸と立山の癒しと救い」をテーマに講演会を開催します。
講演会では、江戸に暮らした人々が求めた「癒しと救い」と、「女人救済」儀式として発展した布橋灌頂会が果たした役割について、二人の講師が映像を交えて紹介します。
◇平成26年度 布橋灌頂会開催記念講演会 「江戸と立山の癒しと救い~地獄・極楽と布橋灌頂会」
【日 時】平成26年7月12日(土)午後2時~4時30分
【内 容】講演I『立山信仰と布橋灌頂会』米原 寛氏(富山県[立山博物館]前館長)
講演II『江戸の女性の信仰と救済』畑 尚子氏(江戸東京博物館学芸員)
【場 所】江戸東京博物館ホール(東京都墨田区横網1-4-1)
【定 員】400名(無料)
【締 切】6月30日(月)(必着)
【申込方法】はがき、FAX、Eメールのいずれか
【問合せ・申込先】
〒930‐1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺93-1
富山県[立山博物館]学芸課 FAX076-481-1144
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★「布橋灌頂会」に参加する女性を募集します!(募集開始は6月2日)
江戸時代、女性救済の儀式として行われていた「布橋灌頂会」。今年の9月21日に行われる再現イベントに参加する白装束の女人衆を募集します!現代によみがえる立山信仰の世界を体験してみませんか?
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< 富山の今を伝える情報サイト Toyama Just now >
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