STAP細胞の論文作成問題に関連して「コピペ」という言葉が一躍脚光を浴びている。
無条件・無制限な「コピペ」は奨励されるものではないものの、一般的な学問の世界では、過去の研究等の一部について出典を明らかにして、自分の主張と同じところや違いを明確化するために行うという意味では全否定されるものではないし、そもそも自分で行うことだ。
しかし、最近では、論文すべてを他人が書いてくれるという論文作成サービスが登場してきており、大学生や大学院生に利用されているという。
いくつかの業者のサイトを見ると、理系・文系問わず、1文字10円で、2万字程度の卒論ならば2週間で納品…とされ、その上で、「当社のスタッフは博士後期課程修了者をはじめとする優秀な代筆スタッフがいます」とまで書かれている。
このようなサイトは検索するだけで、相当数存在し、それ相応の人数の利用者がいるということもうかがえる。また、このような状況は欧米でもよくある話のようで、「essay mills」(論文製造所?)というサービスがあり、「研究不正」の一つとして大きな問題となっている。
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●教育×Chuo Online
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◆杉浦宣彦 (経営法務分野)/教授 博士(法学)(中央大学)
◆講師紹介
コンプライアンス・内部統制が重視されている現在の企業経営のなかで、法務の役割は、経営そのものと密着しており、かつてない重要な位置を企業のなかで占めるようになっています。企業法務の意義やその果たす機能、組織内での位置づけといった企業法務の総論的な話から、金融法務やIT法務といった各論の話まで、企業法務の世界にとって、アップデートな法律問題を取り上げながら、皆さんが日々抱えている、ビジネス紛争についての予防法務の方法と処理法務における課題について検討し、よりよいコンプライアンス・内部統制のための態勢作りへのヒントをつかんでもらうことを目指しています。
●担当科目:経営法務概論/金融法務/特別講義(金融行政とその課題)/プロジェクト研究I/プロジェクト研究II/研究論文/課題論文
●専門分野:企業法務、金融法、IT関連法
●主な著書・論文:
「企業法務戦略」 (共著) 中央経済社 2007
「信託ビジネスのニュートレンド 改正信託法対応版」 (共著) 経済産業調査会 2008
「決済サービスのイノベーション」 ダイヤモンド社 2010
「電子決済ビジネス」(共著)2010 日経BP社
■中央大学ビジネススクール
企業と社会が求める「戦略思考」と「戦略実践」のできる人材、すなわち「戦略経営リーダー」の育成を目的として、MBA、DBAプログラムを提供しています。
●MBA:戦略経営研究科戦略経営専攻(専門職学位課程)
総合的な戦略思考で日本企業の戦略を世界に発信しようとする有識者(2年以上の就業経験者)を対象として創設。「戦略」をはじめ、「マーケティング」「人的資源管理」「ファイナンス」「経営法務」の5分野を総合的、有機的に学修できる特徴を持ちます。
戦略的な思考能力と戦略経営マインドを育成することで、各機能領域のおける戦略を全体の戦略として統合的に考えることのできる戦略経営リーダーを養成します。
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●DBA:戦略経営研究科ビジネス科学専攻(博士後期課程)
ビジネス科学専攻は有職社会人を主な教育対象とします。激しい変動を繰り返す日常業務を通して各自を悩ませているテーマを解決するためには、「総合化のためのフレームワーク」を゛受け身゛で学習するだけでは不十分であり、「自ら、より優れたフレームワークを創出する」ことが必要となります。
このためには、博士後期課程という、より高度な枠組みにおいて、蓄積された知識から創造的な解決方法を探るための理論を展開し、実務に応用できる新たな知識の創造を目指します。
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★中央大学ビジネススクールの特長
実践と理論を高いレベルで展開していく事を念頭に、2年間を通して学ぶMBA講座だけでなく、科目等履修生、また企業研修やコンサルティングを行っています。
関心のある方は、入試説明会や戦略経営アカデミーで実施しているMBAエッセンス講座、eラーニング講座(無料)を体験して下さい。
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中央大学大学院 戦略経営研究科(中央大学ビジネススクール)
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