AsiaNet 56993
共同JBN 0644 (2014.6.11)
【ベルファスト(英国・北アイルランド)2014年6月10日PRN=共同JBN】アルスターラグビー(Ulster Rugby)は、世界をリードする持続性のある建築資材供給業者であるキングスパングループとの間で本拠地スタジアムの命名権移譲で合意、今後10年間スタジアムは「キングスパンスタジアム(Kingspan Stadium)」と呼ばれる。
合意は地元州内のすべてのレベルでラグビーに対する顕著な投資となることを意味している。
キャバン州キングスコートにグローバル本拠を置くキングスパンは1999年からアルスターラグビーのスポンサーの1つだった。
歴史的な取引が成立したことについてアルスターラグビーの最高責任者、シェーン・ローガン氏は次のように語った。「アルスターで最も成功した国際企業の1つであるキングスパン社との提携関係を拡大できたこと、それにスタジアムの命名権を初めて確保できたことについてうれしく思っている」
「今回の合意は歴史的な意味があり、アルスターのラグビー関係者すべてに大きな利益をもたらすものだ。長期間におよぶ責任あるプロビンスレベルへの支援を惜しまなかったキングスパンに謝意を表したい。また学校レベルから欧州のクラブ選手権決勝戦のナイターまで、あらゆるレベルでより多くの機会にラグビーの試合が将来キングスパンスタジアムで開催されることを期待している」
Kingspan Environmentalのパット・フリーマン・マネジングディレクターは「アルスターラグビーもキングスパンもそれぞれの分野でグローバルに認定された成功したブランドである。われわれは過去15年間アルスターラグビーのパートナーであり、地元でのラグビーの成長を目撃してきた。競技場も高性能技術を導入して再開発に務めてきた。これまでのアルスターラグビーとの強い関係を、本拠地スタジアムにキングスパンスタジアムというわれわれの名前をつけることによって、よりいっそう強力にすることを誇りに思っている」と述べた。
アイルランド・ラグビー・サッカー協会(IRFU)アルスター支部のジョン・ロビンソン会長は今回の合意を暖かく歓迎し、「アルスターの大手企業と結んだ今回の長期契約は地域のラグビーに対する大きな投資であり、関わった人々すべてが誇りにすることができるものだ。アルスターでこれほどラグビーが栄えたことはなかったし、このようなパートナーシップが学校やクラブのレベルでラグビーゲームを成長させたことはなかった。欧州選手権やPRO12での競争力の維持、強化にもつながる」と語った。
(編集者注)
▽キングスパンスタジアム(Kingspan Stadium)について
キングスパンスタジアム(Kingspan Stadium)はアイルランド・ラグビー・サッカー協会(IRFU)が所有。ベルファストの南東部にありアルスターのラグビーチームのホームスタジアムである。
2012年、アルスターラグビーはNorthern Ireland Executiveから1650万英ポンドの資金提供を受けグラウンドの再開発を実施。3つのスタンドを新設して観客収容人数を1万1400人から1万8000人に増やした。
スタジアムは、アルスターラグビー・チームのプロ用トレーニングベース、7000平方フィートのジム、ミーティングルーム、医学設備を備えている。
キングスパンスタジアムは1シーズンで最低15試合のアルスターラグビーの本拠地ゲームを主催する。学校・クラブのラグビー活動もU10ミニラグビーからシニアカップ決勝戦まで最高30回実施される。
▽キングスパン(Kingspan)について
キングスパン(Kingspan)はグローバル本拠地がキャバン州キングスコートに置く。同社は高効率、低価格、低炭素の建築ソリューションを全世界の幅広いマーケットセクターに供給。主要市場の欧州、北南米、中東およびオーストラリア・太平洋地域でプレゼンスを拡大している。
キングスパンは40年以上かけて、世界で最も進んだ高性能断熱材を開発し、世界中のあらゆる気候帯で優れた熱効率を提供、建築外面の水準を引き上げた。
ダブリン証券取引所とロンドン証券取引所に上場しているキングスパンはエネルギー効率に優れた建築および技術のオーソリティーである。
ソース:Ulster Rugby
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。