AsiaNet 57092
共同JBN・0676 (2014.6.18)
【アルクマール(オランダ)2014年6月18日PRN=共同JBN】ボンディングされたIPネットワークのビデオ転送の大手欧州企業Mobile Viewpointは18日、同社のエンコーダー・ファミリーに新しいソリューションを追加すると発表した。最新のソリューションは、ラップトップおよびデスクトップコンピューター向けのソフトウエアだけでできたソリューションである。このようにして、Mobile Viewpointのボンディング技術はあらゆるコンピューターで利用することが可能である。コンピューターで利用可能なすべてのネットワークはボンディング利用が可能で、ライブビデオの取得は、BlackMagic Design Thunderboltキャプチャーデバイスによって実行される。主な利用ケースの1つとして、遠隔地でのBGANおよびKAサットのポータブル衛星ターミナルの使用がある。
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Mobile Viewpointの最高経営責任者(CEO)で研究リーダーのミシェル・ベ氏は以下のように語った。「当社の顧客の多くは、ポータブルだが帯域幅が狭いBGANおよびKAサットの衛星端末を使用して、遠隔地からインターネットに接続して生中継を行なう。当社が特許を保有するエンコーディングおよびボンディング技術を使えば、顧客は記事の編集、取材、作成のために使用するのと同じラップトップ上で現地のWiFiおよび3G/4G接続と一緒にBGANインターネット接続を使えば、こうした接続を向上させることができる。この技術を使えば、このような厳しい環境でも、市販のハードウエアを使用してもビデオ品質や生産性は向上する」
Mobile Viewpointの他のすべてのポータブルおよび固定エンコーダーと同様に、ライブビデオおよびファイル転送のための技術の創造的な使用に関するこの新しい方式は、Mobile Viewpointファミーリーに全面的に組み込まれている。ビデオ転送はWMT VideoManagerでモニターされ、完全な柔軟性とビデオエクスチェンジ・オプションを獲得する1つないしは複数のHD SDIプレイアウト・デバイスにルーティングできる。Mac OS X 10.9以降向けの新しいソリューションは8月に入手可能となり、Windowsバージョンは今年中に入手できる。
▽Mobile Viewpointについて
Mobile Viewpointは、セキュリティーおよび放送業界向けのソリューションの開発および実装に注力する世界的な企業である。Mobile Viewpointは同社のH.264、H.265(現行)、およびVP-9コーデック実装に基づき、HDビデオをボンディングされたIP接続で転送を実現できる同社が特許権を有する技術と組み合わせ、最も汎用性がある製品ポートフォリオを開発してきた。製品は、スマートフォン・アプリ(iPhoneとAndroid)、バックパック・エンコーダー、ラックマウント・ソリューションにまでに及び、すべての製品は統合されたWMT Video ManagerとContent Exchangeプラットフォーム上で一緒に可動する。
同社はBBC、Al-Arabiya、Sky Sports、NBC Sportsなどの大手放送事業者をはじめ、120以上の顧客を世界中に擁している。
ソース:Mobile Viewpoint
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