FEKOの一般的な用途には、アンテナの設定と配置、電磁適合性の解析、生体電磁気学、RF機器、3次元高周波回路、レードームの設計と解析、レーダー反射断面積(RCS)解析などがあります。また、Altair HyperWorksには、OptiStruct®、RADIOSS®、MotionSolve®、AcuSolve®など、業界最高水準のソルバーが数多く含まれています。今回FEKOが加わったことで、とりわけ、電磁波-熱または電磁波-機械の結合に関する問題に対処できるようになります。
Altair Engineering, Inc.のChairman兼Chief Executive Officerを務めるJames R. Scapaは次のように述べています。「エレクトロニクス技術や通信技術の発展により、いまだかつてない規模で製品開発の複雑さが増していることから、計算電磁界シミュレーションは顧客にとって非常に重要となっています。EMSS社の専門的な知識ベースと最先端のテクノロジーをAltairファミリーに迎えることができ、非常に嬉しく思っています。FEKOとそれを補完するマルチフィジックスシミュレーションや設計最適化のテクノロジーが、今後目覚ましく発展していくことを期待しています」。
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用語解説
Altairについて
Altairは、ビジネス情報および技術情報の解析、管理、可視化を最適化するテクノロジーにより、企業の革新と意思決定をサポートしています。Altairは2,000人以上の従業員を擁する株式非公開企業で、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋地域にオフィスを構えています。エンジニアリング、コンピューティング、企業分析、革新的な製品設計、開発を支援する先進のソフトウェアおよびコンサルティングサービスにおいて28年以上の実績を持つAltairでは、さまざまな業種の顧客に一貫して高い競争力を提供しています。詳細については、www.altairjp.co.jpをご覧ください。
EMSS社について
EMSS社は、高周波電磁場解析とアンテナ設計に関するコンサルティングを専門とする企業として1994年に設立されました。EMSSは、コンサルティングサービスを通して、大規模な電気系プラットフォーム上でのアンテナのシミュレーションにおいて、航空宇宙、海軍および自動車業界における国内および海外のニーズを特定してきました。コマーシャルコードFEKO(www.feko.info)で、この市場の要求を満たすハイブリッドモーメント法などの複数の特殊機能を有しています。FEKOの応用分野は、アンテナ設計およびアンテナの配置を超えて、電磁適合性(遮へい、カップリング、ケーブルハーネス解析)、マイクロストリップ回路およびコンポーネント、レーダー散乱解析、および生体電磁気学などの分野にまで広がっています。
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