AsiaNet 57211
共同JBN 0727 (2014.6.30)
【東京、サンノゼ(米カリフォルニア州)2014年6月30日PRN=共同JBN】
Wi-SUN Allianceは30日、一般財団法人テレコムエンジニアリングセンター(TELEC、日本・東京)を公式認証テストラボとして指名したと発表した。TELECはWi-SUN PHYとWi-SUN Profile for ECHONET Lite標準に関するテストと認証サービスを提供する。テュフ・ラインランド(TUV Rheinland)に並びTELECが加わったことにより、Wi-SUN Allianceの公式認証テストラボは2カ所になった。
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Wi-SUN Allianceには、5大陸でスマートユーティリティーネットワーク(SUN)のインフラ構築を支援する国際企業が含まれている。オーストラリア、欧州、南北アメリカ、アジア地域におけるスマートグリッド市場の成長によって、Wi-SUN標準の検証・認証への需要が促進されている。
Wi-SUN技術は、世界のスマートユーティリティーネットワークに不可欠な要素である。スマートグリッドは、世界の電力インフラを劇的に変容させることを約束している。スマートグリッドの展開は公共電力業界で速いペースで起きている。世界では3億を超えるスマートメーターが展開されており、そのうち5000万以上が北米である。
Wi-SUN Allianceのフィル・ビーチャー会長は「公共部門は、スマートメーターのようなスマートグリッド技術の採用をすれば、コスト削減とエネルギー効率の向上につながることをエンドユーザーと規制当局に実証している。Wi-SUN技術は、スマートユーティリティーネットワークのさまざまなアプリケーション分野で広範に採用できる。自動検針インフラ、供給自動化、スマートシティー、家庭エネルギー管理などを含むスマートユーティリティーネットワーク展開が増えており、このため使用する機器の当該標準適応と相互運用証明の両方が不可欠になっている」と語った。
TELEC(www.telec.or.jp)は現在さまざまな認証、較正サービスの提供と共に、研究開発と国際的活動への支援を提供している。同社はWi-SUN関連テストと認証サービスを提供するのにぴったりである。
TELECが2番目の公式テストラボとして加わったことはWi-SUN Allianceの急速な成長と発展を表しており、会員各社にとって認証を受ける場が増えたことになる。
▽Wi-SUN Allianceについて
Wi-SUN Allianceは全機器、全市場セクターにおけるWi-SUN技術の普及に献身する大手企業によるグローバルな非営利業界組織である。Wi-SUN Allianceは技術開発、市場形成、規制プログラムによって、Wi-SUNを世界で広く採用できるようにする。
Wi-SUN CERTIFIED(商標)プログラムは2014年1月発足した。同プログラムは相互運用性と品質に関して広く認識される指定を提供し、Wi-SUNが製品に最高のユーザー体験を提供できるよう支援する。Wi-SUN Alliance製品証明プログラムは、Wi-SUN製品とサービスの既存および新規市場における広範な採用を奨励する。
Wi-SUN AllianceとWi-SUN Alliance logoはWi-SUN Allianceの商標。
▽問い合わせ先
Bhupender Virk
Wi-SUN Alliance
media@wi-sun.org
ソース:Wi-SUN Alliance
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