AsiaNet 57459
共同 JBN 0836 (2014.7.29)
【ミュンヘン(ドイツ)2014年7月28日PRN=共同JBN】
*第一審裁判所はAPEX社に対して終局的差し止め命令、損害賠償、経費・費用支払いを命令
睡眠時呼吸障害およびその他慢性呼吸COPD(慢性閉塞(へいそく)性肺疾患)などの慢性呼吸症治療製品を開発しているイノベーター、パイオニア企業であるオーストラリアのResMed (NYSE: RMD)はこのほど、台湾の医療機器メーカー APEX Medical Corp.(以下APEX)に対して、ドイツでAPEX WiZARD 210および220マスクに用いる特許侵害ヘッドギアの販売を禁じるとの終局的な販売差し止め命令を勝ち取った。この判決はミュンヘン地方裁判所から出されたもので、ドイツ全土を対象に適用され、上訴可能である。
今回の終局的差し止め命令は、2013年11月12日に同地裁から出された仮差し止め命令に次ぐものである。同地裁は差し止め中止を求め、ResMed特許の有効性に挑戦したAPEXの訴えを退けた。判決はまた、APEXが特許侵害した製品在庫を没収し、特許侵害した製品の販売報告書の提出、ResMedへの損害賠償をAPEXに求めている。
ResMedはまた、同地裁に別の特許侵害の訴えを起こし、ResMedのその他の特許侵害を阻止する終局的差し止めを求めている。これら訴えの審理は今年秋に始まる。追加的な侵害対象製品は以下の通りである。
APEX iCHおよびXT Fit CPAP(持続陽圧呼吸療法)機器
APEX WiZARD 210およびWiZARD 220マスク
ResMedのデービッド・ペンダービス最高総務責任者(CAO)兼グローバル法律顧問は「ResMedは研究・開発への投資の上に築き上げた世界的ビジネスを持った結果、性能、品質、癒やしで勝る製品を世界的に販売している。われわれは知的財産権に対する投資を保護し、侵害が存在する所すべての国で侵害を阻止するためのあらゆる法的救済策を進めていく」と語った。
▽ResMedについて
ResMedは睡眠時呼吸障害、COPD(慢性閉塞(へいそく)性肺疾患)などの慢性疾患を治療、診断、管理する医療装置を開発、製造、販売することによって生活を変える。同社はこれらの病気に苦しむ人々の健康、生活の質を改善するため、革新的な製品、ソリューションを開発し、治療を受けない睡眠時呼吸障害が健康に及ぼす深刻な影響についての認識を高めるために努力している。ResMedについての詳しい情報はwww.resmed.comを参照。
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ソース:ResMed Inc.
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