CSR、IoT製品の開発を促進するCSRmesh開発キットの提供を開始

シーエスアール株式会社

From: Digital PR Platform

2014-07-31 16:03


Bluetoothの世界を拡げつづけるCSR plc(本社:英国 ケンブリッジ ロンドン証券取引所 略号:CSR、NASDAQ 略号:CSRE、以下「CSR」)は本日、CSRmesh開発キットの提供を開始したと発表しました。この開発キットは、機器開発者が、最近発表されたCSRmesh Bluetooth Smartプロトコルを簡便かつ実践的に活用できるよう支援するものです。2014年7月より、指定のCSR販売代理店を通じて販売されるこのキットには、開発ボードとUSBプログラマが同梱されるほか、各種サンプルアプリケーションを含む開発プラットフォーム(SDK)を利用でき、低消費電力のInternet of Things(以下「IoT」)対応製品を短期間で開発できるようになります。SDKには、当初ネットワーク接続型の照明アプリケーションをサポートするソフトウェアが含まれ、年内にはホームオートメーションなど他のCSRmeshベースのIoTアプリケーションが順次加えられる予定です。

今年初めに発表されたCSRmeshプロトコルは、革新的技術により、ほぼ無数のBluetooth Smart対応機器をネットワーク経由で簡単に相互接続し、それらすべてを一台のスマートフォンあるいはタブレット、PCなどから直接制御できるようにした業界初のソリューションです。このソリューションの設定および制御プロトコルは、CSR101xファミリなど市場で高い評価を得ているCSRの各種Bluetooth Smart対応デバイスで実装可能です。CSRmeshは、Samsung社のスマート照明ソリューションを始めとして、すでに複数の大手照明メーカーに採用されています。

CSRのIoT担当マーケティングマネージャー、リック・ウォーカー(Rick Walker)は次のように述べています。「IoTが概念段階から実用段階へと移行しているなかで、Bluetooth Smartを採用する製品が急増しています。当社がこのCSRmesh開発キットを世に送り出すのは、多くの機器開発者が、IoTのもたらす大きな機会を活かして革新的製品を開発するために必要としているツールを提供するためです。これにより機器開発メーカーが、できるだけ容易に、しかも短期間のうちに、ネットワーク接続機器を市場に投入できるよう支援したいと考えています」

CSRmeshプロトコルはBluetooth Smartを使い、ネットワーク内にある他のBluetooth Smart対応機器にメッセージを送り、これを順次リレーしていきます。メッセージは、個々の機器ごと、あるいはグループ化した各機器のいずれに対しても送信可能です。また、各機器を複数のグループに帰属させることもできます。機器制御は、Bluetooth Smart規格に対応した最近の各種スマートフォンによって行えるほか、Bluetooth Smart対応の照明スイッチや制御パネルをはじめとした、リモコン機器等を経由しても行えます。

CSRのビジネスグループ担当シニアバイスプレジデント、アンソニー・マレー(Anthony Murray)は次のように述べています。「当社は、15年ほど前にシングルチップBluetoothソリューションを初めて世に送り出したときから今年のCSRmeshの発表に至るまで、一貫してBluetoothのイノベーションを推進することで市場を牽引しつづけてきました。こうした技術を容易に活用しやすい開発キットに凝縮して提供することで、機器開発者がこれらの技術を応用した次世代の素晴らしいIoT機器を創造しやすくすることは、当社にとってきわめて重要な方針のひとつです」

CSRmesh開発キットの特長:
• CSRmesh Bluetooth Smart開発ボード×3
• USBプログラマ×1
• バッテリおよびセットアップガイド

CSRmesh開発ボードを追加購入して、メッシュの開発とテストを拡張することもできます。指定のCSR販売代理店を通じて提供されるCSRmesh開発キットの価格は、開発キット一式が299ドルから、追加の開発ボードが1枚49ドルからとなります。CSRのBluetooth Smart開発ツール/キット、およびテクニカルサポートについて詳しくは、forum.csr.comおよびWiKi.csr.comをご覧ください。

関連リソース:
• 製品画像はこちらをご参照下さい
(リンク »)
(リンク »)
(リンク »)

• CSRmesh開発キットの概要(英語)
• CSRmeshのデモンストレーション動画(英語)
• ブログ(和訳):遂にIoTアプリケーションにBluetooth Smartを活用できる時代が到来

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* 本プレスリリースは2014年7月29日(現地時間)に、米国および英国で発表されたプレスリリースを翻訳したものです。
原文は (リンク »)  をご参照下さい。

CSRについて:
CSRは、お客様が世界中のエレクトロニクス市場で成功をおさめるための様々な課題を解決し、革新の核となる技術を提供します。CSRの技術者たちが精力的に開発しているのは、ボイス&ミュージック、ドキュメント・イメージング、車載インフォテインメント、Bluetooth Smart、屋内測位システムを中心とした高機能な半導体、ソフトウェア、サービスです。CSRは、世界各地の先進のお客様と連携し、お客様の優れた発想を、市場をリードする製品へと結実させるため、高機能かつ他製品との差別化を図ることのできるテクノロジー・プラットフォームを提供しています。詳細については、 (リンク ») をご覧ください。また、CSRの最新の情報は、テクニカル・ブログ、担当者ブログ、YouTube、Facebook、Twitterでも発信しています。CSRの無線オーディオ・コーデックであるaptXの詳細については、 (リンク ») をご覧ください。

将来予想に関する記述 
本プレスリリースには、CSR のBluetooth Smartプラットフォーム 及びそれが各種家電製品または機器に搭載された場合に発揮される性能、(CSRmesh プロトコルを利用するBluetooth Smart 製品の性能を含む)ならびにその他の将来発生しうる事象、またはそれらがCSRに及ぼす潜在的影響について、過去の事実以外の情報であって、かつ米国の1995年民事証券訴訟改革法(United States Private Securities Litigation Reform Act of 1995)において「将来予想に関する記述(forward looking statements)」との解釈が成り立ちうる声明(将来の事業または業績に関する経営陣の計画及び目標に関する所信表明、またはそれらに関する仮定を含む)を含んでいます。これらの予想に関する記述は、上記につき各々「予定である」、「提供できる」、「提供する」、「可能にする」、「強化する」、「実現する」、「設計されている」、あるいはそれらに類似した表現で特定できます。CSR のBluetooth Smartプラットフォームまたはそれらの技術を搭載した家電製品、周辺機器、またはこのような製品が有する性能、機能、または特徴の変更・向上等に際して将来発せられる一連の発表は、そのいずれもがCSRおよびその顧客の継続的評価の対象に服すものであり、実現されるか否かは不確実であり、かつCSRまたはその顧客の確約と見なすことはできず、証券購入の判断に利用するべきではありません。かかる予想に関する記述は、CSRの経営陣の現時点での予想と見解を示すもので、CSRの事業戦略とCSRが事業を行う環境に関与する多数の仮定の上に成り立っているため、未知または既知のリスク、偶発性、不確実性、およびその他要因が複雑に関連し、その多くはCSRによる管理の及ぶ範囲を超える事項に属します。これらの要因の一部は、SECのWebサイト( (リンク ») )で公開されているCSRの定期レポート(「Risk Factors(リスク要因)」または「Forward Looking Statements(将来予想に関する記述)」という見出しの下、またはその他の箇所)で詳述されていますが、それらに限定されません。予想に関する各記述は、その日付の時点での記述です。法に定めのある場合を除き、CSRは、ここに記載されている予想に関する記述について更新または改訂があった場合でも、公式にリリースする責任を負いません。

*BluetoothおよびBluetoothロゴは、Bluetooth SIGが所有する商標であり、CSRにライセンスされています。
Wi-Fi, Wi-Fi Alliance, WMM, Wi-Fi Protected Access, WPA, WPA2, Wi-Fi Protected Setup 及び Wi-Fi Multimedia はWi-Fi Allianceの登録商標です。
*本文書に記載されているその他の製品、サービス、名称は、該当するそれぞれの所有者の商標である場合があります。

<お客様、ユーザー様お問い合わせ先>
シーエスアール株式会社
深田 学
電話:03-6403-7100 Email: prjp@csr.com

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