1887年に創立された工学院大学では、時代によって変化する「求められる技術者像」に対し、カリキュラムや施策を柔軟に変化させ、社会のニーズに応える技術者教育を進めており、私立大学として初の技術者教育プログラム(JABEEプログラム)認定を取得しています。以前から、研究用にMATLAB/Simulinkを利用されていたのを機に、工学教育における有効性を検討いただいておりました。同大学では学生がMATLAB/Simulinkを学習することで、実践的な工学教育の更なる発展と、産業界の第一線で活躍するエンジニアの輩出を図っていきます。
工学院大学 情報科学研究教育センター所長の田中 輝雄 氏は次のように述べています。
「工学院大学では、工学系分野において、スキルと学問の両方を備えたエンジニアリングセンスを身に着けた学生の養成に力を入れており、自動車・電機・通信・医療等の研究開発がC言語からMATLAB/Simulinkに置き換わりつつある現状を踏まえ、TAHライセンス契約を行いました。全学的なMathWorks製品の利用環境整備により、企業が求める即戦力の学生の養成と本学の教育研究機能の向上を図ります。」
MathWorks Japanの社長の梨沢利隆は、次のように述べています。
「キャンパス内のみならず、教職員、そして学生の個人用PCでも利用可能なMathWorks製品の導入を通じて、工学院大学が注力する工学教育と学生の学習環境整備にMathWorks は協力していきます。産業界に幅広く支持されているMathWorks 製品の活用により、学生が産業界で活躍できる研究者・エンジニアとなるためのキャリア形成に有益となることを期待しています。」
MATLAB/Simulink プロダクト ファミリは、世界各国の教育機関において基本的な数値計算ツールとして利用されています。5,000 校以上の大学で導入されて、工学と科学の分野の効率的な学習、指導、研究の実施に役立てられています。また、MathWorks 製品が研究開発の標準ツールとして幅広く利用されている業界を目指す学生には、ツールに慣れ親しむ機会が提供されています。またMathWorksは、学生に複雑なエンジニアリング課題を克服するような実践的な経験を提供する学生競技会をサポートしています。詳細については、mathworks.co.jp/academia/ をご覧ください。
MathWorks について
MathWorks(マスワークス)は、数学的計算で業界をリードする世界的なソフトウェア 開発会社です。MATLAB は、Language of Technical Computing(技術計算のための言語) として、アルゴリズム開発、データ解析、視覚化、数値計算のためのプログラミング環境を提供します。Simulink は、マルチドメイン シミュレーションやダイナミック システム、および組込みシステムのモデルベース デザインのためのグラフィカル環境です。世界中のエンジニアや科学者が、自動車、航空宇宙、エレクトロニクス、金融機関、生命工学、製薬などの産業分野において、発見、革新、開発を加速させるためのツールとしてこれらのプロダクト ファミリを活用しています。また、MathWorksの製品は、教育および研究に欠かせないツールとして、世界各国の大学や教育機関において活用されています。MathWorksは 1984 年に創業、現在は、マサチューセッツ州ネイティックを本拠地とし、世界の15カ国以上で 3000 名以上の従業員が活躍しています。詳細については mathworks.co.jp をご覧ください。
MATLABとSimulinkは、MathWorksの登録商標です。その他の商標のリストについては、mathworks.com/trademarksをご覧ください。 その他のブランドあるいは製品名などの商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。
本件に関するお問い合わせ先
MathWorks Japan
Email: public_relations@mathworks.co.jp
TEL: 03-6367-6700
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。