AsiaNet 57629
共同 JBN 0892(2014.8.22)
【シンガポール、ハミルトン(バミューダ)2014年8月22日PRN=共同JBN】アジア太平洋、ベンガル湾地域のオフショア石油・ガス開発に重点に置くエネルギー投資会社Seacrest Capital Group支援の探査・開発(E&P)企業であるAziPac Limited (以下AziPac)は22日、ベトナム沖の127PSC鉱区に25%の開発権益を取得したと発表した。
AziPacは子会社のAzimuth Vietnam Limitedを通じて、ベトナム沖の127PC鉱区に25%の開発権益を取得するため 開発事業者Mitra Energy Ltd.(以下Mitra)とファームイン(鉱区の探鉱活動で事業の権益一部を取得すること)合意書を交わしたと発表した。AziPacは取引の一環として、認定済みの過去経費に対する作業権益負担金を支払うとともに、Mitraの3D地震探査事業の取得および処理コストの一部を分担して、2014年下期に取得を完了する予定である。3D探査の取得によって、2016年5月24日に期限切れとなる当面の探査段階に対する作業プログラム義務は達成されることになる。127鉱区はベトナム東南海岸沖のフーカイン(Phu Khanh)海盆にある。フーカイン海盆は比較的未開発であり、最近行われた2D地震探査で将来性の意味でその可能性が確認されている。
ファームイン契約の完了後、127PSCにおける参加権益は以下のようになる。
Block 127 PSC
Mitra Energy (Vietnam Phu Khanh) Pte Ltd 75%
Azimuth Vietnam Limited 25%
ファームイン契約は国営石油会社ペトロベトナム(Petrovietnam)とベトナム政府の認可の対象となる。
AziPacのマネジングディレクターであるフランク・イノウエ氏は以下のように語った。
「われわれは世界で最も期待される炭化水素探査鉱区の1つに極めて有望なライセンス権益を取得したことを喜んでいる。ベトナムは最近になって探査・開発(E&P)活動の最盛期を迎えており、われわれはこの鉱区の完全評価を目指してMitra Energyと協力したい」
127鉱区はAziPacが今年初めに創設以来取得した2番目の資産である。同社はインドネシアのボネ(Bone)PSC鉱区の権益とともに、地域の将来の発展に向けた堅固なプラットフォームになると考える資産を保有している。
(編集者注)
Seacrest Capital Groupはオフショア探査を専門とする大手エネルギー投資会社であり、独自の資産と関係を生かして、地域に重点を置いて石油・天然ガスを探査する企業から成る多様でグローバルなポートフォリオを構築している。Seacrest Capital Groupは2011年から、英国とノルウェーの北海、西アフリカ、南米、アイルランド、東南アジアなどで成功した多くの探査企業を創設し、投資してきた。AziPacはSeacrest Capital Groupの支援を受けて、アジア太平洋およびベンガル湾地域で探査事業を始めてから機会を生かし、さらなる機会を積み上げる強力な立場にある。
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AziPac Limited
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Patrick d'Ancona
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+44-(0)20-7016-9570
ソース:AziPac Ltd
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