クイックロジック、150マイクロワット以下の動的消費電力と柔軟なプログラマブル ロジックを備えた業界初のスマートフォンおよびウェアラブル製品向けセンサー ハブを提供

QuickLogic Corporation

From: JCN Newswire

2014-09-04 09:35

SUNNYVALE, CA, Sept 4, 2014 - ( JCN Newswire ) - QuickLogic Corporation (NASDAQ: QUIK) -

-- ArcticLink 3 S2はカスタマ固有のプログラマブル ロジック容量が2倍、演算性能が4倍、実装可能アルゴリズムサイズが4倍、センサー データ バッファーが8倍
-- 業界をリードする低い動的消費電力 (1.2V で150uW 以下)
-- 前世代の ArcticLink 3 S1と完全に互換性のあるピン配置とソフトウェア

超低電力でプログラム可能な特定顧客向けスタンダード製品 (CSSP) の革新企業である QuickLogic Corporation (NASDAQ: QUIK) は、センサー ハブ ロードマップの2世代目 CSSPソリューションとなる「ArcticLink(R) 3 S2」プラットフォームを本日発表しました。この最新プラットフォームは、前世代の ArcticLink 3 S1と比較して 演算性能が4倍、実装可能なアルゴリズムサイズが4倍、センサー データ バッファー ストレージが8倍でありながら、消費電力を40%も抑えることができます。

最新プラットフォームの主な利点は次のとおりです。

-- 2世代目 FFE (Flexible Fusion Engine) - 前世代より2倍の高速動作が可能なため、より多くのアルゴリズムを素早く処理
-- 標準的なMCUベースのセンサー ハブより動的消費電力を95%抑えられ、前世代より40%低電力化
-- 2つのハード化された32ビット乗算器で、最も低い消費電力のセンサー アルゴリズム演算機能が実現
-- メモリ容量が増加したことにより、8倍のセンサーイベントバッチ処理を可能にし、より長時間プロセッサをスリープ状態にさせることができるため、システム全体の低電力化がはかれる
-- ハード化されたSPIおよびI2Cインターフェイスにより、センサーおよびホスト アプリケーション プロセッサ/マイクロコントローラ (MCU) への通信を最適化
-- オンチップ オシレーターの使用で外部クロックソースが不要になり、BOMコストおよびセンサー ハブ用のPCBスペースが削減
-- プログラマブル ロジック セルを使用してIRリモート制御、LED制御、およびIrDAバー コード送信などの機能を統合できる-MCUやFPGAの追加使用が不要
-- ArcticLink 3 S1とピン配置およびソフトウェアの互換性があるため、S1への移行、S1からのマイグレーションが容易
-- 統合開発環境 (IDE) およびFFEAT (Flexible Fusion Engine Algorithm Tool) は、クイックロジック、サードパーティ、およびOEMが開発したセンサー アルゴリズムをすべてサポート

ヘルス&フィットネス、屋内ナビゲーション/PDR (歩行者自立航法)、およびゲームなどのセンサー ベース アプリケーションの要求は、バッテリー浪費の要因です。MCUベースのアプローチは、すべてソフトウェアで処理されるため、ハードウェア処理より多くの電力を消費します。一方、ASSPなどの別のオプションでは、今後さらに進化するジェスチャー/コンテキスト認識アプリケーションの要求に センサー ハブ アルゴリズムを適応させる柔軟性がありません。クイックロジックのハードウェア ベース ソリューションは、優れた電力効率をもたらすと同時に、プログラマブル ファブリックの柔軟性を利用して、より多くの最新機能を組み込むことができます。この独自アーキテクチャに加えて、優れたメモリ、性能、容量を併せ持つ ArcticLink 3 S2プラットフォームは、スマートフォンやウェアラブル市場向けの広範な最先端センサー ベース アプリケーションに最適です。

「ArcticLink 3 S2 ジェスチャーおよびコンテキスト カタログ CSSP」

ArcticLink 3 S2は、CSSP製品および複数のカタログCSSP製品として利用可能です。CSSPソリューションを使用することによって、OEMメーカーは、S2をカスタマイズし、アルゴリズム (クイックロジック、サードパーティ、または OEMが開発) を選択して、個別の最終製品要件に対応したクラス最高の性能を実現できます。「ArcticLink 3 S2ジェスチャーおよびコンテキスト カタログ CSSP」と呼ばれる最初のカタログ CSSPソリューションでは、「Tap-to-Wake」および「Rotate-To-Wake」などのジェスチャー アルゴリズムがすぐに使用可能な状態で、そのほかにも改善されたコンテキスト/モーション検知機能、センサー キャリブレーション機能、および機能強化された歩数計 (ランニング、ジョギング、ウォーキングの区別およびステップ カウント機能など) がサポートされています。

クイックロジックのWorldwide Sales & Marketing VPのBrian Faithは次のように述べています。「消費者は、バッテリー寿命を犠牲にせずに、より高度なセンサー ベース アプリケーションを求めています。その上、OEMメーカーは、ハードウェアやアルゴリズムに柔軟性があり、将来的な市場ニーズに適応できるセンサー ハブ ソリューションを求めています。弊社の ArcticLink 3 S2センサー ハブは、これらの要件に対応するため、超低消費電力と高性能を実現し、柔軟な設計と容易な統合環境を提供し、開発者がエンドユーザー体験を向上させる画期的な製品の容易な市場投入を可能にします。」

ご利用状況

「ArcticLink 3 S2ジェスチャーおよびコンテキスト カタログ CSSP」は、現在ES品を出荷中です。詳細は、 www.quicklogic.com/sensorhub (リンク ») をご覧ください。

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クイックロジックについて

QuickLogic Corporationは、モバイルおよびポータブル電子機器製品の OEMおよび ODM向けに革新的でカスタマイズ自在な半導体ソリューションを開発・提供する先進的企業です。これらの半導体およびソフトウェア ソリューションは、総称して CSSP(特定顧客向けスタンダード製品) と呼ばれています。CSSPにより、製品の市場投入時間を短縮し、市場での製品ライフサイクルを長期化できるだけでなく、モバイルおよびポータブル電子機器市場が求める低電力、低価格、小型化も実現できます。クイックロジックおよび CSSPの詳細は、 www.quicklogic.com (リンク ») をご覧ください。

「QuickLogic」および「ArcticLink」はQuickLogic Corporationの登録商標であり、QuickLogicのロゴは商標です。そのほかすべてのブランド名または商標はそれぞれの所有者に帰属するため、取り扱いにはご注意ください。

Code: QUIK-G

お問い合わせ先
クイックロジック株式会社
中西 郁雄
電話: (03) 5875-0547
Japan-sales@quicklogic.com

概要:QuickLogic Corporation

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