JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、平成26年9月24日(水)、平成26年度「モザンビーク石炭産業人材育成事業日本招聘研修」開講式をJOGMEC技術センターにて行いました。本研修は、平成24年10月に日本とモザンビーク共和国の両政府が合意して実施することとなった“石炭産業発展5ヶ年プラン”の一環として実施するものです。
新たな原料炭の供給国として世界が注目しているモザンビーク共和国では、経済産業省と同国鉱物資源省との間で、平成24年10月に “石炭産業発展5ヶ年プラン”を含む共同声明が署名されています。同プランの中では、平成24年度から5カ年で合わせて100名以上の石炭開発の専門家を育てることが目標とされています。
JOGMECは平成26年度から同プランに基づいた人材育成事業を日本及び同国にて実施すべく、平成26年7月30日(水)、モザンビーク共和国の首都マプト市にて鉱物資源省(MIREM)傘下のモザンビーク鉱物資源公社(会長:カジミロ・フランシスコ氏)と石炭分野における人材育成に関する実施プログラム(Implementing Program)に署名しました。
■過去に実施のニュースリリース
モザンビークと石炭分野における人材育成に関する実施プログラムを締結(2014年8月1日)
(リンク »)
■モザンビーク石炭産業人材育成事業日本招聘研修の概要
今回の研修では、石炭開発に必要なリモートセンシング、地表調査、物理探査等の地質調査・探査技術、炭量評価をはじめとする経済性評価、保安環境管理を含む採炭技術・選炭技術を包括的に実施します。あわせて、我が国における石炭等の鉱山開発及び石炭利用技術について当該生産現場等にて研修を行います。また、並行して日本の文化や社会などを紹介し、日本をより深く理解し、将来にわたる日本の理解者を増やすことを目的としています。
平成26年度の日本招聘(研修生受入)研修は、カウンターパートである鉱物資源公社、鉱物資源省、及びモザンビーク石炭産業関係者、計8名を招聘し、2014年(平成26年)9月21日~10月18日にかけて、JOGMEC技術センターを中心として、技術講義及び資源開発現場研修を実施いたします。
→ 詳細を読む
(リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。