オーストラリアで亜鉛・銅・コバルト等の共同探鉱契約を締結

JOGMEC

From: Digital PR Platform

2014-10-01 17:56


 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野 博文)は、平成26年9月26日付けでオーストラリアの探鉱会社であるピール・マイニング社とコバースーパーベーズン地域において共同探鉱を実施する契約を締結しました。

 コバースーパーベーズン地域はニューサウスウェールズ州の中央部に位置し、稼行中のエンデバー鉱山(鉛・亜鉛・銀)やCSA鉱山(銅・鉛・亜鉛・銀)等が所在するなど、鉱物資源ポテンシャルの高い地域に属します。また本地域近隣では、2011年にコバルトを随伴するマリーブル(Mallee Bull)銅鉱床の発見があり、コバルトを随伴する新たな多金属鉱床の発見が期待されます。コバルトは現在、パソコン等に使用されるリチウムイオン二次電池向けの需要が急増しているレアメタルであり、今後もハイブリッド自動車向け等の需要の拡大が見込まれています。


■プロジェクトの概要
1)探鉱地域
コバースーパーベーズン(Cobar Superbasin)地域はニューサウスウェールズ州の州都シドニーの北西約600kmに位置する。15の探査鉱区(うち2つは申請中)からなり、それらの総面積は約3,000km2である。
コバー堆積盆地では、堆積岩中に構造に規制されて胚胎するCSA鉱床やマリーブル鉱床等の銅・金・コバルト等を含有する多金属鉱床のほか、エンデバー鉱床に代表される大規模な鉛・亜鉛鉱床など、多数の金属鉱床の存在が知られている。コバースーパーベーズン地域においては、過去の探鉱により、土壌中の銅、鉛、亜鉛、金等の地化学異常および物理探査異常が確認されているほか、一部の地区ではボーリングにより銅・亜鉛・コバルト等の鉱化作用が捕捉されており、地質ポテンシャルの高い地域と判断される。

2)契約概要
JOGMECは3年間で400万豪ドルの探鉱費用を負担することにより、本プロジェクトの40%の権益を取得することができる。また、その後2年間で300万豪ドルの探鉱費用を負担することを選択した場合、さらに10%(合計50%)の権益を取得することができる。

3)探鉱内容
これまでにピール・マイニング社が実施した探鉱により、構造に規制される多金属鉱床の賦存可能性を示す探鉱結果が得られている。今後、物理探査、ボーリング調査等を実施することにより、既知鉱化帯の広がりを確認するとともに、新たな鉱床の発見を目指す。


(参考)
■ピール・マイニング社(Peel Mining Limited)概要
 オーストラリア・パースにオフィスを置くジュニア探鉱会社で、豪州証券取引所に上場している。コバースーパーベーズン地域近傍のマリーブル鉱床は、同社が発見したものであり、現在当該鉱区の50%の権益を有している。
   

        
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