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【シアトル2014年10月2日PRN=共同通信JBN】空港滑走路の安全は、航空機が移動中、異物や野生生物による危険を探知する先進的な異物破片(Foreign Object Debris、FOD)自動探知システムを導入することで改善される。Leidos(NYSE: LDOS)は、シアトル・タコマ国際空港の滑走路改良計画の一環として、シアトル港湾局から包括的なFOD探知システムに関する設置サービスを提供する元請け企業に指名された。この契約は継続的FOD探知システム契約として、港湾局の専門的な検討の後に決定された。
Leidosの完全子会社Varec Inc.は元請け業者として請け負い、Xsight Systems, Inc.はFODetect(R)ソリューションのOEM(相手先ブランドによる製造)プロバイダーになる。
シアトル・タコマ国際空港における自動FOD探知システムの実施は、米国内の空港に設置され完全に稼働する自動FDO探知システムのまだ2例目である。
FODetectは滑走路灯と併設される自動FODソリューションで、滑走路の安全性、運航効率を改善し、滑走路の利用率を増やすために現在利用できる最も強力なソリューションである。FODetectは継続的に運航区域をスキャンし、昼夜を問わず、荒れた気象状況下でもFOD、野生生物と機器状態の滑走路状況をモニターする鮮明な画像とレーダー処理アルゴリズムを使用する。このシステムは野鳥を他のFODと自動的に識別分離し、四六時中リアルタイムで空港の野生生物チームに警告を発する。このアップグレードされた製品は、滑走路での野鳥管理サイクルを完遂しながら、リアルタイムでリモートの聴覚による野鳥阻止を可能にする。
FODetectはボストンのローガン空港、テルアビブのベングリオン国際空港、バンコクのスワンナプーム国際空港で運用されている。FODspot(TM)サブシステムは、パリのシャルルドゴール国際空港に設置されている。
Leidosグループのラリー・ヒル社長は「シアトル港湾局は、運航上シアトル・タコマ空港のFODを継続的にモニターするという必要性が増したためFODetectシステムを選択した。システム導入によって、航空機用リベットのように小さな異物を前例のないレベルのスピードや正確さで探知を実行、識別し位置を確認することが可能になる。滑走路を使用中にFODを自動的に探知できる、現在市場に出ている唯一のソリューションを港湾局に提供できるのを誇りに思う」と語った。
▽ Leidosについて
Leidosはフォーチュン500(R)社に入る科学・技術ソリューションのリーダーであり、国家安全保障、ヘルス、エンジニアリングにおける世界で最も厳しい難題のいくつかに対処している。同社の2万1000人の従業員は、米政府や民間セクターで重要なミッションをサポートし、より良い結果を生み出すため革新的ソリューションを開発し、「新世界」の脅威から米国のデジタル・物理的インフラストラクチャーを防衛する。
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▽ Xsight Systemsについて
Xsight Systemsは、先進的滑走路用センサー・ソリューションのプロバイダーで、世界の主要空港から選ばれている。Xsight Systemsの滑走路向けソリューションは航空史上初めて、滑走路管理に関する新しいパラダイムを提供し、常時滑走路とその周辺に恒常的な管理を可能にする。Xsight Systemsは空港が滑走路をより効率的に管理するのを可能にし、滑走路が運航上安全で、安心でき、障害物がないと確信できるようにする。
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▽問い合わせ先
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ソース:Xsight Systems Ltd.
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