インフォシス7-9月期の売上高、純益は前期、前年比とも増加
AsiaNet 58204（1116）
【バンガロール（インド）2014年10月10日PRN=共同通信JBN】
＊インフォシス（Infosys、NYSE：INFY）の2015会計年度第2四半期（2014年7－9月期）の売上高は、前期比（QoQ）3.1%増、前年比（YoY）6.5%増の22億100万米ドル
＊為替変動を除いた恒常為替レートの売上高は、QoQ3.9%、YoY6.3%の22億1700万ドル
＊Q2の純益は5億1100万ドルで、QoQ6.0%増、YoY33.4％増
＊2015会計年度の売上高ガイダンスは7%－9%を維持
＊1株当たり30インドルピーの中間配当（ADSにして約0.49ドル）
＊株式の流動性を増しリテール株主基盤を拡大するため、持ち株当たり1:1のボーナス株式発行および米預託証券（ADS）の1:1株式配当
▽財務ハイライト
国際財務報告基準（IFRS）に基づく、2014年9月30日までの四半期連結決算は以下の通り。
Logo: (リンク »)
▽2014年9月30日末までの四半期
＊売上高は22億100万ドルで、QoQは報告書条件で3.1%増、恒常為替レート条件で3.9%増、YoYで6.5%増。
＊純益は5億1100万ドルで、QoQは6.0%増、YoYは33.4%増。
＊EPS（1株当たり利益）は0.89ドルで、QoQは6.0%増、YoYは32.8%増。
＊現金、現金相当物、売却可能な金融資産、譲渡性預金証書および政府債券を含む流動資産は54億4400万ドルで、前年度同期は49億4300万ドルだった。
＊インフォシスはその慈善事業部門のインフォシス財団（Sinfosys Foundation）を通じて、企業の社会的責任（CSR）に対して25億4000万ルピー（約4200万ドル）を拠出した。インフォシス財団は飢えの軽減、教育振興、健康増進、農村開発支援、技能支援、貧困救済を目指す数件のプログラムに関与した。
▽その他のハイライト
＊インフォシスとその子会社は当期に新たに49の顧客を獲得した。
＊インフォシスとその子会社は当期に総数1万4255人の従業員を追加雇用した。
＊インフォシスとその子会社は2014年9月30日時点で、16万5411人を雇用している。
＊インフォシスは1株当たり30ルピー（1ドルにつき61.00インドルピーの為替レートでADS当たり0.49ドルの中間配当に相当）の中間配当を決定。配当の支払い基準日は2014年10月17日。
＊2014年10月10日に開かれた取締役会は、今後決定される基準日に所有するすべての株式に対して1株当たり1株のボーナス株式発行および保有するすべてのADSの1株当たり1株の配当を考慮、承認、推薦した。
インフォシスの最高経営責任者（CEO）兼マネジングディレクターであるビシャル・シッカ博士は「デジタル転換は、当社クライアントすべてのビジネスを再形成しつつある。これはクライアントが中核ビジネスを新しくすることを促進し、新境地を拡大する大きなチャンスとわれわれは考えており、早期に有望な結果を出がでるとみている。当社の戦略はこの機会を捉え当社の成長を加速するために、生涯学習とひたむきな仕事という当社文化の枠組みの中で、これと同じ原則を当社のビジネスに適用することである」と語った。
同社のU・B・プラビン・ラオ最高執行責任者（COO）は「いくつかの分野で、われわれが業務上の効率をもたらすために取り組んだことによって、この四半期中に有望な成果が上がった。われわれは一部の販売、マージン、人員削減で良い結果を出し、これら分野に今後も注力する」と語った。
ラジブ・バンサル最高財務責任者（CFO）は「われわれは四半期中にマージンを改善することができ、狭い範囲内でこれらを持続することに自信を感じている。これによって、われわれは当社の大きな成長目標をかなえるため必要な投資をすることにますます確信を持っている」と語った。
▽展望
国際財務報告基準（IFRS）に基づく2015年3月31日までの会計年度の同社事業の展望（連結）は、以下の通り。
＊売上高は米ドル換算で7－9%増になる見込み
交換レート：2015会計年度の残りについてオーストラリアドル／米ドルは0.87、英ポンド／米ドルは1.26（2014年9月30日時点の為替レート）
▽事業ハイライト
＊インフラストラクチャー・サービスとデータセンターの管理をするためダイムラーAGと複数年契約を結んだ。
＊5年間のOracle Retail Support契約の一環として、米国の大手ファッション小売業者向けにITおよびビジネス・プロセス・アウトソーシング（BPO）業務を統合。これは新しいブランドの獲得と世界進出によりよく注力できるよう同社を支援する。
＊英国のある大手スーパーマーケット・チェーンが顧客ロイヤルティーを高め、新たな顧客を取得し、売り上げを向上させるターゲットキャンペーン推進を支援する解析ベースのソリューションの立案。
＊米国のあるテレコム・サービス・プロバイダー向けに、自動アウトバウンドダイアラー・アプリケーションのマイグレーション、サポート、機能強化を実施した。これはプロバイダーが請求業務、プロビジョニングシステムなど複数のシステムから情報を引き出すことによって、エンドユーザー向けショートメッセージングサービス（SMS）を統合することを支援する。
＊Infosys Public Services（IPS）は、業務コストを削減し、プラント機器および車体資産管理のシステムを効率的にメインテナンスする目的で、米国の郵便ソリューション・プロバイダーから契約を受けた。IPSはまた、業務の混乱なしに迅速に実行するための独自のアプリケーション評価ツールとマイグレーション・アプローチを駆使して、新しいデータセンターにクライアントのビジネスクリティカルなアプリケーションを移行する。
＊当社の製品とプラットフォーム事業であるEdgeverve Systemsはモメンタムが高まっている。ある世界的なスポーツブランドは、インドでユーザー体験ベースの素早い対応をするマルチチャンネル・eコマースストアの構築を支援するためEdgeverveを契約した。
＊クラウドベースのインフラストラクチャー、分析、ビッグデータでのビジネスに価値を生み出すため、戦略的提携関係の展望を広げた。われわれは以下の各社との提携関係を広げた。
－マイクロソフトとは、クラウド投資を最適化しながらAzureとハイブリッドクラウド環境への動きを促進するために提携。
－オラクルとは、デジタルマーケティング、ビッグデータ、Oracle Cloud Applicationsに関する新しい技術プラットフォームでの一連の革新的ソリューションとサービスの支援強化で提携。
－日立データシステムスとは、新しいクラウドベースの環境にITインフラストラクチャーを円滑に移行するため、次世代インフラストラクチャーとデータセンターを転換するソリューションで提携。
－ファーウェイとは、クラウド、ビッグデータ、コミュニケーション・ソリューションを提供するため提携。
＊スタンフォード大学のInstitute for Computational & Mathematical Engineering（ICME、コンピューター・計数工学研究所）との戦略提携関係に入った。この取り決めによって、当社は実世界の問題分野に注力するデータサイエンスと解析のカリキュラムを共同開発し、主要な産業問題へのソリューションを見つけるデータサイエンスを利用する共同研究を開始する。
＊大規模に当社クライアントにデザイン思考をもたらすため、スタンフォード大学デザインスクール（d.school）の教員活動と協力する。
＊新しい技術プラットフォーム上の一連の革新的ソリューションとサービスを強化するため、オラクルとの提携関係を広げた。
＊インド、米国、その他諸国でさまざまな特許審査段階にある総数505件の独自特許に加えて、当該四半期に当社はインドと米国で6件のユニークな特許申請を行った。われわれは現時点までに、米特許商標庁から199件、ルクセンブルク特許庁から3件、オーストラリア特許庁から1件、シンガポール知的財産権庁から1件の特許が認可されている。
▽賞と表彰
＊インフォシスは、Life Sciences IT Outsourcing（Everest Groupのリポート）およびIT Outsourcing in Life Sciences Industry - Service Provider Landscape（PEAK Matrix（TM）Assessment 2014）のリーダーであり、ずばぬけた業績企業として言及された。
＊インフォシスは、HFS Blueprint - SAP ServicesのWinnerサークルに入った。
＊インフォシスは、ガートナーのLeader in the Magic Quadrant for Finance and Accounting BPOに4年連続で選ばれた。
＊Finacleは、Forrester Wave（TM）のCustomer-Centric Global Banking Platforms, Q3 2014における主要業界評価でリーダーになった。またFinacleはJuniper Researchのモバイルバンキング部門で2014 Future Mobile Awards受賞企業に選ばれた。さらにCEB TowerGroupアナリストによって、銀行ユーザーサービスおよび企業サポートの「クラス最高」と評価された。
＊インフォシスはIDC MarketScapeのWorldwide Oracle Implementation Services Ecosystem 2014リポートの中でリーダーに選ばれた。（ (リンク ») ）
▽取締役の異動
同社の臨時取締役会が7月30日開催され、ビシャル・シッカ（Vishal Sikka）博士を同社の最高経営責任者（CEO）兼マネジングディレクターに8月1日付けで任命することを承認した。
ナラヤナ・ムルティ（Narayana Murthy）氏は、10月1日付けで非常勤会長を退任する。同氏は、インフォシスの高度な企業ガバナンス基準に照らし利害相反とみなされることを避けるために、インフォシス名誉会長を続けることは不適切であると指摘した。取締役会はムルティ氏の決断を承認し、インフォシスを世界で尊敬される企業に導いた彼のビジョン、リーダーシップ、アドバイスに対して心から感謝を表明した。
S・ゴパラクリシュナン（S. Gopalakrishnan）氏は非常勤副会長を10月10日付けで退任する。取締役会は彼がインフォシス在任中に尽くした貢献に対して深い感謝の念を表した。
K・V・カマト（K.V. Kamath）氏が10月11日付けで取締役会長に任命された。
同社は、創設者のナラヤナ・ムルティ、ナンダン・ニレカニ（Nandan Nilekani）、S・ゴパラクリシュナン、S・D・シブラル（S. D. Shibulal）、K・ディネシュ（K Dinesh）の各氏とその家族を、証券取引所およびその他の監督機関に対する適用開示の中で同社のプロモーターおよびプロモーターグループとして区分付けした。
最後まで残った創設者のナラヤナ・ムルティ氏とS・ゴパラクリシュナン氏の2人が退社することに伴い、この創設者2人は本日をもって同社との関係を持たず、また同社業務への支配力を一切行使しない。このため、創設者2人は同社に対し、異動後の地位について適切な区分付けを要求した。同社もこの件について適切な規則を探している。
▽インフォシス基金（Infosys Foundation）
インフォシスは同社の慈善事業部門のインフォシス基金を通じて、企業の社会的責任のために25億4000万インドルピー（4200万ドル）を拠出してきた。インフォシスとその子会社は2014年9月30日終了の四半期および同年前期に、インフォシス基金に対してそれぞれ1300万ドル、2100万ドルを寄付した。
インフォシス基金は飢えの軽減、教育振興、健康増進、農村開発支援、技能支援、貧困救済を目指す数件のプログラムを遂行している。
インフォシス基金は今四半期に、Chennai Mathematical Instituteに3億3000万インドルピー（500万ドル）を拠出した。この寄付は同Instituteの報酬を増額し、研究生の奨学金をサポートする。
また同基金は、インドの失業中のエンジニアリング卒業生の能力水準向上を目指す3カ月プログラムSpark-ITも開始した。基金はこのプログラムに9000万インドルピー（100万ドル）を拠出し、2015年度で卒業生1800人のトレーニングを支援する。
▽インフォシス（Infosys）について
インフォシスはコンサルティング、テクノロジー、アウトソーシング各ソリューションのグローバルリーダーである。同社は30カ国余りのクライアントが、最先端ビジネス動向で1歩先んじて、競争をしのぐことを可能にする。同社は戦略的識見と優れた実行力を結合する共同開発の画期的ソリューションによって、変化する世界で組織を変革し努力するクライアントを支援する。
年間売上高82億5000万米ドル、16万人余りを雇用しているインフォシス（NYSE:INFY）はがいかにして「Building Tomorrow’s Enterprise」（R）を目指しているかの詳細は (リンク ») を参照。
Infosys Limited and subsidiaries
Unaudited Condensed Consolidated Interim Balance Sheets as of
(Dollars in millions except equity share data)
September 30, 2014 March 31, 2014
ASSETS
Current assets
Cash and cash equivalents 4,604 4,331
Available-for-sale financial assets 611 367
Investment in certificates of deposit 17 143
Trade receivables 1,464 1,394
Unbilled revenue 477 469
Prepayments and other current assets 447 440
Derivative financial instruments 7 36
Total current assets 7,627 7,180
Non-current assets
Property, plant and equipment 1,360 1,316
Goodwill 340 360
Intangible assets 49 57
Available-for-sale financial assets 213 208
Deferred income tax assets 108 110
Income tax assets 248 254
Other non-current assets 44 37
Total non-current assets 2,362 2,342
Total assets 9,989 9,522
LIABILITIES AND EQUITY
Current liabilities
Trade payables 22 29
Derivative Financial Instruments 4 -
Current income tax liabilities 434 365
Client deposits 4 6
Unearned revenue 136 110
Employee benefit obligations 165 159
Provisions 66 63
Other current liabilities 894 792
Total current liabilities 1,725 1,524
Non-current liabilities
Deferred income tax liabilities 9 11
Other non-current liabilities 63 54
Total liabilities 1,797 1,589
Equity
Share capital- INR 5 ($0.16) par value 600,000,000
equity shares authorized, issued and outstanding
571,402,566 each, net of 2,833,600 treasury shares
each as of September 30, 2014 and March 31, 2014,
respectively 64 64
Share premium 704 704
Retained earnings 9,406 8,892
Other components of equity (1,982) (1,727)
Total equity attributable to equity holders of the
company 8,192 7,933
Non-controlling interests - -
Total equity 8,192 7,933
Total liabilities and equity 9,989 9,522
Infosys Limited and subsidiaries
Unaudited Condensed Consolidated Interim Statements of Comprehensive Income
(Dollars in millions except share and per equity share data)
Three Three
months months Six months Six months
ended ended ended ended
September September September September
30, 2014 30, 2013 30, 2014 30, 2013
Revenues 2,201 2,066 4,334 4,057
Cost of sales 1,353 1,337 2,697 2,633
Gross profit 848 729 1,637 1,424
Operating expenses:
Selling and marketing expenses 127 120 238 223
Administrative expenses 146 158 288 282
Total operating expenses 273 278 526 505
Operating profit 575 451 1,111 919
Other income, net 144 81 283 184
Profit before income taxes 719 532 1394 1,103
Income tax expense 208 149 401 302
Net profit 511 383 993 801
Other comprehensive income
Items that will not be reclassified
to profit or loss:
Re-measurement of the net defined
benefit liability/(asset) (1) 5 (4) 6
Items that may be reclassified
subsequently to profit or loss:
Fair value changes on
available-for-sale financial asset 5 (4) 8 (4)
Exchange differences on translation
of foreign operations (223) (316) (259) (935)
Total other comprehensive income,
net of tax (219) (315) (255) (933)
Total comprehensive income 292 68 738 (132)
Profit attributable to:
Owners of the company 511 383 993 801
Non-controlling interests - - - -
511 383 993 801
Total comprehensive income
attributable to:
Owners of the company 292 68 738 (132)
Non-controlling interests - - - -
292 68 738 (132)
Earnings per equity share
Basic ($) 0.89 0.67 1.74 1.40
Diluted ($) 0.89 0.67 1.74 1.40
Weighted average equity shares used
in computing earnings per equity
share
Basic 571,402,566 571,402,566 571,402,566 571,402,566
Diluted 571,404,028 571,402,566 571,403,297 571,402,566
(注)
1. 2014年9月30日末までの3カ月および6カ月の未監査要約中間連結貸借対照表および包括所得の中間連結諸表算は、2014年10月10日に開かれた取締役会で記載された。
2. 当社業務メトリックスに関する概況報告書はウェブサイト (リンク ») からダウンロードすることができる。
▽ダウンロード
INR Press release:
(リンク »)
Factsheet: (リンク »)
▽問い合わせ先
Investor Relations
Sandeep Mahindroo
+91-80-3980-1018
Sandeep_Mahindroo@infosys.com
Media Relations
Sarah Vanita Gideon, India
+91(80)4156-3373
Sarah_Gideon@Infosys.com
ソース：Infosys Ltd
AsiaNet 58204（1116）
【バンガロール（インド）2014年10月10日PRN=共同通信JBN】
＊インフォシス（Infosys、NYSE：INFY）の2015会計年度第2四半期（2014年7－9月期）の売上高は、前期比（QoQ）3.1%増、前年比（YoY）6.5%増の22億100万米ドル
＊為替変動を除いた恒常為替レートの売上高は、QoQ3.9%、YoY6.3%の22億1700万ドル
＊Q2の純益は5億1100万ドルで、QoQ6.0%増、YoY33.4％増
＊2015会計年度の売上高ガイダンスは7%－9%を維持
＊1株当たり30インドルピーの中間配当（ADSにして約0.49ドル）
＊株式の流動性を増しリテール株主基盤を拡大するため、持ち株当たり1:1のボーナス株式発行および米預託証券（ADS）の1:1株式配当
▽財務ハイライト
国際財務報告基準（IFRS）に基づく、2014年9月30日までの四半期連結決算は以下の通り。
Logo: (リンク »)
▽2014年9月30日末までの四半期
＊売上高は22億100万ドルで、QoQは報告書条件で3.1%増、恒常為替レート条件で3.9%増、YoYで6.5%増。
＊純益は5億1100万ドルで、QoQは6.0%増、YoYは33.4%増。
＊EPS（1株当たり利益）は0.89ドルで、QoQは6.0%増、YoYは32.8%増。
＊現金、現金相当物、売却可能な金融資産、譲渡性預金証書および政府債券を含む流動資産は54億4400万ドルで、前年度同期は49億4300万ドルだった。
＊インフォシスはその慈善事業部門のインフォシス財団（Sinfosys Foundation）を通じて、企業の社会的責任（CSR）に対して25億4000万ルピー（約4200万ドル）を拠出した。インフォシス財団は飢えの軽減、教育振興、健康増進、農村開発支援、技能支援、貧困救済を目指す数件のプログラムに関与した。
▽その他のハイライト
＊インフォシスとその子会社は当期に新たに49の顧客を獲得した。
＊インフォシスとその子会社は当期に総数1万4255人の従業員を追加雇用した。
＊インフォシスとその子会社は2014年9月30日時点で、16万5411人を雇用している。
＊インフォシスは1株当たり30ルピー（1ドルにつき61.00インドルピーの為替レートでADS当たり0.49ドルの中間配当に相当）の中間配当を決定。配当の支払い基準日は2014年10月17日。
＊2014年10月10日に開かれた取締役会は、今後決定される基準日に所有するすべての株式に対して1株当たり1株のボーナス株式発行および保有するすべてのADSの1株当たり1株の配当を考慮、承認、推薦した。
インフォシスの最高経営責任者（CEO）兼マネジングディレクターであるビシャル・シッカ博士は「デジタル転換は、当社クライアントすべてのビジネスを再形成しつつある。これはクライアントが中核ビジネスを新しくすることを促進し、新境地を拡大する大きなチャンスとわれわれは考えており、早期に有望な結果を出がでるとみている。当社の戦略はこの機会を捉え当社の成長を加速するために、生涯学習とひたむきな仕事という当社文化の枠組みの中で、これと同じ原則を当社のビジネスに適用することである」と語った。
同社のU・B・プラビン・ラオ最高執行責任者（COO）は「いくつかの分野で、われわれが業務上の効率をもたらすために取り組んだことによって、この四半期中に有望な成果が上がった。われわれは一部の販売、マージン、人員削減で良い結果を出し、これら分野に今後も注力する」と語った。
ラジブ・バンサル最高財務責任者（CFO）は「われわれは四半期中にマージンを改善することができ、狭い範囲内でこれらを持続することに自信を感じている。これによって、われわれは当社の大きな成長目標をかなえるため必要な投資をすることにますます確信を持っている」と語った。
▽展望
国際財務報告基準（IFRS）に基づく2015年3月31日までの会計年度の同社事業の展望（連結）は、以下の通り。
＊売上高は米ドル換算で7－9%増になる見込み
交換レート：2015会計年度の残りについてオーストラリアドル／米ドルは0.87、英ポンド／米ドルは1.26（2014年9月30日時点の為替レート）
▽事業ハイライト
＊インフラストラクチャー・サービスとデータセンターの管理をするためダイムラーAGと複数年契約を結んだ。
＊5年間のOracle Retail Support契約の一環として、米国の大手ファッション小売業者向けにITおよびビジネス・プロセス・アウトソーシング（BPO）業務を統合。これは新しいブランドの獲得と世界進出によりよく注力できるよう同社を支援する。
＊英国のある大手スーパーマーケット・チェーンが顧客ロイヤルティーを高め、新たな顧客を取得し、売り上げを向上させるターゲットキャンペーン推進を支援する解析ベースのソリューションの立案。
＊米国のあるテレコム・サービス・プロバイダー向けに、自動アウトバウンドダイアラー・アプリケーションのマイグレーション、サポート、機能強化を実施した。これはプロバイダーが請求業務、プロビジョニングシステムなど複数のシステムから情報を引き出すことによって、エンドユーザー向けショートメッセージングサービス（SMS）を統合することを支援する。
＊Infosys Public Services（IPS）は、業務コストを削減し、プラント機器および車体資産管理のシステムを効率的にメインテナンスする目的で、米国の郵便ソリューション・プロバイダーから契約を受けた。IPSはまた、業務の混乱なしに迅速に実行するための独自のアプリケーション評価ツールとマイグレーション・アプローチを駆使して、新しいデータセンターにクライアントのビジネスクリティカルなアプリケーションを移行する。
＊当社の製品とプラットフォーム事業であるEdgeverve Systemsはモメンタムが高まっている。ある世界的なスポーツブランドは、インドでユーザー体験ベースの素早い対応をするマルチチャンネル・eコマースストアの構築を支援するためEdgeverveを契約した。
＊クラウドベースのインフラストラクチャー、分析、ビッグデータでのビジネスに価値を生み出すため、戦略的提携関係の展望を広げた。われわれは以下の各社との提携関係を広げた。
－マイクロソフトとは、クラウド投資を最適化しながらAzureとハイブリッドクラウド環境への動きを促進するために提携。
－オラクルとは、デジタルマーケティング、ビッグデータ、Oracle Cloud Applicationsに関する新しい技術プラットフォームでの一連の革新的ソリューションとサービスの支援強化で提携。
－日立データシステムスとは、新しいクラウドベースの環境にITインフラストラクチャーを円滑に移行するため、次世代インフラストラクチャーとデータセンターを転換するソリューションで提携。
－ファーウェイとは、クラウド、ビッグデータ、コミュニケーション・ソリューションを提供するため提携。
＊スタンフォード大学のInstitute for Computational & Mathematical Engineering（ICME、コンピューター・計数工学研究所）との戦略提携関係に入った。この取り決めによって、当社は実世界の問題分野に注力するデータサイエンスと解析のカリキュラムを共同開発し、主要な産業問題へのソリューションを見つけるデータサイエンスを利用する共同研究を開始する。
＊大規模に当社クライアントにデザイン思考をもたらすため、スタンフォード大学デザインスクール（d.school）の教員活動と協力する。
＊新しい技術プラットフォーム上の一連の革新的ソリューションとサービスを強化するため、オラクルとの提携関係を広げた。
＊インド、米国、その他諸国でさまざまな特許審査段階にある総数505件の独自特許に加えて、当該四半期に当社はインドと米国で6件のユニークな特許申請を行った。われわれは現時点までに、米特許商標庁から199件、ルクセンブルク特許庁から3件、オーストラリア特許庁から1件、シンガポール知的財産権庁から1件の特許が認可されている。
▽賞と表彰
＊インフォシスは、Life Sciences IT Outsourcing（Everest Groupのリポート）およびIT Outsourcing in Life Sciences Industry - Service Provider Landscape（PEAK Matrix（TM）Assessment 2014）のリーダーであり、ずばぬけた業績企業として言及された。
＊インフォシスは、HFS Blueprint - SAP ServicesのWinnerサークルに入った。
＊インフォシスは、ガートナーのLeader in the Magic Quadrant for Finance and Accounting BPOに4年連続で選ばれた。
＊Finacleは、Forrester Wave（TM）のCustomer-Centric Global Banking Platforms, Q3 2014における主要業界評価でリーダーになった。またFinacleはJuniper Researchのモバイルバンキング部門で2014 Future Mobile Awards受賞企業に選ばれた。さらにCEB TowerGroupアナリストによって、銀行ユーザーサービスおよび企業サポートの「クラス最高」と評価された。
＊インフォシスはIDC MarketScapeのWorldwide Oracle Implementation Services Ecosystem 2014リポートの中でリーダーに選ばれた。（ (リンク ») ）
▽取締役の異動
同社の臨時取締役会が7月30日開催され、ビシャル・シッカ（Vishal Sikka）博士を同社の最高経営責任者（CEO）兼マネジングディレクターに8月1日付けで任命することを承認した。
ナラヤナ・ムルティ（Narayana Murthy）氏は、10月1日付けで非常勤会長を退任する。同氏は、インフォシスの高度な企業ガバナンス基準に照らし利害相反とみなされることを避けるために、インフォシス名誉会長を続けることは不適切であると指摘した。取締役会はムルティ氏の決断を承認し、インフォシスを世界で尊敬される企業に導いた彼のビジョン、リーダーシップ、アドバイスに対して心から感謝を表明した。
S・ゴパラクリシュナン（S. Gopalakrishnan）氏は非常勤副会長を10月10日付けで退任する。取締役会は彼がインフォシス在任中に尽くした貢献に対して深い感謝の念を表した。
K・V・カマト（K.V. Kamath）氏が10月11日付けで取締役会長に任命された。
同社は、創設者のナラヤナ・ムルティ、ナンダン・ニレカニ（Nandan Nilekani）、S・ゴパラクリシュナン、S・D・シブラル（S. D. Shibulal）、K・ディネシュ（K Dinesh）の各氏とその家族を、証券取引所およびその他の監督機関に対する適用開示の中で同社のプロモーターおよびプロモーターグループとして区分付けした。
最後まで残った創設者のナラヤナ・ムルティ氏とS・ゴパラクリシュナン氏の2人が退社することに伴い、この創設者2人は本日をもって同社との関係を持たず、また同社業務への支配力を一切行使しない。このため、創設者2人は同社に対し、異動後の地位について適切な区分付けを要求した。同社もこの件について適切な規則を探している。
▽インフォシス基金（Infosys Foundation）
インフォシスは同社の慈善事業部門のインフォシス基金を通じて、企業の社会的責任のために25億4000万インドルピー（4200万ドル）を拠出してきた。インフォシスとその子会社は2014年9月30日終了の四半期および同年前期に、インフォシス基金に対してそれぞれ1300万ドル、2100万ドルを寄付した。
インフォシス基金は飢えの軽減、教育振興、健康増進、農村開発支援、技能支援、貧困救済を目指す数件のプログラムを遂行している。
インフォシス基金は今四半期に、Chennai Mathematical Instituteに3億3000万インドルピー（500万ドル）を拠出した。この寄付は同Instituteの報酬を増額し、研究生の奨学金をサポートする。
また同基金は、インドの失業中のエンジニアリング卒業生の能力水準向上を目指す3カ月プログラムSpark-ITも開始した。基金はこのプログラムに9000万インドルピー（100万ドル）を拠出し、2015年度で卒業生1800人のトレーニングを支援する。
▽インフォシス（Infosys）について
インフォシスはコンサルティング、テクノロジー、アウトソーシング各ソリューションのグローバルリーダーである。同社は30カ国余りのクライアントが、最先端ビジネス動向で1歩先んじて、競争をしのぐことを可能にする。同社は戦略的識見と優れた実行力を結合する共同開発の画期的ソリューションによって、変化する世界で組織を変革し努力するクライアントを支援する。
年間売上高82億5000万米ドル、16万人余りを雇用しているインフォシス（NYSE:INFY）はがいかにして「Building Tomorrow’s Enterprise」（R）を目指しているかの詳細は (リンク ») を参照。
Infosys Limited and subsidiaries
Unaudited Condensed Consolidated Interim Balance Sheets as of
(Dollars in millions except equity share data)
September 30, 2014 March 31, 2014
ASSETS
Current assets
Cash and cash equivalents 4,604 4,331
Available-for-sale financial assets 611 367
Investment in certificates of deposit 17 143
Trade receivables 1,464 1,394
Unbilled revenue 477 469
Prepayments and other current assets 447 440
Derivative financial instruments 7 36
Total current assets 7,627 7,180
Non-current assets
Property, plant and equipment 1,360 1,316
Goodwill 340 360
Intangible assets 49 57
Available-for-sale financial assets 213 208
Deferred income tax assets 108 110
Income tax assets 248 254
Other non-current assets 44 37
Total non-current assets 2,362 2,342
Total assets 9,989 9,522
LIABILITIES AND EQUITY
Current liabilities
Trade payables 22 29
Derivative Financial Instruments 4 -
Current income tax liabilities 434 365
Client deposits 4 6
Unearned revenue 136 110
Employee benefit obligations 165 159
Provisions 66 63
Other current liabilities 894 792
Total current liabilities 1,725 1,524
Non-current liabilities
Deferred income tax liabilities 9 11
Other non-current liabilities 63 54
Total liabilities 1,797 1,589
Equity
Share capital- INR 5 ($0.16) par value 600,000,000
equity shares authorized, issued and outstanding
571,402,566 each, net of 2,833,600 treasury shares
each as of September 30, 2014 and March 31, 2014,
respectively 64 64
Share premium 704 704
Retained earnings 9,406 8,892
Other components of equity (1,982) (1,727)
Total equity attributable to equity holders of the
company 8,192 7,933
Non-controlling interests - -
Total equity 8,192 7,933
Total liabilities and equity 9,989 9,522
Infosys Limited and subsidiaries
Unaudited Condensed Consolidated Interim Statements of Comprehensive Income
(Dollars in millions except share and per equity share data)
Three Three
months months Six months Six months
ended ended ended ended
September September September September
30, 2014 30, 2013 30, 2014 30, 2013
Revenues 2,201 2,066 4,334 4,057
Cost of sales 1,353 1,337 2,697 2,633
Gross profit 848 729 1,637 1,424
Operating expenses:
Selling and marketing expenses 127 120 238 223
Administrative expenses 146 158 288 282
Total operating expenses 273 278 526 505
Operating profit 575 451 1,111 919
Other income, net 144 81 283 184
Profit before income taxes 719 532 1394 1,103
Income tax expense 208 149 401 302
Net profit 511 383 993 801
Other comprehensive income
Items that will not be reclassified
to profit or loss:
Re-measurement of the net defined
benefit liability/(asset) (1) 5 (4) 6
Items that may be reclassified
subsequently to profit or loss:
Fair value changes on
available-for-sale financial asset 5 (4) 8 (4)
Exchange differences on translation
of foreign operations (223) (316) (259) (935)
Total other comprehensive income,
net of tax (219) (315) (255) (933)
Total comprehensive income 292 68 738 (132)
Profit attributable to:
Owners of the company 511 383 993 801
Non-controlling interests - - - -
511 383 993 801
Total comprehensive income
attributable to:
Owners of the company 292 68 738 (132)
Non-controlling interests - - - -
292 68 738 (132)
Earnings per equity share
Basic ($) 0.89 0.67 1.74 1.40
Diluted ($) 0.89 0.67 1.74 1.40
Weighted average equity shares used
in computing earnings per equity
share
Basic 571,402,566 571,402,566 571,402,566 571,402,566
Diluted 571,404,028 571,402,566 571,403,297 571,402,566
(注)
1. 2014年9月30日末までの3カ月および6カ月の未監査要約中間連結貸借対照表および包括所得の中間連結諸表算は、2014年10月10日に開かれた取締役会で記載された。
2. 当社業務メトリックスに関する概況報告書はウェブサイト (リンク ») からダウンロードすることができる。
▽ダウンロード
INR Press release:
(リンク »)
Factsheet: (リンク »)
▽問い合わせ先
Investor Relations
Sandeep Mahindroo
+91-80-3980-1018
Sandeep_Mahindroo@infosys.com
Media Relations
Sarah Vanita Gideon, India
+91(80)4156-3373
Sarah_Gideon@Infosys.com
ソース：Infosys Ltd
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