Mainstreamがスコットランド初の450MW洋上風力発電所建設で自治政府同意書取得

Mainstream Renewable Power

From: 共同通信PRワイヤー

2014-10-14 12:30

Mainstreamがスコットランド初の450MW洋上風力発電所建設で自治政府同意書取得

AsiaNet 58209(1117)

【グラスゴー(スコットランド)2014年10月11日PRN=共同通信JBN】グローバルな風力、太陽光発電企業のMainstream Renewable Powerは11日、北海に面したOuter Forth Estuary(フォース湾沖)に450メガワット(MW)のNeart na Gaoithe(NnG)洋上風力発電所を建設、運転する認可をスコットランド自治政府から取得した。

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これはスコットランド海域で建設、運転される初の大規模洋上風力発電所であり、スコットランドの電力システムに直接接続される。450MW風力発電は32万5000世帯(エディンバラ全世帯数を上回る)に十分な電気を供給する能力を持ち、スコットランドの総電力需要の3.7%に相当する。風力発電は来年には建設前の準備作業を開始し、2018年までに発電を開始する予定である。

NnGは約15億ポンドの設備投資であり、建設段階で真にノンリコース・プロジェクトを誘致する英国初の洋上風力発電所が軌道に乗る。NnGはインフラストラクチャーに対する英財務省のインフラストラクチャーUKからの資金提供保証と欧州投資銀行融資の資格を事前に取得している。

風力発電所は最高75基の風力タービンで構成され、約80平方キロメートルの事業面積を占める。発電所は陸上に最も隣接した地点のファイフ海岸から15キロメートル余り沖合の水深45-55メートル地点にある。

風力発電の電力を送る海底ケーブルは、イーストロージアンのソーントンロッホ・ビーチで上陸し、そこから地下ケーブルがラマーミュアヒルズにあるCrystal Rig陸上風力発電所内の変電所まで12.5キロメートルを送電する。グリッド接続は2016年に行われ、地下送電ケーブルのルート計画認可は2013年にイーストロージアン地方議会から受領した。

NnGは建設期間中とともに稼働寿命を通じて、直接および間接的に数百の雇用機会を創出する。Mainstreamは、優良バランスオブプラント請負業者のGeoSeaおよびSTDL/Prysmianコンソーシアムを選択した。GeoSeaは風力発電タービン基盤を設計、供給、据え付けるとともに、風力タービンと洋上変電設備所を設置する。STDL/Prysmianコンソーシアムは電気的な作業を設計、供給、設置する。

Mainstream Renewable Power創業者であるエディー・オコーナー最高経営責任者(CEO)は「本日の発表はスコットランドにとって特に重要である。なぜならば、風力発電所が家庭と企業に再生可能エネルギーを供給する目的で、スコットランドの海上に初めて建設されるからである。事実、この発電所はエディンバラの全世帯に有り余るグリーンエネルギーを生み出す」と語った。

Mainstream Renewable Powerのアンディ・キンセラ最高執行責任者(COO)は「これは世界の海上風力発電産業にとって極めて重要なことである。なぜなら、この規模の洋上風力発電所がプロジェクト融資を利用して民間企業だけで建設されるのが初めて軌道に乗るからである。これは、Mainstreamが2008年に設立されて以来このプロジェクトに取り組んできた洋上開発チームの世界をリードする専門知識の証しであり、世界リードする独立系洋上風力発電開発者としてのMainstreamの立場を確固たるものにする」と語った。
同COOはさらに「われわれは徹底的な環境評価プロセスを通じて、スコットランド自治政府と関連機関と緊密に協力してきた。発電所建設中と建設後、これら機関とその他主要な利害関係者とのクラス最高の環境モニター作業を続けていきたい」と語った。

Mainstream Renewable Powerは2009年に英国王室資産管理機関であるクラウンエステート(The Crown Estate)から公共事業としての独占的な落札企業となった。NnGのサイトは2011年に、スコットランド自治政府のStrategic Environmental Assessment(戦略的環境アセスメント)から海洋風力発電開発に適しているとの判断を下された。NnGは2010年にグリッド接続権を確保し、2011年にはクラウンエステートとの間でリース契約に達した。2012年にはMarine Scotland Licensing Operations Team(スコットランド海洋事業認可チーム)と同意申請書を交わした。

▽Mainstream Renewable Powerについて
Mainstream Renewable Powerは再生可能エネルギー・プロジェクトにおける世界有数の独立系開発企業の1つ。同社は世界で1万7000MW(17GW)以上の開発プロジェクトを持ち、現在はアイルランド、南アフリカ、チリ、カナダで風力・太陽光発電プラントを運転あるいは建設中である。

Mainstreamは欧州を代表する独立系海上風力発電デベロッパーとして、イングランド、スコットランド、ドイツでほぼ8GWのオフショア風力開発プロジェクトを開発中であり、これらオフショア・プロジェクト向けに4.45GW分のグリッド接続(送電網)を確保している。

同社はベルリン、ケープタウン、シカゴ、ダブリン、グラスゴー、ヨハネスブルク、ロンドン、サンティアゴ、トロントにオフィスを構えている。

(リンク »)

さらに詳しい情報は以下を参照。
Neart na Gaoithe
Kirstin Stevenson / Callum Spreng
Spreng & Co Ltd
Tel: +44 (0)141 548 5191
Mob: +44 (0)7803 970106 / +44 (0)7803 970103
Email: Kirstin@sprengandco.com / Callum@sprengandco.com

Mainstream Renewable Power
Emmet Curley
Head of Communications Mainstream Renewable Power
Tel: +27 21 657 4071
Mob : +27 60 564 6588

ソース:Mainstream Renewable Power

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