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【ドバイ(アラブ首長国連邦)2014年10月21日PRN=共同通信JBN】ハムダン・ビン・モハメッド・スマートラーニング大学(Hamdan Bin Mohammed Smart University、HBMSU)学長のマンスール・アル・アワル(Mansoor Al Awar)博士が国連教育科学文化機構(ユネスコ)の教育情報工学研究所(IITE)の理事会長に選任された。この人事により、アラブ首長国連邦(UAE)は今後4年間、世界の先端に立ってスマートラーニング発展を推進する努力を支援することになる。同時にHBMSUは一流のグローバルな学術機関の仲間入りを果たすことになる。同大学はアラブ世界で初めてスマートラーニングを導入した学術機関であり、その幅広い専門性と深い知見を通じてスマートラーニング政策を地域に確立するために中心的な役割を果たす構えである。
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アワル博士はこのほどモスクワで開かれたユネスコのIITE理事会で満場一致で選任された。理事会にはロシアのベニヤミン・カガノフ副教育科学相、ユネスコの教育担当事務局長補チン・タン教授など国際的な当局者および教育とスマートラーニングの専門家で構成するIITEの理事会メンバー11人が出席した。
アワル博士は次のように述べた。「ユネスコIITE理事会長に専任されたのに際し、全能の神のおぼしめしとハリファ・ビン・ザイド・ナハヤンUAE大統領、ムハンマド・ビン・ラシド・マクトム副大統領兼首相兼ドバイ首長に心から感謝の意を表したい。2人からの他に例をみない素晴らしい支援と信任は、私個人に対するばかりでなく、自国を世界で一番よい国にすることために卓越性とリーダーシップを追究するUAE国民全体にとって、いつでも重要なモチベーションの源泉だった」
博士はさらに次のように語った。「私が選任されたことはまた、ドバイ首長後継者であるハムダン・ビン・モハメド・ビン・ラシド・アル・マクトムHBMSU総長の賢明な指示と、ドバイ警察・公安局副総監でHBMSUの理事会長であるダヒ・ハルファン・タミム中将による監査に沿った方針で、HBMSUがスマートラーニングを世界中で推進するために中心的な役割を果たすことを再確認するものである。その成果はわたしの誇りとするところである。新しい責任を果たすため、私はより熱心に仕事に励み、教育におけるデジタルギャップを克服し、eラーニングと遠隔地学習の潜在力を世界に広げることで知識を基盤にしたコミュニティーを作り上げることに専念したい」
タミム中将は「偽りのない創造力は偽りのない奉仕の結果である。偽りのない創造力を勝ち得たアワル博士の偽りのない奉仕をUAEに祝福したい。奉仕と創造力を収穫したユネスコに祝意を表したい」と述べた。
アワル博士はユネスコのIITE理事ないし理事会長になった初めてのアラブ世界出身の学者である。博士は世界における学習開発政策確立を専門とする一流のエリート学者集団の一員となる。博士が選出されたのはアラブ世界の要請に応えるべくスマートラーニングや先端知識を全国民のものとするために先手をうって努力したことが評価されたものである。
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Lara Al Nagi
T: +971(4)4241013
L.AlNagi@hbmsu.ac.ae
ソース:Hamdan Bin Mohammed Smart University
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