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【ベルリン2014年10月31日PRN=共同通信JBN】
*ハイライトは空に向かって放たれる8000個の光の風船
カウントダウンは始まった。11月7日から9日まで、8000個の光の風船がベルリンの顔を変える。ボルンホルマー通りからブランデンブルク門を経てチェックポイントチャーリーまで、かつてベルリンの壁が伸びていた境界線に沿って「光の境界(Lichtgrenze)」を形作る。地元の住民は過去を回想し、訪問客は壁がかつてどのようにして1つの街を分断していたかに興味をそそられる。
(Photo: (リンク ») )
▽思い出話に耳を傾け、歴史を理解する
光の風船は記念行事の視覚的な中心だ。とはいえ、記念行事はより大きく人々に光をあてる。記念行事のテーマは「自由を勝ち取る勇気(Mut zur Freiheit)」。1989年、平和的に革命を実現した人々を懐古する。光のインスタレーションに沿って情報ディスプレーが100カ所設けられ、ロベルト・ハーベマン協会の協力でベルリンの壁によって分断されていた人々や越境しようとして命を落とした人々の話しを聞くことができる。
加えてマウアーパーク(壁公園)からチェックポイントチャーリーを経由してイーストサイド・ギャラリーに至る数多くのガイド付きツアーが用意されている。分断や脱出に関わる話や傷を癒した都市の話を聞くことができる。さらに「サービス・イン・ザ・シティー」のボランテアたちも壁があった時代の自分自身の体験を語ることを望んでいる。
11月9日の締めくくりのイベントとして、ブランデンブルク門の前のコンサートと同時代の証人のインタビューが予定されている。記念行事のハイライトは午後7時、ベートーベンの「歓喜の歌」の演奏で始まる。次いで、ポールにつながれていた光の風船が一斉にベルリンの空に向かって放たれる。
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ソース:visitBerlin
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