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タカラバイオ社がNGSデータ解析の自動化および標準化にジーンデータ社のソフトウエアを採用
Genedata Expressionist(R) for Genomic Profiling はタカラバイオ社の膨大なNGSデータセットの管理、データ処理、データ解析を支援します。ジーンデータ・プラットホームへの投資は、タカラバイオ社がゲノム研究の最前線に位置し、その顧客に最高品質のサービスを提供することを意味します。
2014年11月5日 東京発 - 医薬品開発及びライフサイエンス研究における先端的なソフトウエアとソリューションのリーディングプロバイダーであるジーンデータ社は、グローバルバイオテクノロジー企業のリーディングカンパニーであるタカラバイオ社が、次世代シーケンサー (NGS: next-generation sequencing) データの主要なプラットフォームとして、Genedata Expressionist for Genomic Profilingを採用したことを発表した。このプラットフォームは、自社または第三者が開発したデータ解析ツールとデータベースを統合します。そして、完全にオートメーション化したマルチオミクスデータ処理、包括的なデータ管理と強力な統計解析のための単一な統合環境を提供します。これによりジーンデータ社は、タカラバイオ社の先端的な再生・細胞医療分野とそのCDMO (Contract Development and Manufacturing Organization)事業の2つの事業領域におけるソリューションプロバイダーとなります。
タカラバイオ社はアジア最大規模のゲノム解析センターを立ち上げ、ゲノミクス(DNA-seq.) 、トランスクリプトミクス(RNA-seq.)とエピゲノミクス(ChIP-seq.およびMethyl-Seq.)などの受託サービスを多種多様な企業や大学、研究機関に提供しています。Genedata Expressionist for Genomic Profilingは、すべてのNGSおよびマイクロアレイデータのデータ処理とデータ解析の自動化と標準化に利用されます。スケーラビリティの高いエンタープライズシステムは、高いスループットで数千の試験データの解析とビジュアライズを同時に実行することができます。標準化されたEnd-to-Endのトレーサビリティが保たれた、NGS解析のワークフローを利用することにより、今回採用されたプラットフォームは、業界をリードしているタカラバイオ社の品質基準を完全に満たすことができます。
タカラバイオ社の執行役員である北川正成氏は、「我々は、革新的なサービスと最高品質のデータをお客様にお届けすることを約束します。ジーンデータ社は、NGSデータ解析ワークフローにおける全てに関連するアプリケーションを自動化し、管理するソフトウエアプラットフォームを提供することにより、我々がこの約束を果たし続けることを支援してくれます。」と語り「その上、このプラットフォームは、我々の社内における最新技術開発の研究プロジェクトにも利用できます。」と述べています。
タカラバイオ社が、ジーンデータ社のプラットフォームを採用した理由の1つには、社内外のデータソースからマルチオミクス のデータを集積するその能力にもあります。オープンで包括的なソフトウェア・ソリューションは、各種学際的な チームが協力して、非常に複雑な試験のデータセットから価値のある結果を導き出すことに貢献します。
ジーンデータ社 CEOのオスマー・ファーネス博士は「我々は、タカラバイオ社がバイオ・メディカル研究を加速させ、最高のゲノム・プロファイリングを彼らの顧客に提供する支援ができることに興奮しています」と語り、 「そして、このことは革新的な研究を進める企業にとって、我々のソフトウェア・プラットホームとサービスが信頼されていることを示しています。さらに、ジーンデータ社は、成長を続ける日本市場において、更に拡大することを意味し、今後数年間にわたり、日本の科学界に貢献できることを楽しみにしています。」と述べました。
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