Teradata QueryGridが実現するデータ・ファブリックで分析エコシステムを組織化

日本テラデータ株式会社

From: 共同通信PRワイヤー

2014-11-07 12:15

2014年11月7日

日本テラデータ株式会社

Teradata QueryGridが実現するデータ・ファブリックで分析エコシステムを組織化
― 企業全体でのビッグデータ活用を実現 ―

[2014年10月20日にテラデータ・コーポレーションより発表されたプレスリリースの翻訳です]

 PARTNERS CONFERENCE & EXPO、米国テネシー州ナッシュビル発 ― ビッグデータ分析とマーケティング・アプリケーションを扱う、テラデータ・コーポレーション(NYSE: TDC、以下テラデータ)は、複数の最高クラスのソリューションを組織化された分析エコシステムへと変える、Teradata QueryGrid によって実現するデータ・ファブリックを発表しました。このデータ・ファブリックは、複数の分析、多様なデータ・リポジトリ、および各種システムを集結し、ビジネス・ユーザーに、一貫した、分断されることのない分析エコシステムを提供します。

 今日において企業は、業務系システムおよび分析システム向けに、複数のベンダーから供給される多様なテクノロジーを採用しています。しかしながら、それらのシステムが統合されていないために、ユーザーはそれらを別々のシステムとして取り扱うことになり、企業がビジネス上の質問に対してタイムリーな回答を得る能力が制限され、最終的には企業の生産性に影響を与えています。

 テラデータは、幅広く複数のシステムにわたるデータ・ファブリックを集結させ、ファイル・システム、オペレーティング・システム、データ種別、分析エンジン、そしてシステム設計の特性をビジネス・ニーズに合わせて選択できる柔軟性を企業に提供します。Teradata QueryGridは、この革新的なデータ・ファブリックという概念を実装したソフトウェアです。このソフトウェアは、複数の処理エンジンおよびリポジトリにわたるクエリーの実行を、安全かつ最適な方法で集約します。

 「Teradata QueryGridにより、ユーザーは1つのシームレスなデータ・ファブリック内のデータにアクセスできるようになります」とTeradata LabsのプレジデントであるScott Gnauは述べています。「このデータ・ファブリックでは、基礎となるITプロセスやインフラストラクチャではなく、ビジネス上の質問に対する回答を得ることに重点が置かれています。企業は、組織を横断してアクセスを拡大することが可能になり、ビッグデータを有効活用することができます」

 新しいTeradata QueryGridデータ・ファブリック機能は、複数のシステムを集結し、それらを1つのシステムとして動作させることで以下の機能に対応します。

●TeradataデータベースからTeradataデータベースへの接続機能
企業はTeradataのワークロード特化型プラットフォーム・ファミリーの利点を活用し、複数のシステムを融合して、パフォーマンス、可用性、データの価値に対するビジネス・ニーズを満たす一方で、自社の分析エコシステムを効率的かつ経済的に拡張させることができます。複数のTeradataシステムが連動し、ワークロード制御をシステム間で分担することで、サービスレベルに適した、最高レベルの一貫したパフォーマンスが提供されます。管理者とユーザーは、統合された“Explain”プランと共通の管理ツールを通じて、複数プラットフォームにおけるリソースの最適化を一元的に行うことで、管理が容易になります。企業は、このようなTeradataの複数システム環境を単一のシステムとして容易に利用できるようになります。

●TeradataデータベースからTeradata Asterデータベースへの接続機能
QueryGridでは、Teradataデータベースの機能を、nPath、Graph、SessionizeなどのTeradata Asterの高度なビルトイン関数によってシームレスに拡張できるようになりました。この無理のない統合により、TeradataデータベースのユーザーはSQL文内からAsterの関数を呼び出すことができます。ユーザーは、1つの命令で、100種類以上の事前構築済の分析関数を活用し、データに対する操作を実行することができます。

●適応最適化ルーチン機能
Teradataデータベースでは、複数システム、マルチベンダー、および混合テクノロジーのエコシステムを横断し、最高のパフォーマンスから生成されたクエリーを提供する、適応最適化ルーチンが導入されます。これは、クエリーの結果がリモート・システムから返される際に動的に統計を収集することで達成されます。それらの結果が増分クエリー・プランと相まって、Oracleリレーショナル・データベース・システム、Hadoop、またはMongoDBなどのNoSQLデータベースといった多様なテクノロジーからのデータを使用している場合であっても、最も迅速で効率的なクエリーが生成されます。

 「かつてユーザーは、分離されたまとまりのない複数のシステムにデータが存在していたために、必要とするデータを入手できずにいました」とWinterCorp社のCEOであるRichard Winter氏は述べています。「今ではデータ・ファブリックのおかげで、ユーザーは、データが複数のデータベース・プラットフォームやHadoopクラスタに格納されている場合であっても、企業が変革していくために必要な、高価値でセルフサービスによるデータ分析を実行できるようになりました」

データ・ファブリック機能は、QueryGridおよびTeradataデータベースのアップデートに合わせ、2014年第4四半期後半より提供される予定です。

以上

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関連リンク:
・Teradata QueryGrid
(リンク »)

・Teradataのワークロード特化型プラットフォーム・ファミリー
(リンク »)

・Teradataデータベース
(リンク »)

・Teradata Blogs内、Data Pointsへの投稿(執筆者:Daniel Abadi)
(リンク »)

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・日本テラデータウェブサイト内 プレスリリース
(リンク »)

・本プレスリリースの原文: Teradata News Room
(リンク »)

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◆ Teradata Corporationについて
テラデータ・コーポレーションは、顧客企業がデータ活用から、競合他社よりもより多くの価値を引き出すことを支援しています。テラデータのビッグデータ分析ソリューション、統合マーティング・アプリケーションまた専門家チームから構成される優れたポートフォリオは、顧客企業にデータ活用から持続可能な競合優位性を推進します。
(リンク »)

◆ 日本テラデータについて
日本テラデータ株式会社は、テラデータ・コーポレーションの日本法人です。統合データウェアハウス、ビッグデータ分析ソリューション、マーケティング・アプリケーションおよび関連サービスに関するコンサルティング、構築支援、教育、メンテナンスサポートなど各種サービスを提供しています。
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* Teradataは、米国テラデータ・コーポレーションの米国およびその他各国における商標または登録商標です。

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