エアーとサイオス、企業クラウドのセキュリティ強化で協業 ~ エアーの「WISE Gateway」をサイオスのソリューションで販売支援 ~

株式会社エアー

From: DreamNews

2014-12-16 15:30

ITソリューションベンダー、株式会社エアー(本社:大阪府吹田市 代表取締役社長:北山洋一、以下エアー)とサイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、東証マザーズ:3744、以下、サイオス)は、本日2014年12月16日、Google Drive(TM)(*1)およびbox(*2)ほかWebDAV(*3)対応クラウドストレージのデータを暗号化するゲートウェイソフトウェア製品「WISE Gateway」(ワイズゲートウェイ)の教育機関への販売において協業することを発表いたします。

 企業のクラウド利用の急激な増加に伴い、クラウド事業者は顧客の重要なデータやプログラムを守るために高度なセキュリティ環境を提供しています。しかしサイバー犯罪の高度化や悪質化に伴い、クラウドサービスを利用する企業が重大で深刻な被害にあう可能性も高まっており、より高度なセキュリティを望む声が増加しています。このような背景の中、ユーザ側でクラウド利用の際にセキュリティを高めることができるソリューションとしてクラウドアクセスセキュリティブローカ(Cloud Access Security Broker:CASB)という技術が注目され始めています。エアーが提供するCASBソリューション「WISE Gateway」を導入することにより、データはクラウドストレージに保存する前に暗号化され、暗号鍵はユーザ側で管理できるようになるためより高いセキュリティを確保することができます。この度の協業では、Google Apps(TM)などの企業や教育機関への導入支援サービスや様々なソリューションの提供などで豊富な実績を持つサイオスが、「WISE Gateway」の導入を支援することで、教育機関の安全なクラウド利用を容易にし、より高いセキュリティ環境を実現します。この度の両社の協業により3年間で100団体への販売を計画しています。
 今回の協業についてサイオスの執行役員、山崎 靖之氏は、以下のように述べています。
「近年、当社の教育機関のお客様でGoogle Apps(TM)を始めとするクラウドサービスの利用が大幅に増加しています。このような状況で、ここ数年では、ファイルやフォルダを簡単に保存、共有でき、どこからでも閲覧、編集できるGoogle Drive(TM)の利用が増えてきています。しかし一方で、情報漏えい事件の報道などによりセキュリティ意識が高まったことから、パブリッククラウドストレージに機密情報を保存することに不安を感じ、コスト面で魅力はあっても利用をためらうケースも増えてきました。エアー社の『WISE Gateway』は、このような利用者側の不安を解消できる有効なソリューションと確信し、今回の協業を決定しました。」
 エアーとサイオスは、今後も協業を深め、企業がクラウドを安心して利用できるソリューションの提供と販売を促進してまいります。
「WISE Gateway」について詳細は、次ページの説明および下記Webサイトをご参照ください。
      (リンク »)
*1:Google Drive(TM)
Googleが提供しているクラウドストレージサービスで、Google Drive(TM)に格納したファイルは、どのファイルも他のユーザと共有し、閲覧、ダウンロード、共同編集することが可能です。
またあらゆる端末からファイルに手軽にアクセスすることが可能です。
*2:box
Boxが提供するクラウドストレージサービスで、使用するデバイスに関係なく、大きなサイズのファイルが共有できたり、あらゆる種類のドキュメントの表示やコメントの追加、同僚とのコミュニケーションが可能です。
*3:WebDAV
WWWでファイルの転送に使われるHTTPを拡張し、クライアント(Webブラウザ)からWebサーバー上のファイルやフォルダを管理できるようにした仕様のこと。

【エアーについて】...................................................■
株式会社エアーは、「いつの時代も、"いま、最も必要なソフトウェア"を提供する」ことをモットーに、メールアーカイブソリューション「WISE Audit」印刷セキュリティソリューション「WISE Print印刷ログ監査」など幅広いセキュリティ対策ソリューションを提供しています。2011年に発売を開始した検索・ソート可能な暗号化ライブラリ「WISE Encrypt」についてはすでに2件の特許を取得し、さらに現在特許出願中です。( (リンク ») )
【サイオスについて】.................................................■
サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアの開発と利用を軸に、OS(基本ソフトウェア)、サーバー、Webアプリケーション、クラウドコンピューティング、ビッグデータに関わるソフトウェア製品とサービスの提供を行っています。これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在「インフルエンサー」となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。
詳細情報は、www.sios.comをご欄ください。
※Google Apps、Google Driveは、Google Inc. の商標です。
※WISE Encryptは、株式会社エアーの登録商標、WISE Gatewayは商標出願中です。
※WISE Auditは、株式会社日立システムズエンジニアリングサービスと株式会社エアーの登録商標です。
※Linuxは、Linus Torvalds の商標です。
※その他記載の会社名または製品名は、一般的に各社の商標または登録商標です。
製品価格および仕様は予告なく変更することがあります。

■お客様のお問合せ先 (記事掲載の場合はこちらをご利用ください)
株式会社エアー プロダクト事業部
電話:03-3587-9221  Email:kikaku-desk3@air.co.jp
サイオステクノロジー株式会社 営業部
電話 : 03-6401-5222
お問い合わせフォーム: (リンク »)
■報道関係者からのお問合せ先
株式会社エアー 販売促進支援グループ
電話:06-6368-6080 Email:press@air.co.jp
サイオステクノロジー株式会社 広報
電話 : 03-6401-5120
お問い合わせフォーム: (リンク »)

■「WISE Gateway」の特長
エアーの「WISE Gateway」は、既存のクラウドストレージサービスにデータを預ける前に暗号化し、鍵はユーザが管理する暗号化ゲートウェイソフトウェア製品です。
Googleドライブ等のクラウドストレージに書き込む際、「WISE Gateway」がファイルの暗号化/復号を自動的に行います。「WISE Gateway」経由で保存したファイルは暗号化されていますので、事業者がファイルの情報を検索、閲覧することはできません。万が一クラウドサービス上の機密情報が持ち出された際の情報漏えいリスクを軽減します。
●システム管理側のメリット:
・クラウドストレージ側に変更不要。ゲートウェイを追加するだけで暗号化が可能。
・WebDAV対応なので専用クライアントのインストールが不要。
●一般ユーザのメリット:
・いつものGUIから(Windows(R) Explorerなど)簡単に、暗号化を意識せずに操作が可能。
・マルチデバイスから同じストレージにアクセスが可能(WebDAVクライアントを使用)。
・特定のフォルダ配下に置くことで暗号化するため必要なファイル・フォルダのみの暗号化が可能。
・自分のファイルだけでなく、社内で共有された暗号化ファイルの編集・閲覧が可能。
●おすすめのユーザ:
・安価なクラウドストレージを安全に利用したい企業/クラウド事業者
・暗号化機能を追加で導入してセキュリティを向上させたい企業/クラウド事業者
※価格、対応環境など詳細は以下を参照してください。
  (リンク »)


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