【本調査を実施した背景】
2013年から2014年にかけて、AppStore/GooglePlayにおけるフリーミアムモデル(無料+アプリ内アイテム課金)が211%という驚異的な成長を成し遂げております※3。これは、アプリの品質向上だけでなく、ユーザーのアプリ内でのアイテム課金への心理的ハードルが下がっている表れです。しかしながら、全てのパブリッシャーが上手く収益に繋げられているわけではないのです。弊社が本調査を通じてアイテム課金に関する情報を発信することで、多くのパブリッシャーがアイテム課金で最大の収益を得られる事を目的として実施しました。以下が調査結果となります。
【調査.1】アイテム購入時の1回あたり課金額
図1は、アプシークラウドのアプリ内課金機能「アイテムSTORE」を利用して販売されているアイテムの平均販売単価をグループ化し、ユーザーのアイテム購入における課金額(1回あたり)を調査した結果になります。例えば「100円 」「200円 」「300円 」の3つのメニューでアイテム販売した場合の平均販売単価は「200円」となり、このメニューから実際にユーザーが購入した単価の平均は「179円」です。平均販売単価が「1,000円」のメニューまでは、ユーザーが購入した単価は高くなるが、それが「1,000円」を越すと下がってしまう結果になりました。つまり平均販売単価が「701円」~「1,000円」になるように販売アイテム数や価格を決定した方が最も高い単価で販売できるということになります。(図1参照)
【調査.2】アクティブユーザーあたりの収益性
図2は、アプシークラウドのアプリ内課金機能「アイテムSTORE」で得られる収益を、アクティブユーザー数で算出し、1アクティブユーザーから得られる収益と、先の平均販売単価との関連性を調べたものです。先程と同様に、平均販売単価が「701円」~「1,000円」の範囲で最も1アクティブユーザーから得られる収益が高くなっていることがわかります。(図2参照)
本調査結果より、カジュアルゲームにおいてアイテムの平均販売単価を「701円」 ~「 1,000円」に設定すればが課金収益を最大化出来ることが判明しました。アイテム平均販売単価が「701円 」~「 1,000円」になるメニューとしては、「100円/500円/900円/2,000円」などのプライシング事例があります。
アイテム課金を10分で実装
「アイテムSTORE」 (リンク »)
【アプシークラウドについて】
アプリ開発者向けに、CPI広告、リコネクト広告、リワード広告、アイテムSTOREによるマネタイズ支援、レビュ掲載保証、検索連動型広告(Google AdWords)による自社アプリのプロモーション支援、さらにはMBaaS(エムバース)で代表されるプッシュ通知などのアプリ開発のソリューションを提供する事で、アプリ開発者を総合的にサポートするクラウドサービスです。(一部有償サービス有)各機能の詳細については、サービスサイトをご覧ください。
アプシークラウド (リンク »)
(※1) MBaaS(エムバース)
アプリの開発に必要な汎用的機能をAPI、SDKで提供しサーバー側のコードを書くことなく、サーバー連携するアプリを効率よく開発できるようにするクラウドサービスです。提供される機能としては、利用者情報の登録・管理や認証、データの保管、プッシュ通知、課金・決済、ソーシャルメディアとの連携などが多くなっています。アプリケーション開発者はこれらの機能のAPIを呼び出すよう設定することで、自らのアプリケーションの一部として取り込むことができます。
(※2) アイテムSTORE
アプシークラウドのアプリ内課金の機能で、10分で実装出来る、完全無料の課金機能です。Unity・Cocos2d-xにも対応しており、多くのゲームアプリに導入が加速しています。
アイテムSTORE (リンク »)
(※3) アプリマーケティング研究所 「「全世界アプリの売上92%がフリーミアム、有料市場は縮小」AppAnnieが語るアプリストア9つのトレンド。D2CRアプリセミナー」より( 2014年10月08日 )
(リンク »)
カイトは、全てのアプリ開発者がアプシークラウドを利用する事で、「ハッピー」になる事を目指しています。
【会社概要】
会社名 カイト株式会社(英文表記:cayto inc.)
資本金 874,70 千円(資本準備金含む)
設 立 2008年4月1日
所在地 〒106-0047 東京都港区南麻布3丁目21-17 7F
TEL 03 5475 3385
URL (リンク »)
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【本件に関するお問い合わせ先】
担当:白井(しらい)
Email: contacts@cayto.jp
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。