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【シュツットガルト(ドイツ)2014年12月17日PRN=共同通信JBN】
*売上高と利益は前年度を上回る、研究開発費は引き続き高水準
ツァイスは2013/14会計年度(2014年9月30日までの1年間)に為替相場の悪影響にもかかわらず売上高を2%伸ばし、42億8700万ユーロを計上した(前年度は41億9000万ユーロ)。金利税引き前利益(EBIT)は前年度比14%増の3億6000万ユーロになった。カールツァイス(Carl Zeiss AG)の社長兼最高経営責任者(CEO)であるミヒャエル・カシュケ博士は「全般的に見て、2013/14年度はツァイスグループが成功を収めた会計年度だった。世界経済の困難な状況は続いているが、われわれは幅広い製品のおかげで成長路線を維持している。ただ各事業の成長は足並みがそろわず、すべてが期待通りというわけではない」と述べた。
世界の従業員数は2万4817人と、わずかに増加した。研究開発費は8%増の4億4800万ユーロ。土地や工場、設備への投資は総額1億8800万ユーロだった。
ツァイスは世界経済のスタグネーション(景気停滞)で新たな試練に直面しているが、2014/15年度も安定した増収を見込んでいる。
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ツァイスは光学・電子光学業界で活躍する国際的な先進技術企業。リソグラフィー光学や測定技術、顕微鏡、医療技術、眼鏡レンズ、カメラ、映写レンズ、双眼鏡、プラネタリウム技術の製品を開発、販売し、そのソリューションで光学の世界を発展させ、技術の進歩に貢献している。ツァイスを構成する6事業グループは工業用測定部門、顕微鏡部門、医療技術部門、ビジョンケア(眼鏡レンズ)部門、消費者向け光学機器部門、半導体製造技術部門。世界40カ国以上に進出し、約30カ所の生産拠点、50カ所以上の販売・サービス拠点、約25カ所の研究開発施設を持つ。1846年にドイツのイエナで設立され、現在はオーバーコッへンに本社がある。カールツァイス(Carl Zeiss AG)はツァイスグループを経営する戦略的経営持ち株会社。カールツァイスはカールツァイス財団(Carl Zeiss Stiftung)が100%所有している。
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ソース:Carl Zeiss AG
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