クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド
新規オープンが続くリテール不動産市場 ―2014年第4四半期 東京賃貸市場レポート―
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W 米国・ニューヨーク)はこのたび、2014年第4四半期(10月1日~12月31日)のオフィスおよびリテールに関する東京不動産賃貸市場調査レポート「MARKETBEAT TOKYO Q4 2014」(オフィス編・リテール編)を公表しました。以下はその要約です。
1.グレードAオフィス市場の需要は依然として強く、空室率は前期比0.5ポイント低下して2.3%になりました。賃料も1,500円増加して28,000円/坪に達しました。
2.値頃感のある賃料帯での大型空室が不足していることから、新規供給オフィスビルのプレリーシングは今のところ活況です。
3.一方、主要商業地のリテール賃貸市場は、消費税増税のネガティブインパクトが統計上浮き彫りになったにもかかわらず活況で、グローバルプレイヤーを中心に物件の争奪戦が水面下で繰り広げられています。
4.既存テナントの移転問題や建築費の高騰を背景に主要商業地のハイストリートの物件は引き続き不足しています。
以上
■本レポートを含め、アジア太平洋地域の主要都市のレポート(英語)は以下をご覧ください。
(東京のみ最終ページに日本語あり。) (リンク »)
■本レポートに関する照会先
●柳町 啓介 ヘッドオブリサーチジャパン
直通03-3596-7098 keisuke.yanagiamachi@ap.cushwake.com
プロフィール:建設企業で大規模商業施設の設計、みずほ信託銀行で証券化不動産実務、CBREで調査・分析業務に従事。オックスフォードブルックス大学国際不動産学修士、早稲田大学国際不動産研究所招聘研究員、日本不動産金融工学学会会員、一級建築士。
●須賀 勲 ディレクター(リテールサービス)
直通03-3596-7033 isao.suga@ap.cushwake.com
プロフィール:当社入社前は三井不動産にて東京ミッドタウンやららぽーとなど商業施設事業拡大に貢献。 現在、ブランドレプレゼンテーション、リーシング分野での拡大およびC&Wグループのグローバル・リテール・ネットワークを活用したわが国リテーラーの海外進出支援を担う。
■クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドについて
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は1917年ニューヨークで創業した、世界有数の総合不動産サービス会社です。全世界約60カ国におよそ250の拠点、16,000名以上のプロフェッショナルを配置しています。
C&Wの詳細はこちらのウェブサイトをご覧ください。
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■留意事項 本資料は情報提供のみを目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。
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