株式会社デルフィスでは、2014年8月9日~12日に「第4回エシカル実態調査」を実施しました。
当社ではエシカル消費の研究及びコンサルティング活動を行っています。当調査は、エシカルという考え方への意識や行動、エシカルな消費者の実像を把握するために実施したもので、第1回(2009年12月実査)、第2回(2011年6月実査)、第3回(2012年6月実査)に続く4回目の調査となります。
「エシカル」という言葉の認知率は横ばいで、また第1回目から少しずつ興味度や実践度が低下している傾向が見られました。一方で、「エシカル」というキーワードをGoogleで検索してみると、検索件数が年々増加しており、2014年の6月に過去最高値を出していることが分かります(画像の参考データ)。これらから推察すると、「エシカル」に興味を持ったり、実践している人が、ある一定に人数に限られ、閉鎖的なコミュニティになっている可能性が考えられます。
活動をより広範囲に広めていくためにも、エシカルな活動に関与する人々が、今まで以上に外部へ伝える努力や、開かれた活動を行う必要性があります。
また、今回の調査では年代別の特性にも注目してみました。
エシカルな活動への興味が高く、積極的に活動を行っている20代実践度が高く、金銭的な投資に積極的な60代といった特徴が見られました。
詳しくは別添「参考資料」をご確認ください。
■参考資料も含めたリリース全文(PDF)
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*エシカル(ethical):人や社会や地球のことを考えた「倫理的に正しい」消費行動やライフスタイル
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