デュポン・フロロポリマーソリューション、晨光との戦略的協力を実現　

デュポン・フロロポリマーソリューション、晨光との戦略的協力を実現　

AsiaNet 59355

デュポン・フロロポリマーソリューション、晨光との戦略的協力を実現
急成長する中国フッ素ゴム市場への対応を強化
両社、フッ素ゴム合弁会社の設立を発表

2015年1月30日、デラウエア州ウィルミントンおよび中国北京発 ― デュポン・フロロポリマーソリューション（デュポン）ならびに中国化工集団公司（中国化工ChemChina）の子会社である中昊晨光化工研究院（晨光Chenguang）は本日、急成長を遂げている中国のフッ素ゴム市場に対応するため、大きな一歩を踏み出したことを発表しました。世界最高クラスの科学技術力により、ハイパフォーマンス・アプリケーションのための能力拡大および持続可能なソリューション実現を目指します。

両社はすでに、フッ素ゴムおよびプリコンパウンドの製造や販売を行う折半出資の合弁会社を設立しており、今後は中国国内に向けたフッ素ゴムの供給を拡大していく予定です。

フッ素ゴムは、重要でユニークな特性を備えた素材であり、様々な用途において極めて重大な役割を果たしています。その活用範囲は、効率性と信頼性をさらに高めた自動車設計、より長寿命な化学処理装置の製造、クリーンな再生可能エネルギーの生成、高性能航空機の開発など、多岐にわたります。

今回の戦略的提携によって、デュポンと晨光が互いの技術や知識を補い合うことで、成長著しいフッ素ゴム市場への供給能力が向上します。また、市場や顧客に向け、高品質フッ素ゴムの安定供給を目標とした、新製品投入、技術開発、製造能力最適化のための投資が可能となります。

デュポンと晨光の両社は、フッ素ゴム業界において戦略的地位を確立していますが、さらなる戦略的協力が可能な領域を探っています。

フッ素ゴム合弁会社は今後、 DuPont Haohua Chenguang Fluoromaterials (Shanghai) Co., Ltd. という名称を冠し、晨光およびバイトン(R)のブランドでフッ素ゴムの販売を展開します。この合弁会社では、デュポンの技術的リーダーシップと晨光の総合的技術および製造拠点を活かし、高品質な製品を顧客に提供します。また、上海に新しく建設するプリコンパウンド製造工場への投資も予定しています。

「今回の合弁事業は、中国国内で成長中のフッ素ゴム市場、特に拡大を続ける自動車、航空宇宙、エネルギー、電子工学、電気通信市場向けのハイパフォーマンス・アプリケーション市場に対応する上で、理想的なポジションにあります」と、デュポン・ケミカルズ・フロロプロダクツのプレジデント、ティエリー・F・J・ヴァンランカー（ (リンク ») ）は述べています。「晨光との戦略的提携により、これまで以上に効率的な形で卓越した価値をお客様に提供できるようになるとあって、当社社内も大いに沸いています」

「今回の戦略的提携は、晨光とデュポンが持つ相互補完的な強みを組み合わせることに加え、新しい製造拠点への戦略的投資をさらに強化するものです」と、中国化工のRobert Lu副社長は述べています。「これにより、中国国内および世界各国の顧客に向け、新技術と特殊なフッ素ゴムを用いてより効率よく供給することができる、新たな企業が誕生します」

中昊晨光化工研究院は1965年に設立され、有機フッ素素材の研究、開発、製造で中国国内をリードしています。同社製品は、20を超える分野の200を超える品目で、1,000近くに及ぶ仕様を網羅しており、宇宙、航空機、自動車、電子工学、石油、化学産業、繊維などの分野で広く利用されています。晨光は、経済的・社会的価値の創出、資源節約、環境の持続可能性、固有の安全性に一貫してこだわり、世界的に名を馳せる化学企業となることを目指しています。晨光および同社の革新的な構想に関する詳細は、 (リンク ») をご覧ください。

デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する詳細は、 (リンク ») （米国サイト： (リンク ») ）をご覧ください。

1/28/15

デュポンオーバルロゴ、デュポン(TM)、バイトン(R)は、米国デュポン社ならびに関連会社の商標または登録商標です。

Chenguangは、Chenguangの登録商標です。


（日本語リリース：クライアント提供）