JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は1月19日にラオス人民民主共和国の首都ビエンチャンのエネルギー鉱山省鉱山局にて、昨年11月に実施した鉱山地域における水系調査の結果報告会を開催しました。
JOGMECは、将来の金属鉱物資源の供給国として期待されるラオス人民民主共和国(以下、ラオス)において、同国における持続可能な金属鉱物資源の開発を支援するために、2011年度から毎年、鉱害防止に関するワークショップを同国エネルギー鉱山省鉱山局とともに開催しています。
今般、同国の鉱山地域で行った水系調査の解析が終了したことから、2015年1月19日にエネルギー鉱山省鉱山局にて結果報告会を開催しました。同報告会では、JOGMECから、調査地域における環境汚染の状況等についての解析結果を報告するとともに、日本における過去の鉱害事例についてその後の対策も交えて紹介を行いました。鉱山局からは、Simone鉱山局長他、関係する職員16名の参加のもと、環境改善に関する多数の質問・意見が寄せられ、同局長からは、JOGMECの協力に対する謝意の表明と、環境汚染対策に取り組む重要性の理解促進が図られた旨の発言がありました。
水系調査は、2014年11月6日から8日までの間、カムアン県の錫鉱山地域における環境汚染の実態を把握するために実施しました。また、これに併せ、水系調査に関するOJT(現地研修)および河川環境の保全に関する基礎講座をラオス鉱山局職員等に対して実施しました。(参考:ニュースリリース「ラオス人民民主共和国にて鉱害防止分野の協力を実施~ワークショップ、現地調査、OJT、基礎講座を開催~」 (リンク ») )
JOGMECは、今後も鉱害防止に関する日本の知見や経験を資源保有国と共有することにより、相手国との関係強化を図り、日本企業による鉱業権益の確保を側面支援いたします。
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