KSKアナリティクス、米国Cloudera社と販売代理店契約を締結 -Hadoopを活用したビッグデータソリューションを販売開始-

株式会社KSKアナリティクス

From: valuepress

2015-02-16 09:00

株式会社KSKアナリティクスは、企業向けに最適化された商用のHadoop製品とそのサポートを提供する米国のベンダーCloudera,Inc.と販売代理店契約を締結し、Hadoopを活用したビッグデータソリューション「Cloudera Enterprise」と関連ソリューションの販売を開始します。

株式会社KSKアナリティクス(代表取締役 森本好映、以下:KSKアナリティクス)は、企業向けに最適化された商用のHadoop製品とそのサポートを提供する米国のベンダーCloudera,Inc.(以下:Cloudera)と販売代理店契約を締結し、Hadoopを活用したビッグデータソリューション「Cloudera Enterprise」の販売と関連アナリティクスソリューションの販売を本日より開始します。

■ Cloudera Enterpriseとは
Cloudera Enterpriseは、100%オープンソースのApache Hadoopディストリビューションと関連プロジェクトから成るCDH(Cloudera’s Distribution Including Apache Hadoop)と、システム管理ツールであるCloudera Manager、データ管理を担うCloudera Navigator、そしてテクニカルサポートを統合したビッグデータソリューションです。

Cloudera Enterpriseを利用することで、Hadoopを活用したデータ処理・分析基盤をより簡単に、効率的に構築することが可能になり、運用負荷の削減と安定稼働が実現できます。また、オープンソースを活用する上で課題となるサポートサービスも含まれています。これにより、ビッグデータを活用した企業の競争力強化につながるデータ活用基盤が実現できます。

■ Cloudera Enterprise取り扱いの背景
KSKアナリティクスが、今回Clouderaとのパートナーシップを結び、製品を取り扱うことになった背景には、以下の2つのソリューションの提供があります。

1) Revolution R(レボリューションアール)によるビッグデータの統計解析ソリューション:
KSKアナリティクスが取り扱う統計解析ソフトウェア「Revolution R」は、ビッグデータ分析のための高速でコストパフォーマンスの高いエンタープライズ向け分析プラットフォームです。多様なデータ分析手法、予測モデリングや機械学習をサポートしている上、オープンソースRを100%サポートしています。特にHadoop上で実行することで、通常のオープンソースRでは対応できない大規模データに対して圧倒的なパフォーマンスを発揮します。またRプログラマが簡単にR言語を使ってHadoop上のデータを扱いMapReduceで処理できるようになります。KSKアナリティクスでは、Clouderaとのパートナーシップにより、ビッグデータ分析に必要な高性能なデータ解析基盤をご提供できるようになります。 (リンク »)

2)Pentaho(ペンタホ)データ統合によるデータブレンディングソリューション:
Hadoopや各NoSQLのテクノロジーは大量データを効率的に保管・処理できるようになった一方で、社内にはデータソースがさらに点在するようになりました。ビッグデータ活用のためには、必要なデータを必要な時に組み合わせて使用できるデータブレンディングの仕組みが必要になっています。KSKアナリティクスが取り扱う「Pentaho」は、データの抽出から加工やブレンド、さらにビジュアライズまでを可能する単一プラットフォームです。必要なデータをJust In Timeでブレンディングすることができます。KSKアナリティクスでは、ClouderaとPentahoをトータルにサポートすることで、お客様にワンストップのデータブレンディングソリューションを提供できるようになります。 (リンク »)

■ Clouderaについて
Clouderaは、商用・非商用環境を問わず、世界で最も幅広く採用されているApache Hadoopディストリビューション「CDH」で、企業向けHadoop市場を開拓してきました。Clouderaは現在、ビッグデータ・プラットフォームである「Cloudera Enterprise」によってデータマネジメントソリューションをより進化させ、Enterprise Data Hubを提唱しています。また、Apacheオープンソースプロジェクトのトップコントリビュータとして、さまざまな業界にわたる何百社の企業、数万ノードのHadoop管理経験を背景に、データプロフェッショナルの教育・育成を牽引しています。これらによりClouderaは、企業向けHadoopのデファクトを確立したリーディングカンパニーとして認知されています。 (リンク »)

今回の発表について、Cloudera COOカーク・ダン氏は、以下のようにコメントしています。「Clouderaを活用する日本国内のお客様は、優れた技術に基づくビッグデータソリューションに大きな期待を持っています。Cloudera Enterpriseは、柔軟で拡張性に富み、セキュアなプラットフォームであるエンタープライズデータハブの基盤として機能します。本プラットフォームは、組織が社内のすべてのデータから価値を得るための唯一の存在となることでしょう。今回発表するKSK Analytics社との協業によって、両社のお客様は、自社のコア能力(コアコンピタンス)に集中し、より素早く明確なビジネスメリットを手にすることができると確信しております。」

■KSKアナリティクスについて
KSKアナリティクスは、お客様の「データ」を価値ある「情報」にするためのソフトウェアやサービスを提供する企業です。Pentaho(ビジネスインテリジェンス)、Infobright(高速DB)、Jedox(予算管理)、NYSOL(大規模データ解析)、RapidMiner(データマイニング)、Revolution Analytics(統計解析)などオープンソースを中心としたデータ分析ソフトウェアの日本語化や販売、技術サポートを提供しています。また、これらのオープンソース製品を組み合わせたROIの高いアジャイル型データ分析コンサルティング、ビッグデータやビジネスアナリティクスのためのシステム開発、分析スキル向上のため教育研修等により、お客様の多様なデータ活用の取り組みを支援しています。 (リンク »)



【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社KSKアナリティクス 広報担当
TEL: 03-6228-4932
Web: (リンク »)
e-mail: infoksk@ksk-anl.com
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