今回は2013年9月21日(土)に行われた「とちぎRuby会議05」について、
イベントリポートをお送りします。
会場は那須塩原駅から5分ほど歩いたところにある東那須野公民館。
のどかな風景が広がる場所で、「formal and casual」をテーマに開催されました。
招待講演「厳密な仕様を書くということ」
「仕様」。エンジニアであれば誰しも聞いたことがある言葉だと思います。
「それは仕様です」という表現に代表されるように、ある種のネガティブな常套句を
イメージされる方もいるかもしれません。
酒匂さんは講演の冒頭で、仕様とは「課題(解決したいこと)」と「設計(その解き方)」を
繋ぐものであると定義します。仕様が曖昧であるということは設計を見たときになぜそれでいいのか、
その設計でなぜ課題が解決できるのかを説明できない。逆に厳密な仕様であることで、
早期の検証が可能であったり、仕様段階のテストケースを実装のテストに流用できたりと
様々なメリットがあるとお話されました。
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