AsiaNet 60607(0681)
【サンノゼ(米カリフォルニア州)2015年5月27日PRN=共同通信JBN】
*Raniは独自の経口バイオ治療薬伝達プラットフォームを使って選ばれた生物製剤の定式化、テストを行う。
Rani Therapeuticsは27日、ノバルティス(Novartis)と協力関係を結び、Raniの新しい経口バイオ治療薬伝達プラットフォームの評価を行うと発表した。両社は選ばれたノバルティス独自の生物製剤をRaniのユニークな投与ルートを使って血液中にどのように伝達できるかを評価するための実行可能性研究を開始することに合意した。Rani Therapeuticsが今後18-24カ月行う実行可能性研究が成功裏に完了した後、ノバルティスはより幅広い協力関係をRaniと結び、特定の利用分野についてRaniの技術のライセンスを受ける権利を持つ。
InCube Labsからスピンアウトして2012年に創立されたRaniはTNF-アルファ阻害剤、インターロイキン抗体、基礎インスリンなどの注入薬を錠剤に転換する技術プラットフォームを開発した。同社は臨床前研究で皮下注射薬についても同様の結果を示し、最近は選ばれた薬剤でこのプラットフォームをテストするため、医薬品会社との提携交渉を始めていた。
Rani Therapeuticsのミール・イムラン会長兼CEOは「大分子経口薬の伝達は薬剤伝達の聖杯とみなされており、わが社より前に多くの失敗した試みがある。われわれが追求している問題の大きさは理解しているが、われわれの手法は生物製剤を患者に投与する方法を根本的に変える可能性があると確信している。世界最大で最も成功している医薬品会社の1つであるノバルティスとともにこの旅に乗り出すのを喜んでいる」と語っている。
さらに、ノバルティスはRaniのCラウンドのエクイティ・ラウンドにも参加している。これまでの投資家にはGoogle Ventures、InCube Ventures、VentureHealthが含まれている。
▽Rani Therapeuticsについて
Rani Therapeuticsはこれまで注入によってしか伝達できなかったペプチド、タンパク質、治療抗体の経口伝達の新たな手法を開発した。Rani Therapeuticsのためのこの手法と技術は画期的な医療イノベーションに集中している多診療科目の生命科学研究開発ラボであるInCube LabsLabs( (リンク ») )でつくり出された。InCubeは多くの発明をした医療発明家、起業家、投資家であるミール・イムラン氏が指揮している。詳しい情報はwww.ranitherapeutics.com へ。
▽問い合わせ先
Stephanie McGro
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stephanie@incubelabs.com
ソース:Rani Therapeutics
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