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【ウィルミントン(米デラウェア州)2015年7月1日PRN=共同通信JBN】チタニウムテクノロジー(酸化チタン顔料)とフロロ製品、特殊化学品で市場の大きなシェアを占める世界的な化学会社The Chemours Company(Chemours、NYSE:CC)は1日、デュポン(DuPont)からのスピンオフ(分離・独立)を果たし、独立した上場企業として発足したと発表した。同社の普通株式は1日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で「CC」のシンボルによって通常取引が始まった。
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Chemoursのマーク・ベルグナーノ(Mark Vergnano)社長兼最高経営責任者(CEO)は「われわれはChemoursを200年の歴史を持つ新生企業と思っている。これまで築き上げた技術革新力と業界でのリーダーシップにより、デュポンの伝統を継承するとともに、われわれは顧客重視のグローバル企業として新たにスタートし、エネルギーとアジリティ(敏捷さ)を兼ね備えている。当社のビジネスは応用開発のパイオニアとして、また世界水準の製品管理で、さらに安全性の面でもよく知られている。当社の従業員は業界ではトップクラスで、長年の経験、深い化学技術、優れたエンジニアリング知識で、世界の5000社以上の顧客に貢献している」と話す。
ベルグナーノ社長は続けて「われわれはともに実力を高め、より効率的で意思決定の早い企業を目指す。コスト構造の削減、製品群の増強、顧客の需要を支える成長に資源を集中する。今日Chemoursが定める3つの戦略的基盤は、財務基盤の適正化、キャッシュフローの改善、資本の戦略的配分である」と結論付けた。
ベルグナーノ社長の下には経験豊かな経営陣( (リンク ») )が集まる。幅広い業界知識と強い営業力をChemoursにもたらす経営陣は以下の通り。
*マーク・E・ニューマン(Mark E. Newman)上級副社長、最高財務責任者(CFO)
*E・ブライアン・シュネル(E. Bryan Snell)チタニウムテクノロジー事業部門 社長
*ティエリー・バンランカー(Thierry Vanlancker)フロロ製品事業部門 社長
*クリス・シーマー(Chris Siemer)特殊化学品事業部門 社長
*ベス・オルブライト(Beth Albright)人事担当 上級副社長
*エリック・パーカー(Erich Parker)広報担当 副社長 兼 最高ブランド責任者
*デーブ・シェルトン(Dave Shelton)ゼネラルカウンシル
▽The Chemours Companyについて
The Chemours Companyは化学の力により色彩豊かでクリーンで可能性の高い世界の創造に貢献する。酸化チタン顔料やフロロ製品、特殊化学品の世界的大手企業で、市場が要求する製品、応用技術、化学を基盤にしたイノベーションを、さまざまな産業の顧客に提供している。Chemoursの素材はプラスチックやコーティング製品、冷却・空調機器、鉱業・石油精製、一般製造業などで利用される。主な製品としてはTeflon(R)、Ti-Pure(R)、Krytox(R)、Viton(R)、Opteon(R)、Nafion(R)などの有名ブランド製品。世界37カ所に製造拠点があり、従業員は約9000人。北米、中南米、アジア・太平洋、欧州の顧客数は5000社を超える。本社は米デラウェア州ウィルミントン。ニューヨーク証券取引所に「CC」のシンボルで上場している。詳しい情報はchemours.com、Twitterは@chemours。
DuPont(TM)はデュポンもしくはその子会社の登録商標である。
▽問い合わせ先
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midori.ueno@chemours.com
ソース:The Chemours Company
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