今回はシステム構成を検討する上で必要な各構成要素と、要素ごとの理解すべきポイントについてお話させて頂きます。
◆必要な構成要素について
以下の各要素を組み合わせて、全体のシステム構成を検討していきます。
ここでは、仮想デスクトップを実現するローカルでのシステム環境を範囲としますが、実際にはこのシステムを設置する場所によっては、ネットワーク設計等が最重要の検討課題となることもありますのでご注意下さい。
以下は、VDI 100台(同時接続)を想定した場合のサンプル構成です。
vCenterを物理マシンとして構築したり、ViewManagerの冗長性確保の為にロードバランサーを準備するなどの多少の構成要素の違いはありますが、基本的には上記の構成要素が大きく変わることはありません。
システム全体としては、ユーザ認証やポリシー管理用のActiveDirectoryサーバ(必須)、ユーザデータ保管用のファイルサーバ(NASストレージの場合もあり)、それらデータのバックアップ先となるバックアップサーバ(NASストレージの場合もあり)等が別途必要になるケースがあります。
上記の図では、VMware DRS機能を利用し、VDI仮想マシンの3台での負荷分散を想定している為、VDI系HAクラスタと管理SV系HAクラスタを分けていますが、100台程度の場合は分けないケースも多くなっています。
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