駒沢女子大学(東京都稲城市/学長:光田督良)は、10月17日(土)・18日(日)に「食の隠れた主役~だし+調味料~」展を開催する。これは、「博物館学実習」を受講する学生たちが企画・運営するもの。「食の隠れた主役」であるだしと調味料から日本の食文化を紹介する。入場料無料。
駒沢女子大学博物館学実習館は、博物館学芸員資格を取得するのに必要な「博物館実習」を行うために2004年にオープン。展示ケースや照明設備など、一般の博物館と同じレベルの展示施設を備えている。「博物館実習」の授業では「自分自身でプロデュースする力を養う」ことを目的に、学生たちが自ら企画した展覧会が開催される。
今回は、「食の隠れた主役~だし+調味料~」展として、食の引き立て役とも言えるだしを主軸に、こんぶや煮干し、かつお節等の四大だしと日本の五大調味料「さしすせそ」から「日本の食文化」を紹介する。概要は下記の通り。
■開催にあたって
2013年12月、和食がユネスコの無形文化遺産に登録され、世界でも注目されるようになりました。その和食に欠かせないものが「だしと調味料」です。今年のミラノ国際博覧会で日本は「Harmonious Diversity ―共存する多様性―」をテーマに和食の中に息づく「だし」を大々的に取り上げています。
私たちは日々の食事で、だしや調味料を利用していますが、どれ程の人がこれらに関心を持っているでしょうか。近くにありすぎて、「だしと調味料」の存在に気付いている人は少ないでしょう。
一方で時代によって、だしの取り方が変わってきました。現代人は時間に追われて、外食ですませたり、自炊でもだしを取る人が少なくなっています。その代わりに、インスタントのだしが多く流通するようになりました。
そこで、私たちは和食の「隠れた主役」である「だしと調味料」にスポットを当てました。この展覧会を通して、だしと調味料を再認識し、「食の隠れた主役」に目を向けていただけたらと考えております。
本展覧会では、食の引き立て役とも言えるだしを主軸に、こんぶ、煮干し等の四大だし、かつお節について、日本の五大調味料「さしすせそ」から「日本の食文化」を紹介いたします。
◆「食の隠れた主役~だし+調味料~」 概要
【会 場】 駒沢女子大学博物館学実習館(〒206-8511 東京稲城市坂浜238番地)
【会 期】
2015年10月17日(土)~18日(日) 10:00~16:00
※駒沢女子大学学園祭「りんどう祭」開催期間中
【展示内容】
・第1章 だしとは … 四大だし(昆布・かつお節・煮干し・椎茸)の歴史と実物展示
・第2章 かつお節 … かつお節の製造工程をパネルで紹介し、かつお節と削り節器を展示
・第3章 私たちの生活と調味料 … 日本の五大調味料「さしすせそ」の解説及び実物展示
【入 場】 無料
【主 催】 駒沢女子大学
【企 画】 2015年度駒沢女子大学博物館学実習生
【協 力】
株式会社飯尾醸造、有限会社 池田物産、海の精株式会社、公益財団法人 海の博物館(鳥羽)、株式会社エイ(=エイは木へんに世)出版社、株式会社岡直三郎商店、角利産業株式会社、カネショウ株式会社、有限会社クリスティ、株式会社鴻商店、国立国会図書館、佐々長醸造株式会社、株式会社砂糖傳 増尾商店、佐野味噌醤油株式会社、公益財団法人塩事業センター、仙台味噌醤油株式会社、チョーコー醤油株式会社、株式会社ナチュラルハウス、日本かつお・まぐろ漁業協同組合、株式会社にんべん、ばいこう堂株式会社、伯方塩業株式会社、ハナマルキ株式会社、ひかりみそ株式会社、株式会社伏高、株式会社丸井水産、丸眞株式会社、三井製糖株式会社、ミツカングループ、武蔵野美術大学 美術館・図書館 民俗資料室、wood launder~ウッドランダー~ など
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・駒沢女子大学が駒沢女子大学博物館学実習館において10月18日・19日に展覧会「箸展~ハシからハシまで箸ざんまい!~」を開催(2014/08/23)
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学校法人 駒澤学園 IR・広報部
〒206-8511 東京都稲城市坂浜238番地
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