2015年7月24日(金)に「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会」の開会より5年前を迎えた。これを機に、全国7つの外国語大学の学生による通訳ボランティア・人材育成活動が本格始動する。
この活動の中心となる「全国外大連合通訳ボランティア支援事務局」は、8月24日(月)~27日(木)に7大学協同では初となる「第1回通訳ボランティア育成セミナー」を開催する。3泊4日のこのセミナーでは、240名の外語大生向けに各界から講師を招き、日本文化や異文化理解、おもてなし、通訳技法、観光ガイドなどに関する講座を行う。外語大生ならではの語学運用能力に加えコミュニケーション力、ホスピタリティ精神、専門知識を備えた真のグローバル人材、ボランティアリーダーとしての育成をする。セミナー内では、通訳ボランティア活動経験のある神田外語大生による報告会も設けている。
このセミナーは文部科学省、外務省、観光庁、千葉県をはじめ各種関係団体から後援を得ている。開催場所は幹事校の神田外語大学(千葉県千葉市)。
このセミナーに参加した学生は、「全国外大連合通訳ボランティア人材バンク」(仮称)への登録ができる。人材バンクへ登録すると、事務局が紹介する各種スポーツ大会や国際イベントでの通訳ボランティア活動に今後参加ができるようになり、大学卒業後も希望すればボランティア参加が可能となる。
長崎外国語大学では、同セミナーに参加すると授業単位として認められるほか、各大学では参加する学生の受講料や交通宿泊費の一部補助をするなど独自のサポートを行う。
また神田外語大学では、通訳ボランティアに関する科目設定や単位認定、また授業日を調整して全学生が参加できるための環境づくりを検討している。
<「第1回全国外大連携プログラム 通訳ボランティア育成セミナー~世界スポーツ・国際イベントに向けて」開催概要>
【日 程】 2015年8月24日(月)~27日(木)4日間
【場 所】 神田外語大学(千葉県千葉市)
【受講人数】
240名
関西外国語大学(27名)、神田外語大学(123名)、京都外国語大学(27名)、神戸市外国語大学(9名)、東京外国語大学(6名)、長崎外国語大学(21名)、名古屋外国語大学(27名)※アイウエオ順
【受講料】 10,000円(宿泊・交通費は別途)
【内 容】
国際大会と通訳ボランティアに関する基本知識、スポーツ文化教養、おもてなし、日本文化、異文化理解、通訳技法、観光ガイド理論、ホスピタリティ3級検定講習などの講座、アドベンチャーコミュニケーションプログラム実技などを各界から講師を招き行う。
※懇親会(8月25日(火)17:00~18:30)では、各大学の学生代表が通訳ボランティア活動に対する今後の抱負を発表する。
※第8回講座(8月26日(水)9:00~10:30)「スポーツと言語教育におけるグローバル人材育成」では、通訳ボランティア活動経験のある神田外語大生による報告と、今後ボランティア活動に参加する学生達へのメッセージを送る。
※プログラム詳細および文部科学大臣、外務大臣、千葉県知事、他からのご挨拶(PDFデータ添付)
【後 援】
文部科学省、外務省、観光庁、千葉県、2017札幌アジア冬季大会組織委員会、公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会、NPO法人日本オリンピック・アカデミー、一般社団法人全国外国語教育振興協会
【協 力】 一般社団法人ホスピタリティ機構
【取材受付】
取材可能日は、8月24日(月)、25日(火)の2日間とさせていただきます。
ご希望の際は取材申込書(PDFデータ添付)にご記入のうえ 8月 18 日(火)17:00 までにお申し込みをお願いいたします。
<全国外大連合通訳ボランティア支援事務局について>
2014 年の年間訪日外国人客数が過去最高を記録し、インバウンド需要が急速に高まるなか、2019年のラグビーワールドカップ、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催等、日本国内におけるボランティアリーダーの人材育成は大きなテーマとなっている。
こういった中、2014年6月23日(月)2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会 大学連携協定締結式に、提携校として全国の国公私立大学の7外国語大学(関西外国語大学/神田外語大学/京都外国語大学/神戸市外国語大学/東京外国語大学/長崎外国語大学/名古屋外国語大学 ※アイウエオ順)が参加した。同6月26日(木)には同7大学が、全国外大連合憲章を締結。この憲章は、連合を構成する各大学がそれぞれ独立を保ちながら、21世紀グローバル社会にふさわしい人材の育成のため、各大学に共通する基本理念の実現と各大学の豊かな個性の発展を目指して、教育研究の内容に応じてさまざまな連携を図ることを目的としている。本連合の幹事校は東京外国語大学である。
その中でも特に過去8年の実績を勘案し、神田外語大学がプロジェクトリーダーとなる「全国外大連合通訳ボランティア支援事務局」を2015年2月27日(金)に設立した。この取組の第一弾として開催するのが、「第1回通訳ボランティア育成セミナー」である。このセミナーへは7大学から979名の応募があり、そのうち各大学の選考を経た 240 名が参加する。
【全国外大連合通訳ボランティア支援事務局詳細】
(リンク »)
【加盟大学】※アイウエオ順
関西外国語大学/谷本義高学長/大阪府枚方市
神田外語大学/酒井邦弥学長/千葉県千葉市
京都外国語大学/松田武学長/京都府京都市
神戸市外国語大学/船山仲他学長/兵庫県神戸市
東京外国語大学/立石博高学長/東京都府中市
長崎外国語大学/石川昭仁学長/長崎県西彼杵郡時津町
名古屋外国語大学/亀山郁夫学長/愛知県日進市
※本リリースはPR wire、文部科学記者会、都庁記者クラブ、千葉県政記者クラブ、千葉市政記者会にも配信されています。
▼本件に関する報道関係の方の問い合わせ先
学校法人佐野学園 学園広報部 担当:渡邉公代
TEL: 03-3258-5837
FAX: 03-5298-4123
携帯: 090-1118-1788
MAIL: watanabe@kifl.ac.jp
※8月7日(金)~18日(火)は夏季休暇の為、ご連絡は上記の携帯電話、メールにていただけますようお願い申し上げます。
【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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