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【上海2015年9月1日新華社=共同通信JBN】中国旅行研究院が最近公表した中国海外旅行発展2015年次報告によると、中国からの海外旅行者は初めて1億人を超え、中国は3年連続で世界最大の旅行者輸出国になった。成長の勢いは15年いっぱい続くと推定されている。報告は、UnionPay(銀聯)が中国人海外旅行者にもっとも選ばれるカードブランドになったと指摘した。
統計によると、2014年の中国人海外旅行者は前年比19・5%増の1億700万人。15年は16%以上の増加が見込まれている。
報告は、UnionPay(銀聯)が中国人海外旅行者の好む決済サービス事業者になったことを示している。UnionPay(銀聯)は150カ国・地域以上の2600万の加盟社と190万の現金自動預払機(ATM)のネットワークでサービスを提供している。UnionPay(銀聯)カードの受け入れが顧客、特に中国人を呼び込む重要な方法だと考える海外の小売業者が増えている。このため、UnionPay(銀聯)の受け入れは海外旅行経験のある中国人旅行者の満足度を評価する重要な基準になってきた。
調査結果によると、国外旅行の合計支出は2014年に1648億米ドルに増えた。UnionPay(銀聯)のような決済ネットワークの発展がどこでも海外旅行での支払いをより便利にしており、海外旅行の成長の勢いを後押ししていると報告は述べている。
中国人海外旅行者の上位24の旅行先の満足度調査では、UnionPay(銀聯)カード受け入れだけでなく、中国語の旅行案内書、中華料理店、中国語のテレビ番組の高い要求に対応する能力を考慮した顧客満足度でニュージーランド、シンガポール、米国、カナダ、オーストラリアが最上位にある。
調査はまた、中国人旅行者に最も人気のある海外の行き先ではUnionPay(銀聯)カードでの支払いが非常に便利になったことを示している。現在、韓国では署名方式のカードを扱うほとんどすべての小売業者がUnionPay(銀聯)クレジットカードを受け入れ、137万業者は暗証番号方式のUnionPay(銀聯)カードを利用できる。UnionPay(銀聯)カードは、シンガポールではすべてのATMと小売業者の70%以上で、米国ではATMの90%と小売業者の80%、オーストラリアではATMの80%以上と小売業者の50%近くで利用でき、観光客の多い場所のほとんどで通用する。
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ソース:UnionPay International
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