プライベートCA Gleas、A10ネットワークスの次世代ADC/ロードバランサー「Thunder ADC」に対応

アプリケーション配信・ロードバランシングでのセキュアな認証を実現

株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ

2015-09-07 10:00

株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズは、プライベート認証局製品である「プライベートCA Gleas」が、A10ネットワークス株式会社のADC/ロードバランサー製品である「Thunder ADC」とのクライアント証明書による認証連携に対応したことを発表します。
株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ(本社:東京都荒川区、代表取締役:山田公介。以下、JS3)は、プライベート認証局製品である「プライベートCA Gleas(以下、Gleas)」が、A10ネットワークス株式会社(本社:東京都港区、日本法人代表 兼 社長 米国バイスプレジデント兼務:川口 亨。以下、A10」)のADC/ロードバランサー製品である「Thunder ADC」とのクライアント証明書による認証連携に対応したことを発表します。

Thunder ADCは、アプリケーションの高速化に加え、可用性の向上とセキュリティの確保を実現する、ハイパフォーマンスな次世代アプリケーションデリバリーコントローラーです。単一のアプライアンスで最大153Gbps(クラスター時には1.2Tbps)の高いスループットを実現するThunder ADCには、物理アプライアンス、仮想アプライアンス、ハイブリッド仮想アプライアンスといった豊富なラインナップが用意されており、環境や用途、ビジネス規模に合わせて最適なモデルをお選びいただけます。また、高い拡張性により将来の規模拡張にも柔軟に対応する、最高クラスのADC製品です。

GleasがThunder ADCと連携することにより、Gleasから発行するクライアント証明書をPCおよびスマートデバイスに格納することでデバイス認証を、証明書をUSBトークンやICカードなどのセキュリティデバイスに格納することで利用者の多要素認証が可能となります。
アプリケーション配信における認証は一般的に、パスワードによる認証が用いられます。パスワード認証は、安易なパスワードの設定を行われたり、またパスワードポリシーを厳しくすると利用者のパスワード忘れが発生したり、パスワード自体を利用者が付箋紙やテキストファイルに記載したりと安全な運用が難しいのが実情です。
Gleasは既存のID管理基盤と連携しての証明書管理機能や、エンドユーザによる証明書インポート機能を搭載していますので、このような運用の煩雑さを解消するとともに、ユーザの利便性を高め、安全な認証を実現することが可能となります。

JS3は、本ソリューションの設定例をまとめたホワイトペーパーを以下の URL にて公開します。
(リンク »)

Gleas は、これまでのPKI関連ビジネスで得たノウハウに基づき、さらに高い柔軟性と操作性を実現するために JS3 が開発・販売する認証局アプライアンスです。
ここ数年、Gleas はエンタープライズ市場を中心とした認証ソリューションとしての導入が増加しています。Gleas の企業の管理者業務の効率化を目的とした機能および他製品との関連ソリューションは、お客様からのニーズに基づき開発・搭載したことで高い評価をいただいています。

今回の製品連携について、A10ネットワークス株式会社 日本法人代表 兼 社長 米国本社バイスプレジデント兼務 川口 亨氏は次のように述べています。
『A10ネットワークスは、JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ社の発表を心より歓迎いたします。業界をリードするA10 Thunder ADCとGleasとの連携によって、A10 Thunder ADCをご利用中のお客様は証明書の管理が容易になり、安心して顧客にSSLサービスを提供することが可能になります。今後連携を通じて、お客様の認証セキュリティ強化と運用性向上に、より一層貢献できることを期待しています。』

JS3代表取締役の山田 公介は次のように述べています。
『GleasがこのたびA10ネットワークスの次世代ADC/ロードバランサーとの認証連携の発表に至ったことは、エンタープライズやサービスプロバイダーにおいて今後ますます多様化するアプリケーションデリバリにおける認証セキュリティの強化に貢献できるものと確信しており、多くのお客さまにGleasを提供できる機会が拡大するであろうことを大変嬉しく思っております。今回の製品連携は、Gleasのさらなる認知と拡販に寄与してくれるものと期待しています。』

JS3は今回の製品連携により、今後3年間で10社の導入を目指します。

■株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズについて
株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズは、PKI(公開鍵暗号基盤)を利用した製品開発・販売企業です。自社開発の「プライベートCA Gleas」を中心にしたビジネスを積極的に展開しています。
主に認証を目的に組織内で利用されるプライベート認証局の導入において、中小規模から数万ユーザを超える規模までの実績があります。詳細については弊社ホームページをご覧ください。
(リンク »)

■A10 Networks / A10ネットワークス株式会社について
A10 Networks(NYSE: ATEN)はアプリケーションネットワーキング分野におけるリーダーとして、高性能なアプリケーションネットワーキングソリューション群を提供しています。世界中で数千社にのぼる大企業やサービスプロバイダー、大規模Webプロバイダーといったお客様のデータセンターに導入され、アプリケーションとネットワークを高速化し安全性を確保しています。A10 Networksは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本拠地を置き、世界各国の拠点からお客様をサポートしています。
A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。詳しくはホームページをご覧ください。
(リンク »)
Facebook: (リンク »)

■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ 営業本部
〒116-0014 東京都荒川区東日暮里5-52-2 神谷ビル7F
E-Mail:sales@jcch-sss.com
TEL: 03-5615-1020

■製品の詳細
・プライベートCA Gleas
(リンク »)

・Thunder ADC
(リンク »)

このプレスリリースの付帯情報

ThudnerADC-Gleas連携構成図

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]