京都高島屋は、丹後のスペシャリスト集団「TANGO+(たんごぷらす)」が作るきものの常設販売コーナーを拡大しました

株式会社 高島屋

From: Digital PR Platform

2015-09-15 16:30


京都高島屋は、2015年9月2日から、日本を代表するちりめんの産地である京都・丹後のスペシャリスト集団「TANGO+」(たんごぷらす)が作るきものの販売コーナーを拡大しました。

■会期:2015年9月2日(水)~
■会場:京都高島屋5階呉服売場(京都市下京区)

■新たに取組むコンセプト
メンズ、レディスとも、「海外のビジネスシーンでお召しいただけるスマートカジュアル」
現代のビジネスパーソンに、きものを海外で着ていただきたいという思いから制作します。「TANGO+」のメンバー・民谷螺鈿の民谷共路さんらが、パリの見本市に出展するなど海外にビジネスに行った際に、「きものを着ていると日本から来たことをすぐに解ってもらえ、ビジネスが円滑にすすむひとつの助けとなった。自らも自信を持ってビジネスにのぞむことができ、ビジネスシーンでの有効性を感じた」ことがきっかけのひとつとなっています。

■新たな取組みの柱立て
(1)レディスブランド「七姫」を新たに立ち上げました。
(2)メンズブランド「MISOGI」の品揃えを強化しました。
(3)海外のビジネスシーンにお持ちいただけるよう、きものや帯のほか、着付けに必要なアイテムを柄として取り入れたふろしきを制作・販売予定です。(10月中旬発売予定)
(4)丹後のものづくりを身近にご覧いただくため、週末を中心に実演・体験コーナーを随時設けます。

■出品するTANGO+メンバー(15社)
・安田織物(株)・(有)丸栄織物工場・遊絲舎・田勇機業(株)・篠春織物(株)・織元金重・丸幸織物・山藤織物工場・創作工房糸あそび・登喜蔵・コウジュササキ(株)・糸利・谷勝織物・民谷螺鈿株式会社・山象舎

■取り扱い点数
約400点

■新たな取り組み
(1)レディスブランド「七姫」(しちひめ)を新たに立ち上げました。丹後で最終製品まで仕上げ、京都市内で販売。常設売場である強みを最大限生かし、お客様の声を織元がダイレクトにものづくりに活かしていきます。
*取り扱いアイテム:着尺、袋帯、帯揚げ、半衿、バッグ、ストールなど
*中心価格帯:着尺(172,800円~183,600円)/袋帯(270,000円など)

【ブランド名の由来】
丹後には伝説の姫君たちがいました。羽衣天女、竜宮乙姫、間人皇后(聖徳太子の母)、小野小町、静御前、細川ガラシャ、そして蚕織神社に祀られている天棚機姫(あまのたなばたひめ)。お召しいただく方が8人目の伝説の姫となっていただけますようにとの思いをこめて、「七姫」はこれらの伝説から名づけられました。※「七姫伝説」には諸説あります。

(2)メンズブランド「MISOGI」強化。品揃えのバリエーションを強化しました。
*取り扱いアイテム:着尺、帯、羽織紐、半衿、ストールなど
*中心価格帯:着尺(108,000円~194,400円)/帯(37,800円~97,200円)/羽織紐(12,960円・108,000円)

(3)オリジナルふろしきの制作・販売
海外のビジネスシーンにお持ちいただきやすいよう、きものや帯のほかに着付けに必要なアイテムを柄として取り入れたふろしきを制作、販売する予定です。(10月中旬発売予定)

(4)実演・体験イベントを随時実施。
【9月の実施予定】
*2015年9月19日(土)~21日(月・祝)各日午後1時~4時「民谷螺鈿」による螺鈿箔作りの実演
*2015年9月22日(火・休)・23日(水・祝)各日午後1時~4時「登喜蔵」によるずり出し紬の実演・体験
*2015年9月26日(土)・27日(日)各日午後1時~4時「安田織物」「糸利」による丹後ハーブ匂い袋つくり体験

■これまでのながれ
丹後織物の歴史は古く、約1270年前、奈良時代の739年に朝廷に、「あしぎぬ」を調貢し、現在正倉院に収蔵されています。しかしながら、呉服産業の衰退に伴い、白生地の生産量は、昭和48年〈約920万反〉をピークに減少傾向にあり、平成26年には約40万反となりました。(丹後織物工業組合しらべ)

そのような状況を改善すべく、丹後で、伝統産業を守りながら、新たなものづくりを提案することで、きものの未来を守り、丹後の活性化に取り組んでいる若手織元・若手職人を中心としたチームがあります。丹後のこの取り組みと協働し、京都高島屋では、2011年から丹後の職人たちによる実演を交えた展示販売会を行ってきました。

これまでに、代表商品として、ストールを制作、販売。生地を織るための「機」があること、生地そのものに「織る」過程で様々な工夫をする技術があることをいかして各社がつくったストールは、バリエーション豊富で、好評を博しました。

2012年6月には、チームに「TANGO+」(たんごぷらす)〈現在は約15社が参加〉という名称をつけ、チームとしての訴求力を強化。「素材を提供する産地」としてだけでなく「丹後で最終製品まで完成させ、販売する」ために商品開発に取り組んでいます。2013年10月には、男性用きものブランド「MISOGI」(みそぎ)を立ち上げました。日頃からきものを着ているメンバーたちが、自分たちが着たいと思うかっこいいきものスタイルを提案しようと始めたブランドです。京都高島屋では、2014年12月から「MISOGI」の常設販売を開始し、着尺、帯、羽織紐、半衿などを販売しています。

【京都高島屋ホームページ】
(リンク »)

■お問い合わせ
京都高島屋
京都市下京区四条通河原町西入真町52
TEL 075(221)8811(代)
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