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Rethink Roboticがグローバル展開のためロボットSawyerを導入
Rethink Roboticの新たな高性能の協調ロボットが入手可能となり、世界中の工場で展開されています
【ボストン2015年9月24日PRニュースワイヤー】
Rethink Roboticsは本日、広範な工場環境向けにデザインされた同社の第二弾となるスマートな協調ロボット「ソーヤー(Sawyer)」が入手可能となり、世界中のメーカーにおいて展開されていることを発表しました。3月に発表されたSawyer ( (リンク ») )は既存のロボットに自動化することが困難であった管理機、回路基板検査およびその他の正確なタスクを処理するために生み出された1本アームの高性能ロボットです。
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わずか19キログラム(42ポンド)のソーヤーは7つの自由度およびリーチ1260ミリメートル、4キログラム(8.8ポンド)ペイロードを備えており、狭い空間と人のために設計されたワークセルの多様なアラインメントへの操縦が可能です。各ジョイントに埋め込まれた高解像度の力覚センシングにより、Rethink Roboticはコンプライアント・モーション・コントロールを可能とし、ロボットはパーツや位置が変更された場合でも、備品や機械を「探る」ことができます。この特性は、ロボット産業にユニークな再現性を可能にし、ソーヤーは0.1ミリメートル寛容を必要とするタスクに、半構造化された環境で効率的に作業することができます。
ソーヤーは、コンプライアント・モーション・コントロール、内蔵Cognexカメラのエンベッデッド・ビジョンおよび独自の業界をリードするインテラ・ソフトウェア・プラットフォーム ( (リンク ») ) 構成であるRethinkのロボット測位システムを含む、他の従来・協調ロボットと区別するユニークな機能の組み合わせを提供しています。ソーヤーおよびRethinkの最初の協調ロボットBaxter ( (リンク ») ) に動力を供給し、インテラ・システムは、一般的な産業用ロボットよりもはるかに容易にロボットを配備することができます。従来のロボットは一般的にプログラムの作成や配置に平均200時間かかりますが、ソーヤーは2時間以内で配置することができ、ロボティシストではなく、簡単に一般的な工場の技術者によって訓練されることができます。
ソーヤーは、3万5000時間稼働の寿命で、エンタープライズレベル展開の目的に合うように設計されています。ロボットは工場という過酷な環境に最適なIP54定格です。導入以来、ソーヤーは世界中の大手メーカーのサイトで広範囲にテストされており、現在はこれらの多くの施設の生産ラインで展開されています。
ゼネラル・エレクトリックはこの1ヶ月間、ソーヤーのテストを実施し、ノースカロライナ州ヘンダーソンのGE照明工場で最初のロボットを配置します。真の人間とロボットがコラボレーションする典型的な例であるソーヤーは、生産ラインに置かれ、GEの従業員が組み立てを完了すると、照明器具に部品を配置します。同プロセスはGEの従業員がタスクを完了するために必要なより機敏な処理や認知作業を可能にしながら、製品ラインの効率を向上させることができます。
GE Lightingの世界最先端製造&エンジニアリング部門のリーダーを務める ケリー・ブルックス (Kelley Brooks) 氏は 「世界クラスの品質、精度、速度基準を満たしながら、ソーヤーのようなスマート協調ロボットを展開する能力は、当社の生産チームに重要な柔軟性の利点を提供します。この技術を利用することは、顧客にカスタマイズされたLEDソリューションを提供するために、商品の設計から、エンジニアリング、現場までサプライチェーンのすべての要素を接続させる、我々の目覚ましいファクトリー・イニシアチブの不可欠な部分となります」と述べました。
ソーヤーはまた、Steelcase社のグランド・ラピッズ工場での展開を発表しており、同社の溶接機と連携して動作する予定です。ソーヤーは2組でパーツを選んで配置し、自主的な完全溶接プロセスを可能にします。ロボットの小さなフットプリント、遠くまで届くことが可能な、高いペイロード能力は、Steelcase社チームにとって最適です。パーツやラインのシームレスな変更処理に加えて、SawyerのIP54評価により、ロボットは液体・粒子の危険性を有する製造環境で作業することが可能です。
Steelcaseのイノベーション部門リーダーであるエドワード・バンダー・ビルト(Edward Vander Bilt) 氏は「すでにいくつかのBaxterのロボットを正常に導入してきましたが、我々は協調ロボットが現場にもたらす価値を見出してきました。これらのロボットは、近代的な製造業のゲームチェンジャーであり、Rethinkのロボットは、それぞれがベストを尽くすことを可能にし、人間と機械の進展する関係性をリードしています」と語りました。
ソーヤーが企業のスマートな協調ロボット・ファミリーに加わることは重要なことであり、また、安心、インタラクティブで、手頃な価格の自動化カテゴリを定義した画期的なBaxterのロボットが含まれています。ソーヤーは北米、ヨーロッパ、アジア全域の製造環境において入手可能です。ソーヤーは今週カリフォルニア州サンノゼで開催されるロボビジネス会議 ( (リンク ») ) で展示され、来週ネバダ州ラスベガスで開催されるパック・エキスポ・インターナショナル ( (リンク ») )で紹介されます。
Rethink Roboticsの社長兼最高経営責任者を務めるスコット・エッカート (Scott Eckert) 氏は「3月にソーヤーを発表してから、ロボットを求める世界的な需要は圧倒的でした。世界中のメーカーが、ソーヤーはビジネスを改善するための多様な新たなアプリケーション・チャンスのための扉を開いており、現場にソーヤーを展開することを熱望していることを理解しています」と述べました。
詳細については(rethinkrobotics.com)を参照してください。
▽Rethink Roboticsについて
Rethink Roboticsは製造業の作業方法を変革させ、スマートな協調ロボットは作業の90%を自動化することが可能で、今までの伝統的な自動化の範囲を超えています。 インテラ・ソフトウェア・プラットフォームによって駆動するBaxterとSawyer ロボットは、実世界の変動に適応し、すぐにアプリケーションを変更して、人々が行うようなタスクを実行することができます。結果:さまざまな形、サイズ、産業のメーカーは、柔軟性を増し、コストを削減させ、イノベーションを促進するため、迅速な展開で、使い勝手の良い、汎用性の高い自動化ソリューションを取得します。
ボストンに拠点を置き、Rethinkのプロダクト・スイートは、アジア、欧州、北米で利用可能です。同社はベゾス・エクスペディション、CRV、ハイランド・キャピタル・パートナーズ、シグマ・パートナーズ、DFJ、トゥー・シグマ・ベンチャーズ、GEベンチャーズ、ゴールドマン・サックスによって運営されています。Rethink Roboticsの詳細については (www.rethinkrobotics.com) を参照、またTwitter @RethinkRoboticsでフォローしてください。
▽問い合わせ先
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(日本語リリース:クライアント提供)
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