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【ポートランド(米オレゴン州)2015年9月29日PR Newswire=共同通信JBN】株式非上場の臨床段階免疫・腫瘍学企業のUbiVac( (リンク ») )は29日、ジョンソン・エンド・ジョンソンのヤンセンファーマ(Janssen Pharmaceutical Companies of Johnson & Johnson)の1企業であるヤンセン・バイオテック(Janssen Biotech, Inc.)とのコラボレーションを発表した。米カリフォルニア州にあるジョンソン・エンド・ジョンソン・イノベーションセンター(Johnson & Johnson Innovation Center)が、Janssen Disease Interception Acceleratorを代表して研究協定を進めた。
協定の条件の下で、UbiVacは口腔がんの前臨床研究に利用する同社特許のDribble(R)免疫療法の新しい前臨床、臨床バージョンを開発する。UbiVacは前金支払いとあらかじめ決定済みの特定の研究、開発、製造上の成果に対する追加的金銭コミットメントを受ける。ヤンセンは同研究への資金手当に加えて、新しいDRibble免疫療法のさらなる開発とライセンスに対するオプション権を保有する。
多くの口腔がんは、口腔内に生じる白色病変であり、世界人口の2%がかかると推定されている口腔白板から発症する。世界保健機関(WHO)はこれを潜在的な悪性疾患として定義しており、毎年1%が病変の進行がある。外科医的切除で口腔がんが進行するリスクを除去できるかどうかは分かっていない。こうして、幅広い抗がん免疫を誘発し、口腔白板が口腔がんに転換するのを阻止する免疫療法の開発は、この疾患を治療するパラダイムシフトを表すものである。
UbiVacのバーナード・A・フォックス最高経営責任者(CEO)は「われわれは口腔がんを阻止する潜在的アプローチとして、UbiVacのDRibbleテクノロジーを評価するヤンセンとの今回のコラボレーションに興奮している。がんのワクチンを開発することは、UbiVacの長年の夢だった。今回のプロジェクトは、そのような夢を現実にする科学上のパートナーとリソースを提供する」と語った。
▽UbiVacについて
UbiVacは臨床段階の免疫・腫瘍学企業であり、がんと闘う免疫療法の開発に従事している。UbiVacのDPV-001は現在、非小細胞肺がんに対する第II相の無作為、マルチセンターによる補助剤研究である。UbiVacはナノ粒子の拡散が不完全なサイトメガロウイルス(sdCMV)であるDribble(R)を利用する現行の前臨床、発見プログラムを所有している。UbiVacは2005年、バーナード・A・フォックス、ホン・ミンフー両博士の手で米オレゴン州ポートランドに設立され、ロバート・W・フランツがんセンター、プロビデンス・ポートランド・メディカルセンターのアール・A・チルズ研究所から分離した企業。UbiVacは2011年に、オレゴン州健康科学大学と協力して、sdCMVをライセンスするUbiVac CMVを創設した。
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ソース:UbiVac
▽問い合わせ先
Patricia Pearson
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