電通ベンチャーズ
「電通ベンチャーズ」人口知能を用いた非構造化ビッグデータ分析プラットフォーム「Sensai社」に出資
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直)と株式会社フィールドマネージメント・キャピタル(本社:東京都港区、共同代表:堀部 大司、長谷川 勝之)が共同運用するコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ1号グローバルファンド」(以下「電通ベンチャーズ」)は、人工知能の技術を駆使した非構造化ビッグデータ分析プラットフォームを提供するSensai Corporation(センサイ・コーポレーション、本社:米国パロアルト市、CEO:Jonas Lamis、以下「Sensai社」)に出資しました。
電通ベンチャーズは、まだ見ぬ未来をつくり出していく野心的なスタートアップ企業への投資と、投資先との協業を通した電通グループのオープンイノベーションを実現するために、本年4月に設立したファンドです。資金提供のみならず、電通グループならではの課題解決に向けたソリューションやリソースを提供することで事業や起業家を支援しています。その第4号案件がSensai社になりました。
Sensai社が提供するビッグデータ分析プラットフォームは、非構造化データの分析に強みを持ちます。独自言語のCuddle(カドル)は、非構造化データの分析を簡易にする強力なツールです。同社はソリューションパッケージの第1弾として、企業および政府機関向けの非構造化ビッグデータ解析ツールである Sensai Research(センサイ・リサーチ)、不正取引管理の分析を容易にする Sensai Anti Fraud(センサイ・アンチフロード)、 また企業の統治・内部統制が健全に機能しているかを分析する Sensai Governance(センサイ・ガバナンス)を既に提供しています。
電通ベンチャーズは、ビッグデータ分析を簡易化し、これまで分析のボトルネックとなってきたデータ分析者のすそ野を広げるSensai社の技術は今後ますます重要性が高まっていくものと考えています。とりわけ同社の技術革新は、将来的にはIoTやウェアラブルテクノロジーの普及で蓄積される、より広範な消費者データを活用したマーケティングビジネスに展開できるものと期待しています。
今後、電通ベンチャーズは、Sensai社のプラットフォームの普及と新しいビジネスの開発を支援してまいります。
<Sensai社の概要>
社名:Sensai Corporation
本社所在地:米国カリフォルニア州パロアルト市
代表者:Jonas Lamis(CEO)
従業員数:7名
事業内容:非構造化ビッグデータ分析プラットフォーム提供
URL: (リンク »)
<電通ベンチャーズの概要>
名称:電通ベンチャーズ1号グローバルファンド(Dentsu Ventures Global Fund I)
ファンド総額:50億円
ファンド組成時期:2015年4月
運用期間:2022年3月までの7年間を予定
投資地域: 欧米・アジアなどの海外を中心に、グローバルに投資
投資ステージ:シード/アーリーステージを中心としつつ、ミッド/レイターステージも含む幅広いバランス投資
投資領域:
(1)広義のマーケティング/コミュニケーションビジネスを変革しうる領域
(2)上記に当てはまらなくともイノベーティブでポテンシャルの高い新領域
URL: (リンク »)
以上
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