SnRDは、Altair ProductDesignチームが各企業の既存の作業環境やプロセスに深いレベルで統合できるように独自の設計が施されており、モデルの作成から結果の可視化まで、異音・低級音シミュレーションのワークフロープロセス全体を効率化できる包括的な手法となっています。
今回のアップデートでは以下のようなメリットが得られます:
•異音・低級音境界面の作成での入力と操作の手間を軽減
•Review Panelの各フィールドによる、作成済みの境界面の簡単な修正
•異音・低級音境界面と関連データ入力を視覚的に検査
•問題の発生源を解明
•モーダル感度を計算
•アクティブフィードバックを提供
「Squeak and Rattle Directorでは、設計や製造における公差などのさまざまなデータを入力することで、解析結果の質を改善し、より価値のある情報をプロジェクトに提供することができます」と、FIAT Brazil社のNVH Coordinatorを務めるMarcelo Starling Braga氏は述べています。
SnRDは、使用者の感じる異音と低級音が製品の品質や価値を大きく左右するようなマーケットで事業を行っている企業に最適です。SnRDを導入すれば、開発の初期から相関性の検証や実験のサポートの段階まで、異音および低級音の発生リスクがある領域を特定でき、S&R解析にかかる時間を最大で80%削減できます。
AltairのVice President of Enterprise Solutionsを務めるDoron Helfmanは、次のように述べています。「Ziegler-Instruments社と提携し、同社の非常に価値あるPEMデータベースをAltairの顧客に提供できることは、当社にとって大きな喜びです。異音と低級音が製品の感性品質に与える影響はきわめて大きく、どの企業のエンジニアリングチームもまさに重点的に取り組んでいます。当社のソリューションの質を高めるとともに、この問題の精確な予測と排除を望んでいるさらに多くの企業と協力していけることを期待しています」
AltairとZiegler Instruments社は、10月29日(木)の午前0時(日本時間)よりグローバルウェビナーを開催いたしました。ウェビナーでは、新たに改善されたSqueak and Rattle Directorの使用方法やメリットのほか、AltairとZiegler社の提携の意義についてお話しいたしました。本ソリューションの詳細については、ウェビナー「Ziegler社のデータベースが統合されたAltairのSqueak and Rattle Directorの使用方法 (リンク ») 」のページをご覧ください。動画をご覧いただけます。
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アルテアエンジニアリング株式会社
マーケティング
03-5396-1341(代)
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用語解説
Ziegler Instruments社について
ZINS Ziegler Instruments社は、異音・低級音、不快な騒音、触感、および振動・騒音制御のシステムとサービスを提供している、自動車産業の信頼できるパートナーです。顧客の製品の物理的な品質と感性品質の改善に取り組んでいるほか、購買意欲をかき立てる画期的な機能を提供しています。Ziegler社は世界中に広がるネットワークを通じて機器、サービス、トレーニングを提供することで、信用、信頼、協力関係を築いています。詳細については次のサイトをご覧ください:www.ziegler-instruments.eu/en/
Altairについて
Altairは、ビジネスパフォーマンスの改善のために、設計、プロセス、意思決定を統合かつ最適化するシミュレーション技術の開発と様々な分野への適応に注力しています。 2,600人を超える従業員を擁する非上場企業であるAltairは、米国ミシガン州トロイに本拠を置き、24ヵ国に45以上のオフィスを構えています。 顧客は多種多様な業種にわたり、その数は5000社以上にも及んでいます。 詳細については、www.altairjp.co.jpをご覧ください。
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