「ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao」は、公式サイト『ウェルラボ』( (リンク ») )にて、新たなコンテンツを発表いたしました。以下にご紹介いたします。
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男性に比べて、女性は病気ではない身体の不調(不定愁訴)がよくあらわれます。そのおもな原因が、女性ホルモンの分泌量や免疫力の低下、自律神経の乱れです。今回は、自律神経の乱れによって起こる不調についてみていきましょう。
■自律神経の乱れが引き起こす女性の不調
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自律神経が乱れると、冷え、不眠、肩こり、倦怠感などの身体の不調があらわれます。一般に閉経時の女性にあらわれると「更年期症状」と呼ばれ、症状の種類や程度には個人差があります。
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■自律神経はなぜ乱れるの?
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自律神経が乱れる原因はおもに4つあります。いずれも自律神経を調節する脳の視床下部や下垂体が影響を受けることで起こります。
(1)ストレス
ストレスがかかると交感神経が優位になりますが、その状態が続くと交感神経と副交感神経のバランスが取れなくなり、自律神経が乱れます。
(2)生活習慣の乱れ
睡眠不足や食事、就寝の時間が一定ではないなど、生活リズムが不規則だったり、運動不足だったりすると、自律神経が乱れます。
(3)外部環境
暑さや寒さ、屋外と室内の寒暖差など、外的要因により自律神経は乱れます。湿度や気圧の影響も大きいため、台風やゲリラ豪雨、記録的暑さ・寒さなどの乱天候時には注意が必要です。
(4)更年期の身体の変化
女性ホルモンは、脳の視床下部・下垂体から指令を受けて分泌されますが、50歳前後の閉経の時期になると、卵巣機能が低下し、脳の指令どおりにホルモンが分泌できなくなります。すると、脳はますます強い指令を出してホルモンを分泌しようとしますが、同時に交感神経系を刺戟するホルモンの分泌が亢進し、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
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監修:川嶋朗先生
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