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【エッセン(ドイツ)、ヒホン(スペイン)2015年11月5日PR Newswire=共同通信JBN】ThyssenKruppは11月5日、同社の画期的なMULTIエレベーター技術のコンセプトを発表して1年経過しただけで、スペインのヒホンにある同社のイノベーションセンターで完全に機能する3分の1スケールモデルを公開した。このMULTIシステムはロープではなくリニアモーターを使用するので、水平移動を実現し従来のエレベーター輸送を垂直のメトロシステムに変換する。MULTIエレベーター技術は輸送力と効率性を増強する一方、エレベーター設置面積とビルにある電力供給の最大負荷を軽減する。
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この日初公開されたMULTIシステムは、エレベーター業界における画期的な大変革である。この最初のスケールモデルは、2基の10メートル・シャフトと4つのかご室を備え、磁気浮上式鉄道トランスラピッド(Transrapid)に基づくリニアモーター技術を利用している。この最新のThyssenKruppイノベーションは、このほど導入されたACCELシステムに次ぐものである。ACCELシステムも同様のリニアモーター技術を利用し、都市と空港を結ぶ短距離移動を変革した。
ThyssenKrupp Elevatorのアンドレアス・シーレンベック最高経営責任者(CEO)はイノベーションセンターで、今回のマイルストーンについて「1年前に約束した通り、画期的なMULTIエレベーター・システムの最初のモデルを本日公開する。当社の研究開発チームは計画通りに、この最新鋭の輸送技術を実現している。MULTIは、将来の課題に対する当社の答えである。ビル建設の形態が進化しており、ビルの要件と大量の乗客にさらに合致するエレベーター・システムを採用することが不可欠である。MULTIは、現在の移動の必要性に最も役立つ市場トップのイノベーションを提供してきたThyssenKruppの歴史において、誇るべき製品である」とコメントした。
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ソース:ThyssenKrupp Elevator AG
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