AsiaNet 62480(1458)
【チューリッヒ2015年11月9日PRNewswire=共同通信JBN】
*スイスが本拠地の旅行サービス会社トップに初のインド人
VFS Globalのズービン・カルカリア(Zubin Karkaria)最高経営責任者(CEO)が2015年11月5日付で、VFS Global親会社で世界最大規模の旅行サービス会社Kuoni GroupのCEOに任命された。109年の歴史がある旅行サービス会社のトップにインド人が就任したのはこれが初めて。カルカリア氏はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに引き続き駐在し、VFS GlobalのCEOの職務も続ける。
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Kuoniは古くからの旅行運営事業から脱却し、世界的な旅行販売とデスティネーション・サービス、ビザ・サービスという3中核事業の比重を高め、その3事業のすべてで大手となる戦略的方針転換に取り組んでいる。旅行運営事業から成長した後に、Kuoniは新企業戦略の展開を加速させる狙いがあり、新CEOに就くカルカリア氏にはそのことが優先課題になる。
ズービン・カルカリア氏(47歳)は2001年にVFS Globalを設立し、世界中の政府のビザ業務を請け負う世界的企業に成長させた。Kuoni Groupの中でVFS Global部門は最も成長性と収益性が高い。VFS Globalはインド国内19都市に314カ所のビザ申請センターを設け、32政府にサービスを提供している。インド政府へは2008年から8カ国で業務を請け負っている。
Kuoni Groupのハインツ・カーラー(Heinz Karrer)会長は「Kuoni Groupは幅広く多様な事業を手掛ける広範な旅行会社から、専門旅行業界や政府のための重点的でグローバルなサービスプロバイダーに変身してきた。取締役会はこの新戦略方針実施の加速を決定し、VFS Globalを世界的企業に育てたズービン・カルカリア氏がKuoni Groupの前進を導くことに大きな信頼を置いている」と述べた。
▽ズービン・カルカリア氏について
ズービン・カルカリア氏はムンバイ大学で商業を学んだ後、ムンバイで経営学を修めた。1989年に旅行業界に入り、91年にはSOTCへ入社。SOTCは96年にKuoni Groupに買収された。99年にKuoni IndiaのTour Operating Divisionの最高業務責任者(COO)に任命され、その時期にVFS Globalを設立した。2003年にKuoni Indiaの副CEO兼事業開発部長に就任し、05年にKuoni India and South AsiaのCEO兼マネジング・ディレクターに任命され、Kuoni Indiaの全部門(旅行運営、デスティネーション・マネジメント、ビジネス旅行、Kuoni Academy)の責任者になった。それと並行してVFS Global事業をその業界の世界的企業に育て上げた(2010年以降はCEO)。13年3月、VFS GlobalがKuoni Groupの重要部門になったことに伴いズービン・カルカリア氏はKuoni Groupの取締役会に入り、2015年11月5日付けでKuoni GroupのCEOになった。
▽Kuoni Groupについて
Kuoni Groupは109年の歴史を持ち、チューリッヒ証券取引所の上場企業。世界の旅行業界と政府機関のためにサービスを提供する大手企業で、アジアを中心に事業活動と持続的成長見通しの分野で強みを持つ。2014年会計年度の売上高は34億スイスフラン、2014年末の従業員数は約8000人(フルタイム職員)。グループは世界の旅行販売、世界の旅行サービス、VFS Globalという3中核事業を持つ。詳細は (リンク ») を参照。
▽VFS Globalについて
VFS Global は世界最大の政府・外交機関向けアウトソーシング・テクノロジーサービス専門企業。5大陸の122カ国に1837の申請センターを設け、2015年9月30日までに1億1000万件以上のビザ申請を処理した。VFS Globalは48の顧客政府機関にサービスを提供している。VFS Globalの世界的な業務は品質管理システムでISO 9001:2008、情報セキュリティー管理システムでISO 27001:2013、また環境管理システムでISO 14001:2004の認証をそれぞれ受けている。詳細は (リンク ») を参照。
▽メディア問い合わせ先
Shaily Vaswani
Tel: +91 91672 10887
ShailyV@vfsglobal.com
VFS Global
ソース:VFS Global
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