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【サンジェルマンアンレー(フランス)2015年11月12日PR Newswire=共同通信JBN】
*北極海の航行および測量オペレーションには、iXBlueの慣性航行システム(INS)の精度と性能が不可欠
光ファイバージャイロスコープ(FOG)技術は、航海史で独自の地位を占めている。FOGは今後もジャイロスコープ技術がその限界に達するまで性能限界を追求し続けることになる。究極性能を誇るiXBlueのFOGとINS技術は、高緯度(北極)航海、原子力潜水艦ステルス作戦などの極地での海洋用途や、ミッションクリティカルな宇宙での用途に必須とされる極めて優れた信頼できる性能を提供する。
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iXBlueの優れたシステム性能は、カナダの海氷下やノルウェー海など北極海域の多くのミッションで繰り返し実証されている。北半球の航海が難しいのは主としてアラインメントである。アラインメントを測定する際に生じる物理的影響は、水平面に対する地球の回転速度の予測である。緯度が高ければ高いほど、北の方角を正確に方位することは難しくなる。
科学計器回収の通常任務を行っているNorwegian Polar Institute(ノルウェー極地研究所)はこのほど、iXBlueに同社製品の現場テストの機会を提供した。ランスの船長は「航海路を作成するうえで、特に陸に近づく際には正確な船首方向を把握することが極めて重要である。北半球においては、この問題は単に安定性だけでなく、偏見を持たずに正確な船首方向を決定することにある。高精度を誇るiXBlue PHINSは、常に低緯度海域と同様の性能を提供する。さらにiXBlueのジャイロスコープは熱挙動を相殺し、船体の外部に取り付けても性能を維持した」と語った。
iXBlue FOGはGPS支援が利用できない厳しい現実の海中テストにもさらされてきた。北半球でのテストはInternational Submarine Engineering Arctic ExplorerクラスのAUV上で実施された。この装置は、NRCAN/DRDCと協力して行われた「Cornerstone」プロジェクトをサポートするために採用された。プロジェクトの目標は、厳しい天候条件下で北極海海底の高解像度かつ水路品質の海底地形データを収集するための装置および手法を作成することだった。海洋法に関する国連条約(UNCLOS)76条に準拠したこの測量ミッションは海氷下でAUVを使用し、そのAUVを追跡するiXBlue PHINSなどの完全な音響測位ソリューションによって実施された。ISEのジェームス・A・R・マクファーレン氏は「テストの際、iXBlue PHINSは北極の配備2カ所で予想通りに動作し、その航行性能はわれわれの期待通りだった。iXBlueは現代の北極海域の航行に最も信頼できるソリューションを提供する。同社のサービスに極めて満足している」と語った。
ソース:iXBlue Inc.
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