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【スイス・ローザンヌ 2015年11月18日PR Newswire】
*スイスのビジネススクール・IMDの世界競争力センターが2015年版「ワールド・タレント・レポート(世界人材調査)」を発表した。企業活動に必要な人材を育て、ひきつけ、保つ各国の能力を測定。
*日本は61カ国中26位。人材への「投資と育成」、人材にとっての「魅力」に比べて、受け入れと活用の「準備性」が大きく劣後。
スイスの世界的ビジネススクール・IMD( (リンク ») )は、企業の人材ニーズを満たす能力に関する世界61カ国の比較調査である「ワールド・タレント・レポート(世界人材調査)」( (リンク ») )の2015年版を発表した。
本調査は、各国が、「国内人材の開発」と「国外人材の誘致」の双方に対するバランスの取れた政策の実施を通じて、その国での企業活動に必要な人材を育て、ひきつけ、保つための能力をどの程度保有しているかを測定したものである。
トップは昨年同様スイスで、以下、デンマーク、ルクセンブルグ、ノルウェー、オランダ、フィンランド、ドイツ、カナダ、ベルギーと続いた。アジア勢ではシンガポールが10位に入った。
日本は昨年に比べて二つ順位を上げて26位。これはアジア諸国の中ではシンガポール(10位)、香港(12位)、マレーシア(15位)、台湾(23位)に次ぐ位置である。このほか、韓国は31位、中国は40位。
日本は、人材に対する「投資と育成(investment and development)」で17位。「魅力(appeal)」では過去数年で急速に順位を上げ、15位。一方、受け入れと活用に向けた「準備性(readiness)」では順位を落とし49位、総合順位で61か国中26位となった。
▽IMDについて
IMD World Competitiveness Center(世界競争力センター)はIMDビジネススクールの一部門で、年次の世界競争力年鑑(World Competitiveness Yearbook)も発行している。IMD世界競争力年鑑は1989年以来発行されており、世界各国の競争力に関する世界有数の年次報告として知られている。
▽問い合わせ先
Matthew Mortellaro, +41-21-618-0352, matthew.mortellaro@imd.org
高津尚志(IMD北東アジア代表)naoshi.takatsu@imd.org
ソース:IMD International
(日本語リリース:クライアント提供)
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