インフォマティカ、業界初のビッグデータ管理総合プラットフォームを発表

ビッグデータに関する課題を効果的に克服する総合ビッグデータプラットフォーム

インフォマティカ・ジャパン株式会社

2015-11-20 11:00

米国カリフォルニア州レッドウッドシティ発-2015年11月10日
あらゆるモノのデータを変革するイノベーションの実現に取り組む先進的な独立系
ソフトウェアプロバイダー 米国インフォマティカ社(米国カリフォルニア州レッド
ウッドシティ、以下「インフォマティカ」)は本日、Informatica Big Data Integration
(以下Big Data Integration)、Informatica Big Data Quality and Governance
(以下 Big Data Quality and Governance)、Informatica Big Data Security
(以下 Big Data Security)を統合した、業界初のビッグデータ管理ソリューション
「Informatica Big Data Management」を発表しました。ビッグデータに大きな機会を
見出している企業は67パーセント以上におよびますが、ビッグデータプロジェクトの
大半は失敗しています*。インフォマティカの新ソリューションにより、多くの
ビッグデータプロジェクトの失敗の原因であるデータ管理の課題を効果的に克服
できます。Informatica Big Data Managementはさらに、高コストで技術者の確保が
難しいコーディングやビッグデータスキルセットの必要性を大幅に削減します。
*インフォマティカが実施したビッグデータに関する調査、2012年3月

インフォマティカが今年9月に発表したInformatica Big Data Managementフレーム
ワーク*は、データ統合、データ品質およびガバナンス、データセキュリティという
データ管理の3つの中心機能を網羅する、あらゆるモノのビッグデータの管理に
対する包括的なアプローチです。Informatica Big Data Managementはこの
総合フレームワーク上で実行されるテクノロジーと機能を提供するものであり、
ビッグデータプロジェクトを成功へと導きます。
*Informatica Big Data Managementフレームワーク(英語)
(リンク »)


【Informatica Big Data Managementの3つの統合コンポーネント】
1. 動的な大規模ビッグデータ統合:Big Data Integration
従来のデータから今日のストリーミングデータに至るまで、幅広いデータソースから
Hadoopにデータを投入するために、多くの貴重な時間が費やされています。すべての
ビッグデータプロジェクトには、データの収集から供給までの効率的なデータ処理
パイプラインが欠かせません。

Big Data Integrationの機能は次のとおりです。
●迅速な取り込み
  ・ユニバーサルな接続性: 200以上のプリビルドされたハイパフォーマンスな
Informatica Connectorを使用して、あらゆるタイプのデータをHadoop、NoSQL、
MPPアプライアンスなどのビッグデータプラットフォームに迅速に取り込むことが
できます。
  ・高スループット、低レイテンシのデータ統合:一括統合とリアルタイム
ストリーミングにより、最高のスループットと低レイテンシのデータ統合を
実現します。

●あらゆる統合処理
  ・設定なしで利用できるスケーラブルな処理:100以上のプリビルドされた
データ統合やデータ品質のための変換およびパーサーが、Hadoop上でネイティブ
実行され、大規模データセットをスケーラブルに処理します。
  ・自動化されたデータ統合プロセス:動的なマッピングとパラメータ化により、
データ統合プロセスを計画的に自動化します。
  ・視覚的なグラフィカル開発環境:視覚的な開発環境では、手作業による
コーディングと比較して5倍の速さでデータ統合処理を開発できます。

●最適なデプロイ
  ・容易なプロビジョニング:ウィザードとマッピングテンプレートの使用により、
何千ものソースからのデータをデータレイクまたは稼働中のデータストアに簡単に
プロビジョニングできます。少数のテンプレートで、あらゆるクラスのデータ
フローが設計パターンに基づいて実行時に自動生成されるため、生産性と
運用効率が大幅に向上します。
  ・変化する環境への適合性:動的スキーマのサポートにより、柔軟なデータ形式への
接続性が実現します。
  ・最適化されたエンジン:大規模データ統合のパフォーマンスとリソース使用率を
最大化します。MapReduceと、YARNを使用したインフォマティカの新しいBlaze
エンジン*が、ビッグデータワークロードを最適化します。
*Blazeエンジン
(リンク »)


2. ビッグデータの包括的な品質管理とガバナンス:Big Data Quality and Governance
ビッグデータにおいて品質とガバナンスの問題は極めて大きく、安心してビッグデータを
利用することは容易ではありません。同一のデータが複数目的に使用されるため、
データ品質に対するニーズは変化します。さらに、あらゆるデータとあらゆる
ユーザーが交錯し、せっかく発見した貴重なインサイトを生み出す関係性が埋もれて
しまいがちです。信頼性の問題は、新たな外部データソースによっても増大します。
Informatica Big Data Managementの導入により、企業はこうした課題に容易に対応し、
透明性、監査性、アジリティ、信頼性を確保し、ビッグデータをチャンスに転換して
ビジネス価値を追求できます。

Big Data Quality and Governanceの機能は次のとおりです。
●コラボレーティブな管理
  ・IT部門とビジネス部門のコラボレーション:分かりやすく直感的な操作性により、
アナリストやデータ管理者は包括的なデータ管理プロセスに効率的に参加でき、
総合ビジネスプロセス管理機能によってビジネス部門とIT部門の関係者同士の
コラボレーションが促進されます。
  ・ビッグデータのプロファイリング、検出、警告:ビジネスルール
プロファイリングなどのデータプロファイリングと検出によってデータ品質の問題と
異常を特定し、簡単に作成できる監視ルールやアラートによって品質の問題を追跡・
警告できます。

●360°インサイト
  ・360°の関係性検出:ビッグデータ環境全体を対象とした、高パフォーマンスで
柔軟な全体論的関係検出 (関係者、世帯など)が可能です。
  ・ライブデータマッピング:ユニバーサルメタデータカタログとエンタープライズ
データを検索、検出、理解するためのナレッジグラフは、Sparkを使用して大規模な
ナレッジグラフを迅速に作成します。

●100%の信頼性
  ・拡張性に優れたデータ品質プロセス:データの検証、強化、重複排除をHadoopに
導入できます。
  ・包括的な監査と分析:Hadoopを超えたデータ系列のエンドツーエンドの可視性に
より、コンプライアンスをサポートし、効果的なデータ品質課題の根本原因および
影響分析を可能にします。

3. リスクセントリックなBig Data Security
ビッグデータの分散が進むにつれて、機密データがどこに存在し、どのデータ資産が
信頼できるかを把握することは、ますます困難になっています。Informatica Big Data
Managementは、機密データの拡散、使用状況、来歴、保護ステータスを検出し、
機密データのリスクと脆弱性を分析、可視化します。また、企業ポリシーと
業界規制による統制の対象となる情報を特定し難く見つけ難くして機密データを
保護します。

Informatica Big Data Securityの機能は、次のとおりです。
●フルスペクトルの可視性
  ・コンテキストによる機密データの検出:誰が機密データにアクセスできるか、
誰が実際にアクセスしているか、機密データが保護されているか、
どこに拡散しているかなど、追跡データフロー、系統、履歴などの情報を
表示できます。
  ・可視化:可視化とレポートは、地理的条件、機能、ランキング属性に基づいて
機密データを特定できます。

●リスク分析
  ・リスクスコア:場所、拡散、コスト、保護ステータス、使用状況を分析して
機密データのリスクを特定し、対応が必要な脆弱性を明確にします。
  ・機密データの検出:機密データのプロファイリング、検出、分析により、
ビッグデータのセキュリティリスクを明確に把握できます。
  ・アクティブなアラート生成:アラートは、高リスク状態を管理者とセキュリティ
担当者に伝えます。

●ポリシーベースの保護
  ・アプリケーション、テスト環境、レポート、アナリティクスの非特定化:
一元的なポリシー管理によって機密データを保護し、セキュリティを確保します。
動的なデータマスキングは、ユーザーのロールと権限に基づいて運用環境内の
機密データを非特定化します。持続的なデータマスキングにより、テスト、開発、
トレーニングなどの非運用環境内のライブおよびアーカイブ機密データを保護します。


■Informatica Big Data Managementに関する補足情報(全て英語)
・Informatica Big Data ManagementソリューションWebサイト
(リンク »)
・お客様およびパートナー様からのコメント
(リンク »)
・Informatica Big Data Management に関するブログ
(リンク »)
・業界アナリストからのコメント
(リンク »)
・紹介ビデオ
(リンク »)
・The Big Big Data Workbook のダウンロード
(リンク »)
・ホワイトペーパー
(リンク »)


インフォマティカについて
インフォマティカは、あらゆるモノのデータを変革するイノベーションの実現に
取り組む先進的な独立系ソフトウェアプロバイダーです。インフォマティカの
ソリューションによって世界中の企業が情報価値を高めることに成功し、
ビジネスの最重要ニーズを満たしています。現在、5,800 社を超える企業が
インフォマティカを利用して、オンプレミスやクラウドのほか、ソーシャル
ネットワークを含むインターネット上の情報資産から最大限の価値を引き出す
ことに成功しています。インフォマティカに関する詳細は、
インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表:03-6403-7600)まで
お問い合わせいただくか、
インフォマティカWebサイト (リンク ») をご覧下さい。
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