AsiaNet 62644 (1529)
【ドバイ(アラブ首長国連邦)2015年11月23日PR Newswire=共同通信JBN】アラブ社会のナレッジ伝達、普及、現地化の最も革新的なソリューションを討議する主要なプラットフォーム、Knowledge Summit 2015(2015年ナレッジサミット)では、科学者、閣僚、世界最古の大学の学術専門家ら40人以上が講演する。サミットは2015年12月7日から9日まで3日間、ドバイで開催される。
(Photo: (リンク ») )
著名人の中には英国のゴードン・ブラウン元首相やApple Inc.のスティーブ・ウォズニアック共同創業者もいる。サミットにはアラブのナレッジ先駆者であるヨルダンのラビブ・ハドラ高等教育相、レバノンのエリアス・ボウ・サーブ教育・高等教育相も出席する。
世界のナレッジ普及のリーダーで開発努力の支持者であるMohammed bin Rashid Al Maktoum Foundation(ムハンマド・ビン・ラシド・マクトム財団、MBRF)が国連開発計画(UNDP)の協力を得て主催するサミットでは、域内のナレッジ開発を支援する多くの革新的なプロジェクトとイニシアチブが始動する。
ドバイの記者会見で詳細を説明したジャマル・ビン・フアイレブMBRF理事長は「Knowledge Summit 2015はナレッジの現状に光を当て、この分野で革新的なソリューションを開発する機会を討議する。『The Way to Innovation(イノベーションの方法)』をテーマに組織されたサミットはまた、ナレッジの現地化、普及、伝達の成功事例を見直すプラットフォームになる」と語った。
ジャマル・ビン・フアイレブ氏は、ナレッジ普及に貢献した国際的人物にSheikh Mohammed Bin Rashid Al Maktoum Knowledge Award for 2015(2015年ムハンマド・ビン・ラシド・マクトム・ナレッジ賞)を授与することを明らかにした。
ジャマル・ビン・フアイレブ氏はまた「財団はUNDPの協力のもと、アラブ地域の教育の実情に脚光を当て、各国のナレッジ経済と情報技術(IT)の状況を示すArab Knowledge Indexの結果を発表する」と述べた。
UNDPアラブ支部の地域プログラムコーディネーター、ヤクブ・ベリス氏は「Arab Knowledge Indexは、生活改善の機会増進にとってきわめて大事なナレッジに人類がアクセスできるより良い方法を特定する役に立つ。この指標によって、だれでもできる環境改善法を提案することが可能になる。青少年が必要なスキルと価値を獲得し、社会の積極的な一員になってその発展に寄与できる環境である」と述べた。
ベリス氏によると、サミットでは「Knowledge 4 All」と題するArab Knowledge Portalも始動する。定評があり信頼できるさまざまなソースから集めたアラブ地域に関するビッグデータのインタラクティブ電子プラットフォームである。
昨年開催された第1回のKnowledge Summitでは、アラブ諸国が直面する重要問題を討議した。その際、Arab Knowledge ReportとReport of the United Arab Emiratesがスタートした。
ソース:Mohammed Bin Rashid Al Maktoum Foundation
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。