アメリカ研修で体感した日米公衆無線LAN利用事情

ディーアイエスソリューション株式会社

2015-12-10 09:00

株式会社ディーアイエスソリューション(DSol)はコラム「アメリカ研修で体感した日米公衆無線LAN利用事情 」を公開しました。
###

はじめに

--------------------------------------------------------------------------------
2015年10月。わたくし、アメリカ・サンノゼ(シリコンバレー)のシスコシステムズ本社に1週間ほど研修に行ってまいりました。今回のコラムは現地で感じた公衆無線の利用事情について、そこはかとなく書きつづっていこうかと思います。

旅行準備

--------------------------------------------------------------------------------
まずは、渡米前に無線LANを利用するシチュエーションを考えました。研修中の調べもの、業務メールの確認・対応。まあ、これはCiscoさんともあれば、ゲスト無線があるだろうと気にしませんでした。しかし、町で迷子になった時の地図確認、英語が通じなかった時の(たぶん通じないかも…)単語確認。そのためにも絶対にどこでも使える無線LAN環境が必要だと考えました。
 
次に、自分が契約している携帯キャリアの海外での利用案内を見ると・・・なんと!アメリカでパケット利用し放題!キャンペーン期間中につき無料!!というサービスが開始されています。現地での設定方法だけメモして空港に向かいました。しかし、、、空港で再度確認したところ、「本サービスの対象はiPhone6~です」と記載されています。私の携帯はiPhone5c、、、飛び立つ直前に、アメリカでの引きこもり生活が脳裏に浮かびました・・・

アメリカの公衆無線LANサービス

--------------------------------------------------------------------------------
しかし、この暗い未来像は、サンフランシスコ国際空港で覆されました。10時間のフライト後、iPhoneの無線をONにしたところ、有料/無料問わず様々な電波が飛んでいます。「空港だからかな?」とも思いましたが、そこから移動した、町中いたるところで無線の利用が可能です。自治体・お店・キャリア等、様々な提供元が、勝手につながるもの・ログイン画面がでてきて「Accept」だけ押すもの・アプリのインストールを要するもの・メールアドレスを要求するもの、契約していないと使えないもの、様々な形態でサービスしています。いろいろ試しに接続してみましたが、どれも比較的安定して利用できました。また、例えばお店のフリー無線であれば、店外に出るとしっかり範囲外になるという、きっちりとした電波範囲のコントロールがなされているのも印象的でした。ホテル無線も利用できたので、私の10.1インチタブレットはもはや電子書籍専用機ではなくなりました。毎日映画などをストリーミング鑑賞していました(結局引きこもり?)。

日本の公衆無線LANサービス

--------------------------------------------------------------------------------
翻って、日本の公衆無線LANサービスはどうでしょうか。どちらかというと、各キャリア契約の「おまけサービス」といった位置づけの物がほとんどではないかと思います。つまり、何かしらの契約が必要ですよね。たまにフリーの物もありますが、現状は安定した利用が可能、とは言えないケースが多いと感じます。例えば駅などで利用できるサービス。これ、接続してみると、駅ではつながるのですが駅間では電波が弱くて実用に堪えません。電車移動中の暇な時間にアクセスができないと、あまり意味がないですよね。。。

日米公衆無線LAN利用形態の相違はなぜ生まれるか、何をもたらすか

この続きは以下をご覧ください
(リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]